「天橋立に行くけど、周辺にも見どころってあるのかな?」
「伊根の舟屋ってどんなところ?天橋立から近いの?」
「せっかくだから、近くの温泉にも泊まりたい!」
日本三景のひとつ、京都府北部の絶景「天橋立」。しかし、その魅力は天橋立だけにとどまりません。
少し足を延ばせば、日本の原風景が残る「伊根の舟屋」や、風情ある温泉街「城崎温泉」まで訪れることができるのです。
この記事では、天橋立を拠点に「海の京都」エリアと兵庫の名湯を巡る、1泊2日のドライブモデルコースを提案します。
各スポットの見どころからアクセス、写真映えポイントまで、実際に旅した筆者が徹底的にガイドします!
この記事でわかる!海の京都 満喫プラン
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日本三景「天橋立」の楽しみ方
絶景ビューランドからの眺めや、「股のぞき」の正しいやり方を解説。 - 🛶
日本のヴェネツィア「伊根の舟屋」の魅力
まるで時が止まったかのような、美しい舟屋群の風景をご紹介。 - ♨️
浴衣で外湯めぐり「城崎温泉」の風情
7つの外湯の魅力や、温泉街散策の楽しみ方をガイドします。
1. 日本三景「天橋立」の絶景をビューランドから楽しむ
まずは旅の起点、日本三景のひとつ「天橋立」へ。
全長約3.6kmの砂州に約8,000本もの松が生い茂る珍しい地形で、天に架かる橋のように見えることからその名が付きました。
この絶景を堪能するなら、展望所「天橋立ビューランド」からの眺めがおすすめです。リフトかモノレールで山を登ると、龍が天に昇るように見える「飛龍観」と呼ばれる景色が広がります。
ここでの名物は、なんといっても「股のぞき」。逆さまに見ることで、天と地が逆転し、まさに龍が天へ舞い上がるかのような幻想的な光景が楽しめます。
ビューランド内には、かわらを投げて輪を通す「かわらけ投げ」や、小さな観覧車、サイクルカーなどもあり、子供から大人まで楽しめます。


天橋立の上を歩いてみよう
展望台からの景色を楽しんだ後は、実際に天橋立の松並木を歩いてみるのもおすすめです。
全長3.6kmを歩き通すのは大変ですが、レンタサイクルを利用すれば潮風を感じながら気持ちよく散策できます。
2. 日本のヴェネツィア「伊根の舟屋」へ
天橋立から車で約30分。次に目指すのは、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている「伊根の舟屋」です。
海に面して建てられた舟屋が約230軒も立ち並ぶ風景は、まるで日本のヴェネツィア。1階が船のガレージ、2階が住居という独特の造りで、海と共に生きる人々の暮らしを垣間見ることができます。
遊覧船に乗って海上から舟屋を眺めるのが定番の楽しみ方。透き通ったエメラルドグリーンの海と、風情ある舟屋のコントラストは息をのむ美しさです。
⚠️ 観光のマナー
舟屋は実際に人々が暮らす生活の場です。観光の際は、住民の方々のプライバシーに配慮し、静かに散策を楽しみましょう。
3. 浴衣で外湯めぐり!兵庫の名湯「城崎温泉」へ
伊根からさらに車で約1時間半。この日の宿は、県を越えて兵庫県の名湯「城崎温泉」へ。
平安時代から1300年の歴史を持つこの温泉地は、柳並木と太鼓橋が架かる大谿川(おおたにがわ)沿いに風情ある旅館が立ち並びます。
城崎温泉の最大の魅力は「外湯めぐり」。
旅館にチェックインしたら、色浴衣と下駄に着替えて、個性豊かな7つの外湯を巡るのが正装です。
おすすめの外湯
- 一の湯:天然の岩を利用した洞窟風呂が名物。
- 御所の湯:滝を眺められる露天風呂が楽しめる、最も新しい外湯。
- さとの湯:駅に最も近く、最上階の展望露天風呂からの眺めが最高。
夜になると温泉街はライトアップされ、浴衣姿の人々が行き交う幻想的な風景が広がります。
まとめ:天橋立から足を延ばして、特別な旅を
日本三景「天橋立」の絶景、時が止まったかのような「伊根の舟屋」、そして浴衣でそぞろ歩きが楽しい「城崎温泉」。
この3ヶ所を巡れば、ただの観光では終わらない、日本の美しさと文化を深く感じられる特別な旅になるはずです。
少し欲張りなモデルコースですが、車があれば効率よく回ることができます。次の休日は、海の京都と兵庫の名湯を巡るドライブ旅行に出かけてみませんか?
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