「ウィーン空港にコインロッカーはある?」
「料金はいくら?他の空港と比べて高い?」
「深夜に着くけど、預かり所は開いてる?」
「CATで市内まで16分って聞いたけど本当?」
「ターミナル2ってどこ?案内に出てこない」
先に結論です。ウィーン空港の公式サイトに、セルフサービスのコインロッカーは載っていません。ただし有人カウンターについては、他の空港と違って料金まで公式にはっきり書かれています。手荷物1個なら1日€5.00です。
そしてこの空港には、いま日本語の記事がほぼ追いついていない変化が2つあります。ひとつは市内へのCity Airport Train(CAT)が工事のためバス代行運行になっていて、所要時間が16分ではなく21分になっていること。もうひとつはターミナルの呼び方が「1・1A・3」で、「ターミナル2」は現行の案内に出てこないことです。
この記事では、預かり所の場所・公式料金・最長18か月という預入期間・市内への現在の行き方を、ウィーン空港公式とオーストリア連邦鉄道の情報にもとづいて整理します。
✅ この記事でわかること
- 🧳公式に料金が出ています手荷物€5、預託荷物€10、衣類€3。1日あたりの明快な料金
- 🕧23:30以降は呼び出しボタン閉店ではなく、ボタンを押せば対応してもらえます
- 📅最長18か月ヨーロッパでも群を抜いて長い預入期間
- 🚆CATは今バス代行で21分日本語記事の「16分」は現在の運行状況と違います
- 🏷️ターミナルは1・1A・3「ターミナル2」は現行の公式案内に出てきません
先にこれだけは。預かり所はターミナル1とターミナル3にあり、営業は毎日5:30〜23:30。それ以降も呼び出しボタンで対応してもらえます。
料金は1暦日あたり、手荷物1個€5.00・預託荷物1個€10.00・貴重品保管庫€8.00・衣類1式€3.00。運営は空港会社そのものです。
コインロッカーは公式に載っていません
ウィーン空港公式の荷物サービスのページには、案内されているのは有人カウンターだけです。セルフサービスのロッカー(Schließfächer)の記載はありません。
「ロッカーはありません」と空港が明言しているわけではなく、公式の案内に載っていないという事実だけが確認できています。ただしウィーンの場合、有人カウンターの料金が公式に公開されていて分かりやすいので、ロッカーを探す理由があまりありません。
料金と場所|公式に金額が出ている数少ない空港です
運営はウィーン空港会社(Flughafen Wien)自身です。料金は1暦日あたりで計算されます。
| 預けるもの | 1暦日あたりの料金 |
|---|---|
| 手荷物 1個 | €5.00 |
| 預託荷物(大きいスーツケース)1個 | €10.00 |
| 貴重品保管庫 | €8.00 |
| 衣類 1式(ジャケット+靴+スカーフ+帽子) | €3.00 |
← 横にスクロールできます / ウィーン空港公式の記載にもとづきます
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ターミナル1とターミナル3 |
| 営業時間 | 毎日5:30〜23:30。それ以降は呼び出しボタンで対応 |
| 最長預入期間 | 18か月 |
| 支払い方法 | 公式ページに記載なし。現地で確認 |
| 連絡先 | services@viennaairport.com |
← 横にスクロールできます
「23:30で終わり」ではありません。公式には「それ以降は呼び出しボタンで対応」と書かれています。深夜着の便でも荷物を引き取れる可能性があるということです。ただし待ち時間は読めないので、深夜に取りに行く前提の計画は余裕を持ってください。
18か月というのは異例の長さです。フランクフルトが125日、ミュンヘンとチューリッヒが3か月なので、桁が違います。ヨーロッパを長期で回る人や、一度日本に帰ってまた戻ってくる人にとっては現実的な置き場所になります。
ターミナルは「1・1A・3」です
ウィーン空港の公式サイトは「ウィーンには3つのターミナルがあります。ターミナル1、ターミナル1A、ターミナル3です」と明記しています。「ターミナル2」はこの案内に出てきません。
- ターミナル1から B・C・Dゲートへ
- ターミナル3から F・Gゲートへ
- チェックイン機はターミナル1とターミナル3に設置
- 荷物預かりはターミナル1とターミナル3の両方
- ターミナル間の移動時間は公式に記載なし
日本語の記事で「ターミナル2」と書いてあるものを見たら、古い情報の可能性があります。搭乗券に書かれたターミナル表記と、現地の案内表示に従ってください。
市内への行き方|CATは今バス代行で21分です
ここが日本語の情報がいちばん追いついていないところです。City Airport Train(CAT)は軌道工事のため、2027年10月31日までバスによる代行運行になっています。ウィーン・ミッテ駅までの所要時間は21分です。
日本語のブログの多くが「CATで16分」と書いていますが、これは工事前の所要時間です。2026年9月時点の公式サイトは21分・バス代行運行中と案内しています。乗り継ぎの時間を計算するときは21分で見てください。
| 手段 | 所要 | 運賃 | 運行 |
|---|---|---|---|
| City Airport Train(CAT) | 21分(バス代行中) | €7.00〜(割引時)/通常は片道€14.90・往復€24.90という記載も | 5:30〜23:37。7〜19時は12分間隔、他は15分間隔。15歳未満は無料 |
| ÖBB(Railjet・Intercity) | ウィーン中央駅まで15分、マイドリング駅まで26分 | 公式ページに記載なし | 中央駅発5:42〜22:42の30分間隔/空港発6:33〜23:03と0:02 |
| S7(Sバーン) | 停車駅が多く時間がかかる | 安い | 4:00頃〜深夜過ぎ、30分間隔 |
← 横にスクロールできます / CAT運営会社とオーストリア連邦鉄道の公式にもとづきます。S7の所要時間と運賃は、券売機かÖBBの公式サイトで確認してください
急ぐならÖBBのRailjetが15分でいちばん速いです。CATがバス代行中の今は、鉄道のほうが所要時間で有利になっています。ウィーン中央駅に出るならこちらを検討してください。
市内で預けるなら|ウィーン中央駅のロッカー
オーストリア連邦鉄道(ÖBB)がウィーン中央駅の地下階にロッカーを置いています。約670個あり、非接触のカード決済に対応しています。
| サイズ | 寸法 |
|---|---|
| S | 12×41×62cm |
| M | 23×41×62cm |
| L | 47×41×62cm |
| XL | 71×41×62cm |
| XXL | 89×41×62cm |
| 3XL | 214×41×62cm |
← 横にスクロールできます / 料金は予約時の画面で確認してください
3XL(214cm)というサイズがあるのは珍しいです。スキー板やスノーボード、大型の楽器を持って移動する人には現実的な選択肢になります。
ウィーンで時間ができたら
ウィーン空港は市内まで15〜21分と近く、乗り継ぎでも市内に出やすい空港です。KlookとKKdayで空港送迎、ウィーンのコンサートや美術館のチケットが予約できます。
液体は2026年7月から全ゲートで2Lまでになりました
ウィーン空港は、ヨーロッパのなかでも空港全体で足並みがそろっている数少ない空港です。2026年7月3日から、すべてのセキュリティゲートで容器あたり2000mlまで持ち込めるようになりました。透明袋も不要です。
ただし乗り継ぎ先に注意してください。ウィーンで2Lのボトルを持って搭乗しても、乗り継ぎ空港が100ml制限なら、そこで捨てることになります。アムステルダム、バルセロナ、マドリード、パリはいずれも100mlのままです。
ウィーン空港の荷物預かり よくある質問
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ヨーロッパの他の空港の荷物預かりも同じ考え方で整理しています。
まとめ|手荷物1日€5・最長18か月・T1とT3
この記事のポイント
- 空港公式にセルフのコインロッカーの記載はない
- 有人カウンターはターミナル1とターミナル3、毎日5:30〜23:30
- 23:30以降も呼び出しボタンで対応してもらえる
- 料金は1暦日あたり手荷物€5・預託荷物€10・貴重品保管庫€8・衣類€3
- 最長18か月。ヨーロッパでも群を抜いて長い
- 支払い方法は公式に記載がなく確認できていない
- ターミナルは1・1A・3。「ターミナル2」は現行案内に出てこない
- CATは2027年10月31日までバス代行運行で21分。「16分」は古い情報
- 急ぐならÖBBのRailjetがウィーン中央駅まで15分で最速
- 液体は2026年7月3日から全ゲートで2Lまで。ただし乗り継ぎ先は別
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