「TDACの住所・ホテル・郵便番号はどう書く?」「家族分はまとめて申請できる?」
タイ入国に必要になったのが「タイデジタル到着カード(TDAC)」です。これまでのように機内で紙のカードを書くのではなく、出発前にオンラインで登録するのが必須になりました。
この記事では、TDACとは何か、そして具体的な登録手順を、住所欄の書き方からトランジット時の扱い、家族のまとめ申請、登録内容の修正方法まで順番に解説します。あわせて、2026年9月15日に変わったビザ免除の滞在日数も整理します。
✅ この記事でわかること
- 🔄TDACと旧TM6の違い、誰が必要・不要なのか
- 📅【重要】TDACは何日前から?料金・公式サイト
- ✍️【書き方】住所・ホテル・郵便番号・フライト情報の入力方法
- 👨👩👧トランジット・子ども・家族10人までのまとめ申請
- 🔧修正・QRコード・メール未着・空港キオスクの対処法
- 🛂スワンナプーム空港の入国自動化ゲートの最新状況とTDACとの違い
先に結論|TDACで迷いやすい5つの答え
- 提出は無料。公式サイト以外の有料代行は使う必要がありません
- 提出できるのは到着日を含む3日以内(最大72時間前から)
- 入国審査を通らない乗り継ぎは不要。市内へ出る・空港近くに泊まるなら必要です
- 家族は最大10人までまとめて申請できます(子ども・赤ちゃんも1人としてカウント)
- 2026年9月15日からビザ免除の滞在は30日。TDACの提出義務そのものは変わりません
⚠️ 2026年9月15日から、ビザ免除の滞在日数が30日になりました
タイ政府観光庁の発表によると、日本を含む60の国・地域を対象に、ビザ免除で滞在できる日数が9月15日から30日になりました(これまでの60日措置は同日で終了)。改正前に入国した人は、すでに許可された滞在期限まで滞在できます。TDACの提出が必要なことは変わりません。1週間程度の旅行なら影響はありませんが、1か月を超える滞在を予定している人はビザの検討が必要です。
「15日に短縮される」と読める情報も出回っていますが、15日の区分はセーシェルとモーリシャスの2カ国だけで、日本は含まれません。また陸路でタイに入る場合、この30日ビザ免除は原則として1暦年に2回までという制限が付きます(マレーシア・ブルネイ・インドネシア・シンガポール国籍は対象外)。空路には回数制限はありません。
トランジットの扱いは条件で変わります。入国審査を通らない乗り継ぎはTDAC不要で、タイに入国する場合は必要です。乗り継ぎ時間の使い方は別記事にまとめています。
乗り継ぎ時間が3時間・6時間・12時間・24時間のとき、市内へ出ていいかを時間別に判断できます。
TDACとは?タイ入国カード・TM6との違い【2026年最新情報】

まず、多くの人が混乱しているであろう「TM6」との関係性から整理します。
- TM6(紙の出入国カード):従来使われていた紙の入国カード。TDAC導入により、外国人旅行者の通常の入国申告はオンラインTDACへ移行しました。
- TDAC(Thailand Digital Arrival Card):2025年5月1日から導入されたオンライン到着カード。空路・陸路・海路でタイへ入国する外国人が原則対象です。
つまりTDACは、廃止された空路のTM6のデジタル版後継にあたり、さらに空路・陸路・海路すべての入国経路で必須になったと理解すると分かりやすいです。目的は、入国手続きをよりスムーズにし、デジタル化することにあります。
TDAC登録の基本情報まとめ
- 開始日
- 2025年5月1日 午前0時以降のタイ到着便から
- 対象者
- タイ国籍者を除く、タイへ入国する外国人旅行者。空路・陸路・海路が対象。入国審査を通らないトランジットは不要です。
- 登録期間
- タイ到着日を含む3日以内(最大72時間前から)。例:5月10日到着なら5月8日から提出可能です。
- 料金
- 無料。公式サイトで手数料はかかりません。
TDACのQRコードは到着後にスマホで表示・再確認する場面が多く、空港のWi-Fiが不安定だと手間取ります。到着直後から使えるeSIMを日本で入れておくと安心です。
スワンナプーム空港の入国自動化ゲート|日本人はいつから使える?
スワンナプーム空港では、外国人旅行者が到着時に利用できる入国自動化ゲート(Arrival Automatic Channel)の対象拡大が進められています。2026年8月17日のタイ政府発表を伝える報道では、従来のシンガポール・香港に加えて31の国・地域を追加し、合計33の国・地域へ拡大する方針です。
日本が追加対象に含まれるとの報道が出ていますが、追加される国・地域の正式な一覧や利用条件(タイ入国歴の有無など)は、タイ入国管理局の公式発表で確認できていません。現段階で「日本人が必ず利用できる」と断定せず、空港では係員の案内とゲート前の対象表示を確認してください。
いつから開始?対象者の条件は?
導入は機器・安全確認・生体認証システムの準備状況に応じて段階的に進められる見込みで、開始時期・対象レーン・対象空港は変更される可能性があります。
報道と現在の外国人向け到着自動化ゲートの運用を踏まえると、利用には次の条件が想定されます。
- ICチップ入りの有効な電子パスポートを持っている
- 対象となる国・地域の旅券で、入国条件を満たしている
- 顔写真や指紋などの生体情報が登録済みである
- 過去に同じ現行パスポートでタイへ入国し、入国記録が確認できる
初めてタイを訪れる人、パスポートを更新したばかりの人、生体情報が未登録の人は、有人の入国審査カウンターで登録・審査を受ける想定です。対象旅券でも、読み取りエラーやシステム停止、係員の判断によって有人カウンターへ案内される場合があります。
自動化ゲートを使ってもTDACは必要
- TDAC
- 入国前に、旅行者情報・便名・タイでの滞在先などをオンライン提出するデジタル到着カード
- 入国自動化ゲート
- 空港到着後、パスポートと生体情報を機械で照合して入国審査を行うレーン
この2つは役割が異なります。自動化ゲートの対象者になっても、TDACの事前提出は原則必要です。「自動化ゲートを利用すればTDACは不要」と誤解しないようにしてください。
到着ゲートと出国ゲートを混同しない
スワンナプーム空港では、外国人の電子パスポート所持者を対象にした出国時の自動化ゲートはすでに運用されています。今回拡大が報じられているのは、タイへ入るときの到着・入国側です。出国時に使えた人でも、到着時に必ず使えるとは限りません。
日本から出発する前に準備すること
- 到着日を含む3日以内に、公式サイトからTDACを無料で提出する
- TDACのQRコードをスマホへ保存し、パスポートと一緒にすぐ出せるようにする
- 到着後は「Automatic Channel」の表示と係員の案内を確認する
- 日本旅券が正式な対象と確認できない場合や初回訪問時は、有人カウンターへ進む
参考:タイ政府発表を伝えるBernama(2026年8月17日)、在香港タイ王国総領事館の到着e-Channel案内
TDACの登録方法・書き方|住所・ホテル・郵便番号まで入力例で解説
それでは、実際の登録手順を見ていきましょう。
スマートフォンやPCから、5〜10分程度で完了します。
Step1:TDAC公式サイトへアクセス|登録は無料
以下のタイ入国管理局の公式サイトから手続きを行います。
TDACはスマホ・PCから申告できます。公式FAQでは、必要情報が揃っていれば1人あたり約3〜5分が目安です。
検索すると、高額な手数料を取る悪質な代行サイトが表示されることがあります。TDACの登録は完全に無料です。必ず公式サイト「https://tdac.immigration.go.th/」から手続きを行ってください。
Step2:個人情報・フライト・住所・ホテルを入力する
サイトの指示に従い、パスポートや航空券、ホテルの予約確認書などを見ながら、以下の情報を英語で入力します。
- 個人情報:氏名、国籍、生年月日、パスポート番号、居住国など
- 到着情報:到着日、便名/車両番号、搭乗国、入国手段など
- 宿泊情報:宿泊タイプ、Province、District/Area、Sub-District/Sub-Area、郵便番号、住所など
- 健康申告:必要な場合、過去2週間の滞在国など
- メールアドレス:TDAC・QRコードを受け取るために使用
現在の公式ガイドではタイ国内の宿泊情報を入力することは明記されていますが、「複数ホテルなら必ず最初のホテルを書く」といった統一ルールまでは確認できません。入力時点の宿泊情報を正確に申告し、ホテルや旅程が変更になった場合は入国前にUpdate Arrival Cardで修正してください。
ホテルを複数予約している場合はどう入力する?
TDACは2025年3月のシステム更新で、選択したProvinceとDistrictに基づいてPost Codeの既定値を自動表示する仕様になっています。郵便番号が分からない場合は、先にホテルの県・区を正しく選択し、表示された郵便番号が予約確認書の住所と一致するか確認してください。
TDACの郵便番号がわからない場合
| TDAC項目 | 入力の考え方 |
|---|---|
| Type of Accommodation | Hotel、Hostel、Apartmentなど実際の宿泊タイプを選択 |
| Province | Bangkok、Phuket、Chiang Maiなど宿泊先の県 |
| District / Area | ホテル住所に対応する区・地域を選択 |
| Sub-District / Sub-Area | 候補から宿泊先住所に一致する地域を選択 |
| Post Code | 選択したProvince・Districtに応じてシステムが既定値を表示する仕様 |
| Address | ホテル公式の英語住所を参考に、番地・道路名・建物名などを入力 |
TDACの住所の書き方|ホテル住所は英語で入力
「TDAC 住所 書き方」で迷う場合は、予約サイトの日本語住所をそのまま直訳するより、ホテル公式サイトや予約確認書にある英語住所を見ながら入力するのが確実です。
Step3:送信してTDAC・QRコードを保存
すべての入力が完了し、提出すると、通常はQRコードなどが表示された完了画面になります。
この画面は、念のためスクリーンショットを撮ってスマートフォンに保存しておくことを強くおすすめします。
(※登録完了メールが届く場合もありますが、サーバーの状況によっては届かないこともあるため、画面の保存が確実です)
メール未着対策:提出直後に表示されるTDACをその場でダウンロードし、QRコードをスクリーンショット保存しておくと安心です。
また、TDAC用キオスクはスワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、ハジャイの5空港に設置されています。キオスクで提出した場合は、画面に表示されたQRコードを撮影できます。
「TDAC QRコード こない」「TDAC メール 届かない」で困った場合、公式FAQではQRコードをメールで受け取れなかった場合は入国審査チェックポイントの入国管理官へ連絡するよう案内しています。
TDACのQRコード・メールが届かない|空港キオスクは5空港
修正できない項目を間違えた場合は、正しい情報で新しいTDACを提出します。同一人物が複数回提出した場合、公式システムでは最新の提出内容が有効とされています。
| 項目 | 修正 |
|---|---|
| ホテル・住所・フライトなど | Update Arrival Cardで修正可能 |
| 氏名・パスポート番号・国籍・生年月日 | 公式FAQでは更新不可→正しい内容で新規提出 |
提出後にホテル・フライトなどが変わった場合は、公式サイトの「Update Arrival Card」から入国前に修正できます。
TDACは子供・赤ちゃんも必要?家族は最大10人まとめて申請可能
家族旅行:代表者が家族・子どものTDACを代理入力できます。赤ちゃんにもTDACは必要ですが、家族全員を最大10人までまとめて提出できます。
公式システムには「Add Other Travelers(他の旅行者を追加)」があり、1回のグループ申請で最大10人まで追加できます。同じ旅行情報・宿泊情報なら「Same as Previous Traveler」を使って前の旅行者の内容を再利用できます。
TDACは子ども・赤ちゃんを含むすべての外国人旅行者が対象です。ただし、1人ずつ別々に最初から申請する必要はありません。
TDACはトランジット・乗り継ぎでも必要?
判断基準は、乗り継ぎ時間の長さではなく、タイの入国審査を通るかどうかです。空港の制限区域内だけで次の便へ乗り継ぎ、タイへ入国しない場合はTDAC不要です。一方、荷物の受け取りやホテル宿泊、空港間移動などで入国審査を通る場合はTDACが必要です。
| 乗り継ぎ | TDAC |
|---|---|
| 空港の制限区域内で乗り継ぎ・入国審査を通らない | 不要 |
| 入国審査を通る・空港から出る・タイに一度入国する | 必要 |
| 預け荷物を受け取って再チェックインする | 原則必要 |
| スワンナプーム空港からドンムアン空港へ移動する | 必要 |
| 乗り継ぎの途中でバンコク市内へ出る・空港ホテルに宿泊する | 必要 |
別切り航空券・荷物の受け取りがある人は要注意
航空券を別々に購入している場合や、航空会社から「バンコクで荷物を受け取り、もう一度チェックインしてください」と案内された場合は、通常は入国審査を通ります。乗り継ぎ便の搭乗券が発行済みか、荷物が最終目的地まで預けられるかを出発空港で確認してください。
同じ空港内の乗り継ぎでも、次の便がタイ国内線ならタイへ入国するためTDACが必要です。反対に、国際線から国際線へ制限区域内で乗り継ぐだけなら不要です。判断できない場合は、利用航空会社へ「バンコクでタイの入国審査を通る旅程か」を確認するのが確実です。
TDACのよくある質問|忘れた・空港・家族・修正・印刷
質問をタップすると回答が開きます。
まとめ|TDACは住所・家族・トランジット・修正まで確認して入国前に提出
「また手続きが増えて面倒だな」と感じるかもしれませんが、TDACは一度やってしまえば簡単な作業です。機内で慌てて紙のカードを書く必要がなくなり、事前にスマホで済ませておけば当日はスムーズに入国できるようになった、と捉えることもできます。
スワンナプーム空港では到着時の入国自動化ゲート拡大も予定されていますが、日本人の正式な利用開始が確認できるまでは有人審査を前提に準備し、TDACを忘れず提出してください。
ポイント
- TDACは無料。公式サイト以外の有料代行を使う必要はありません
- 提出できるのは到着日を含む3日以内(最大72時間前から)
- 入国審査を通らない乗り継ぎは不要。入国するなら必要です
- 家族は最大10人までまとめて申請できます
- 2026年9月15日からビザ免除の滞在は30日(日本を含む60の国・地域)。TDACの提出義務は変わりません
- 入国自動化ゲートは日本人の対象化が正式発表されるまで有人審査を前提に
暁の寺「ワット・アルン」完全ガイド
巨大涅槃像「ワット・ポー」攻略法
2025年最新モール「Central Park」詳細
チャトチャック市場 完全ガイド













