「サンフランシスコ空港にコインロッカーはある?」
「乗り継ぎの数時間、スーツケースを置いて身軽になりたい」
「最終日にホテルをチェックアウトしたあと、荷物はどこに置けばいい?」
「ターミナルが分かれているけど、預かり所はどこ?」
「市内で預けるのと空港で預けるの、どっちが安い?」
先に答えを書きます。サンフランシスコ国際空港(SFO)に、日本の駅にあるようなセルフサービスのコインロッカーはありません。アメリカの空港では2001年の同時多発テロ以降、ロッカーが姿を消しました。SFOも例外ではありません。
そのかわり、インターナショナルターミナルにある「Airport Travel Agency」という有人カウンターが荷物を預かってくれます。ノートPCサイズなら1時間7ドル・24時間15ドル、29インチのスーツケースなら1時間10ドル・24時間35ドルという料金です。
この記事では、預かり所の場所・サイズ別の料金・営業時間・市内で預ける選択肢・アメリカ乗り継ぎ特有の落とし穴を整理します。
✅ この記事でわかること
- 🔒コインロッカーはない、という結論アメリカの空港からロッカーが消えた理由と、代わりになるもの
- 💵サイズ別の料金表ノートPCから29インチスーツケース、ゴルフバッグ・自転車まで
- 🚉市内で預けるという選択肢ユニオンスクエア周辺の相場と、BARTでの往復時間
- 🛂アメリカ乗り継ぎ特有の落とし穴乗り継ぎでも入国審査と荷物受け取りが必要になる理由
- ⚠️まぎらわしい情報の見分け方「セルフサービス手荷物」はロッカーではありません
先にこれだけは。SFOにセルフのコインロッカーはありません。預けたいならインターナショナルターミナルの Airport Travel Agency(毎日6:00〜23:00)へ行きます。
国内線ターミナル(Terminal 1・2・3)側には、預かり所の案内がありません。ユナイテッドやアラスカで国内線に乗る人も、インターナショナルターミナルまで移動する前提で考えてください。移動は無料のAirTrainで、1周9分の路線が24時間、約4分間隔で走っています。
SFOにコインロッカーはありません
日本から行く人がいちばん驚くのがここです。アメリカの空港には、日本の駅や空港のようなセルフサービスのコインロッカーが基本的に置かれていません。2001年の同時多発テロ以降、セキュリティ上の理由で撤去されたまま復活していないためです。SFOも同じで、荷物を置きたければ有人カウンターに預けることになります。
まぎらわしい表現に注意してください。SFOのターミナル1(ハーヴェイ・ミルク・ターミナル)には「セルフサービス手荷物ステーション」という設備があります。これは航空会社のセルフチェックイン・手荷物預け機のことで、荷物を一時保管するロッカーではありません。
また、航空会社の空港案内ページに「コインロッカー」という項目名で施設が並んでいることがありますが、実体は有人の預かり窓口を指している可能性があります。アイコンや項目名だけで「セルフロッカーがある」と判断しないでください。
Airport Travel Agency|SFOで荷物を預けられる場所
SFOで荷物を預けるなら、インターナショナルターミナルにある Airport Travel Agency です。旅行代理店を兼ねた総合カウンターで、荷物預かりのほかシャワー、仮眠室、洗濯機、荷物のラッピング、宅配便の取次ぎまで扱っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | Airport Travel Agency |
| 場所 | インターナショナルターミナル(Gゲート側の案内が多い) |
| 営業時間 | 毎日 6:00〜23:00 |
| 電話 | (650) 821-1320(空港内の館内電話からは *1112) |
| 荷物以外 | シャワー、仮眠室、洗濯機・乾燥機、荷物ラッピング、宅配取次ぎなど |
← 横にスクロールできます / 運営会社の公式サイトの記載にもとづきます
階数は、案内によって「アッパーレベルのG側」「出発階のGゲート付近」など表現が分かれています。ターミナル内ではGゲート側を目指し、案内表示かインフォメーションで確認するのが確実です。
サイズ別の料金|1時間いくら、24時間いくら
料金は荷物のサイズごとに決まっています。運営会社が公表している金額です。
| 荷物 | 1時間 | 24時間 |
|---|---|---|
| ノートPC・ブリーフケース(16インチまで) | 7ドル | 15ドル |
| 小型スーツケース | 8ドル | 20〜25ドル |
| 25〜28インチのスーツケース | 9ドル | 30ドル |
| 29インチのスーツケース | 10ドル | 35ドル |
| ゴルフバッグ・スキー・ペットケージ | - | 35ドル |
| サーフボード(6フィート/7フィート/それ以上) | - | 35/40/60ドル |
| 自転車 | - | 40ドル |
← 横にスクロールできます / 為替や税の扱いは現地の表示に従ってください。金額は変わることがあります
公表されていないこと:最長で何日預けられるか、支払い方法(現金が使えるか)、サイズや個数の上限は、運営会社のページに書かれていません。バイオリンやカヤックも預かった実績があると書かれている一方で、上限の数値は示されていません。特殊な荷物や長期の預け入れは、事前に電話で確認するのが確実です。
ターミナルが分かれています|AirTrainでの移動
SFOはターミナルが4つに分かれています。預かり所があるのはインターナショナルターミナルだけなので、自分がどこに着くか・どこから出るかを先に確認しておくと動きやすくなります。
| ターミナル | 主な航空会社 |
|---|---|
| ハーヴェイ・ミルク ターミナル1 | アラスカ、アメリカン、デルタ、ジェットブルーなどの国内線 |
| ターミナル2 | サウスウエスト、エアカナダ、ハワイアンなど |
| ターミナル3 | ユナイテッドの国内線 |
| インターナショナルターミナル A | JAL、エールフランス、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空など |
| インターナショナルターミナル G | ANA、シンガポール航空、ルフトハンザなどスターアライアンス系 |
← 横にスクロールできます / 就航状況は変わります。搭乗券の表示を優先してください
ターミナル間の移動は無料のAirTrainです。レッドラインが主要ターミナルを1周9分で回り、24時間・約4分間隔で運行しています。ブルーラインはレンタカーセンターや長期駐車場を含む1周25分の路線です。
Airport Travel Agencyは、一般の人が使える有人カウンターなので保安検査の外側(誰でも入れる側)にあると考えられますが、はっきりした案内はありません。保安検査を通ってから預けに行く前提で動かないほうが安全です。
市内で預けるという選択|ユニオンスクエア周辺とBART
最終日にホテルをチェックアウトして夜の便まで市内を歩きたい、というケースなら、空港まで戻らずに市内で預けるほうが合理的です。サンフランシスコには荷物預かりを仲介するサービスがいくつもあり、ユニオンスクエア周辺にも拠点があります。
| サービス | 表示価格の目安 |
|---|---|
| Radical Storage | 市内 1日2.50ドルから。ユニオンスクエア周辺は1個4.90ドル前後 |
| Stasher | ユニオンスクエアで4.99ドルから |
| Vertoe | 1個2.95ドルから(ページ内で表記に揺れがあります) |
← 横にスクロールできます / これらは店舗を仲介するプラットフォームの表示価格です。実際の預け先はカフェや商店になります
値段だけ見れば市内のほうが圧倒的に安いです。29インチのスーツケースを空港に24時間預けると35ドルですが、市内なら1日5ドル前後です。
ただし空港との往復が発生します。SFOと市内はBARTで結ばれていて、所要は約30分、ダウンタウンまで片道11.15ドルです。往復すると1時間と22.30ドル。荷物を持って一度市内に出るなら市内で預ける、空港に戻ってくるだけなら空港で預ける、という切り分けになります。
アメリカ乗り継ぎの落とし穴|乗り継ぎでも荷物を受け取ります
ここは日本からの旅行者がいちばん誤解しやすいところです。アメリカには、他の国のような「入国せずに乗り継げる国際線トランジットエリア」が基本的にありません。国際線から国際線への乗り継ぎであっても、最初に着いた空港で入国審査と税関を通り、預けた荷物をいったん受け取って預け直すことになります。
荷物預かりとの関係:この仕組みのおかげで、乗り継ぎでも一度は荷物を手にする場面があります。次の便まで時間が空くなら、そこで預けて身軽になるという判断ができます。
逆に言うと、入国審査の列と荷物の受け取りに時間を取られます。預け荷物がある乗り継ぎでは最低2時間、できれば3時間以上を見ておくのが一般的な目安とされています。乗り継ぎ2時間で市内に出る計画は、現実的ではありません。
あわせて読みたい関連記事:同じアメリカ西海岸のロサンゼルス空港も、SFOと同じくコインロッカーがない空港です。サンフランシスコで過ごす時間の使い方は、治安の記事と観光モデルコースも参考になります。
サンフランシスコ空港の荷物預かり よくある質問
まとめ|SFOにロッカーはなし・預けるならインターナショナルターミナル
この記事のポイント
- SFOにセルフサービスのコインロッカーはない
- 預けるならインターナショナルターミナルの Airport Travel Agency(毎日6:00〜23:00)
- 料金はサイズ別。ノートPC 24時間15ドル、29インチのスーツケース24時間35ドル
- ターミナル1・2・3には預かり所の案内がない。AirTrainで移動する前提で
- 正確な階数と、保安検査の内外どちらかは確認できていない。Gゲート側を目指して現地確認を
- 最長預入期間・支払い方法・サイズ上限は公表されていない
- 市内なら1日5ドル前後だが、BART往復に1時間と22.30ドルかかる
- アメリカは乗り継ぎでも入国審査と荷物受け取りが必要。預け荷物ありなら最低2時間、理想は3時間以上
- 「セルフサービス手荷物ステーション」はチェックイン機であってロッカーではない
✈️ 海外旅行の航空券・ホテル・現地ツアーをまとめて予約する
初心者はサポートの手厚いツアーが安心です。













