「バンコクで一番有名な寺院、ワットプラケオに行きたいけど、服装が厳しいって本当?」
「入場料はいくら?チケットの買い方は?」
「最寄り駅からの行き方は?トゥクトゥクに乗っても大丈夫?」
タイ・バンコク観光のハイライトといえば、王宮エリアにある「ワットプラケオ(Wat Phra Kaew)」。
通称「エメラルド寺院」とも呼ばれ、バンコク三大寺院の中でも最も格式高い、煌びやかな黄金の寺院です。
しかし、その格式の高さゆえに「服装チェックが厳しい」「入場料が高い」「広すぎて回り方が分からない」といった悩みもつきもの。
ご安心ください。この記事一本で、ワットプラケオ観光のすべてが分かります!
この記事では、実際に現地を訪れた筆者が、絶対に入場拒否されないための服装ルールから、MRT(地下鉄)やトゥクトゥクを使ったアクセス方法、そして黄金に輝く仏塔やエメラルド仏などの見どころまで、写真たっぷりで徹底的にガイドします。
さあ、タイの至宝を巡る旅へ、準備万端で出かけましょう!
この記事でわかる!ワットプラケオ攻略法
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【最重要】服装チェックをクリアするポイント
ショートパンツやノースリーブはNG!入場拒否されないための服装ルールを具体的に解説します。 - 🕌
【見どころ】黄金の仏塔とエメラルド仏
広大な敷地の中で絶対に見ておくべきスポットや、写真映えするポイントを厳選して紹介。 - 🛺
【アクセス】MRTとトゥクトゥク活用術
最寄り駅からの行き方や、トゥクトゥクに乗る際の交渉術・注意点もリアルな体験談でお伝えします。
【最重要】ワットプラケオの服装ルールと入場料
ワットプラケオは王室の守護寺院であり、タイで最も神聖な場所です。そのため、他の寺院に比べて服装規定(ドレスコード)が非常に厳しく設定されています。
入場拒否も!NGな服装リスト
🆖 絶対に避けるべき服装
- ノースリーブ、タンクトップ、キャミソール(肩が出る服)
- ショートパンツ、ミニスカート(膝が見える服)
- ダメージジーンズ(穴あきパンツ)
- へそ出し、シースルー(露出が多い服)
- タイトすぎるパンツ(レギンスなど)
入口には監視員がいて、服装をチェックしています。NGと判断されると入場できません。
もし服装が不適切な場合は、入口付近のお店でタイパンツなどを購入するか、有料で服をレンタルする必要があります。時間を無駄にしないためにも、最初から適切な服装で向かいましょう。
※サンダル(かかとがない靴)は基本的にOKですが、脱げやすいものは避けたほうが無難です。
入場料と営業時間
- 入場料: 500バーツ(約2,100円 ※レートにより変動)
- 営業時間: 8:30 ~ 15:30(最終入場)
他の寺院(ワットポー200バーツ、ワットアルン100バーツ)に比べると高額ですが、それだけの価値とスケールがある場所です。
また、閉門時間が15:30と非常に早いので、午前中の涼しいうちに訪れるのがベストです。
ワットプラケオ(王宮)への行き方・アクセス
ワットプラケオへは、MRT(地下鉄)とタクシー、または水上バスを使ってアクセスするのが一般的です。
① MRT(地下鉄)で行く【一番おすすめ】
現在、最も便利で分かりやすいのはMRTブルーラインを利用する方法です。
- 最寄り駅: MRT「サナームチャイ駅(Sanam Chai)」
- 行き方: 1番出口から地上へ出て、徒歩約10〜15分。
② トゥクトゥクで行く【旅の思い出に】
「せっかくタイに来たならトゥクトゥクに乗りたい!」という方も多いでしょう。
私もMRTファランポーン駅からトゥクトゥクを利用しました。
料金は交渉制で、私の時は200バーツ(約840円)でした。(※相場より少し高めかもしれませんが、観光価格として割り切りました)
風を切って走る開放感や、スリリングな運転は日本では味わえない体験です。一度は乗ってみる価値がありますよ!
⚠️ トゥクトゥクの注意点
「今日はワットプラケオは休みだ」「別のいい場所に連れて行く」と言って、宝石店やスーツ仕立て屋に連れて行こうとする悪質なドライバーもいます。甘い言葉には乗らず、「ワットプラケオに行きたい」と強く伝えましょう。
また、正門から遠い場所で降ろされることもあるので、Googleマップで現在地を確認しながら乗るのがおすすめです。
黄金に輝く!ワットプラケオの見どころ徹底解説
チケットを購入して中に入ると、そこはまさに黄金の世界。圧倒的なスケールと煌びやかさに息を呑みます。
1. 回廊の壁画と黄金の仏塔
まず目に飛び込んでくるのが、壁一面に描かれた「ラーマキエン物語」の壁画です。
そして、その先にはワットプラケオの象徴とも言える黄金の仏塔「プラ・シー・ラタナ・チェディ」がそびえ立ちます。
この仏塔は、アユタヤのワット・プラ・シー・サンペットを模して建てられたもので、仏舎利(仏陀の遺骨)が納められていると言われています。
太陽の光を浴びて金色に輝く姿は、まさに圧巻の一言です。
2. エメラルド仏が鎮座する「本堂」
敷地の中央にあるのが、最も重要な建物である「本堂」です。
ここには、翡翠(ヒスイ)で作られた「エメラルド仏」が祀られています。
本堂内は土足厳禁・撮影禁止。靴を脱いで上がります。
静寂に包まれた堂内で、高い祭壇の上に鎮座するエメラルド仏を拝む時間は、心が洗われるような特別な体験です。
季節(暑季・雨季・乾季)によって衣替えをするのも有名で、その儀式は国王自らが行います。
3. アンコールワットの模型
境内の一角に、なぜかカンボジアの「アンコールワット」の模型があります。
これはラーマ4世が、当時の属国であったカンボジアのアンコールワットに感銘を受け、その素晴らしさを伝えるために作らせたものだそう。
非常に精巧に作られており、歴史的な背景を感じさせるスポットです。
4. チャックリー・マハープラサート宮殿
寺院エリアを抜けると、王宮エリアに入ります。
ここで一際目を引くのが「チャックリー・マハープラサート宮殿」です。
基本は西洋風の建築ですが、屋根だけはタイ風という独特なスタイル。これは、当時の西洋文化への憧れとタイの伝統を守る意志が融合した結果だと言われています。
近くには衛兵さんが立っていることもあり、一緒に写真を撮ることもできます(触れるのはNG)。
ワットプラケオでの写真映えスポット
境内はどこを切り取っても絵になりますが、特に美しい装飾や像に注目して撮影するのがおすすめです。
黄金の半人半鳥像(キンナリー)や、色鮮やかなタイルで装飾された柱など、細部までこだわり抜かれた美しさをぜひカメラに収めてください。


入口付近にある巨大な鬼(ヤック)の像も迫力満点です。
まとめ:バンコク観光でワットプラケオは外せない!
ワットプラケオは、タイの歴史、文化、そして信仰の深さを肌で感じられる素晴らしい場所です。
黄金に輝く建物群は圧巻の一言。入場料は安くはありませんが、それ以上の感動が得られること間違いありません。
バンコクに来たら、まずはこの「王宮」を訪れて、タイという国の熱気と美しさを体感してみてください。
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