「シンガポールの乗り継ぎで、話題のジュエル(Jewel)に行きたいけど荷物が…」
「空港にコインロッカーはある?料金は高い?」
「深夜便まで時間があるから、手ぶらで市内観光したい!」
世界一の空港と称されるシンガポール・チャンギ国際空港(SIN)。空港直結の複合施設「ジュエル」の滝を見たり、マーライオンを見に市内へ出たりと、トランジットの楽しみ方は無限大です。
しかし、大きなスーツケースを持っていては移動だけで疲れてしまいます。
ご安心ください。チャンギ空港には全ターミナルおよびジュエルに、24時間利用できる荷物預かり所があります!
この記事では、【2025年12月最新】の為替レートに基づいた料金表、全ターミナルの場所マップ、そして「24時間課金の罠」を回避する方法まで徹底解説します。
この記事を読めば、重い荷物から解放されて、シンガポール滞在を1分1秒まで無駄なく楽しめますよ!
この記事で、荷物の悩みはすべて解決!
- 📍
【場所】全ターミナル(T1-T4)完全マップ
おすすめは「ターミナル3・1階」。その理由とは? - 💰
【料金】2025年12月最新レート料金表
円安でも安心。サイズ別の日本円目安を掲載。 - ⚠️
【注意】預けられない物・24時間ルール
「1時間過ぎたら倍額?」知っておくべき課金の仕組み。
【結論】チャンギ空港にコインロッカーはある?
まず結論から言うと、チャンギ空港内にはセキュリティ上の理由から日本のような無人のコインロッカーはありません。
その代わり、「Baggage Storage (by Smarte Carte)」という有人カウンター式の荷物預かりサービスが、すべてのターミナル(T1, T2, T3, T4)およびジュエル(Jewel)に完備されています。
24時間営業(一部店舗を除く)で、パスポート確認を行うためセキュリティも万全です。
📍 チャンギ空港の荷物預かり所8カ所マップ
チャンギ空港には、「入国後の一般エリア」と「入国前の制限エリア」合わせて計8カ所の預かり所があります。自分の利用シーンに合わせて選びましょう。
① 一般エリア(パブリック)-入国して観光する人向け
| ランク | 場所 | 特徴・おすすめ理由 |
|---|---|---|
| 🥇 1位 |
ターミナル3 1階 到着ロビー |
【迷ったらココ】 MRT(電車)乗り場に近く、市内観光の拠点に最適。ジュエルへも徒歩圏内。 |
| 🥈 2位 |
Jewel 1階 ラウンジ付近 |
【ジュエル観光なら】 滝やショッピングメインならここ。T1到着ロビーから直結。 |
| 🥉 3位 |
ターミナル1 3階 出発ロビー |
T1利用時に便利だが、市内へ出るならT3へ移動したほうが楽。 |
| - | ターミナル2 1階 到着ロビー |
北側(タクシー乗り場横)。場所が少し分かりにくい。 |
| - | ターミナル4 1階 到着ロビー |
シャトルバス乗り場付近。T4利用者専用。 |
② 制限エリア内(トランジット)-入国しない人向け
| ターミナル1 | 2階 出発トランジットホール(Guardian付近) |
| ターミナル2 | 2階 出発トランジットホール北(Raffles Medical隣) |
| ターミナル3 | 2階 出発トランジットホール(Maison De Chronus裏) |
【2025年12月最新】Smarte Carte 荷物預かり料金表(24時間制)
チャンギ空港の荷物預かり(Smarte Carte)は、荷物のサイズごとの固定料金制です。
※2025年12月8日時点のレート(1SGD≒120~125円)で換算しています。
※為替相場は日々変動するため、ご利用時には実際のレートをご確認ください。
| サイズ区分 | 料金 (SGD) | 日本円目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Loose Items (小物類) |
$6.00 | 約720~750円 | マフラー、帽子等 |
| Small (10kg未満) |
$11.00 | 約1,320~1,375円 | 機内持込ケース |
| Big (10kg以上) |
$16.00 | 約1,920~2,000円 | 一般的なスーツケース |
| Extra Large (特大サイズ) |
$19.00 | 約2,280~2,375円 | ゴルフ、楽器など |
サイズ区分の判断基準
「自分の荷物はどれ?」と迷った時の目安です。最終的には現地のスタッフが目視と計量で判断します。
- Loose Items(小物):5kg未満。ハンドバッグ、帽子、お土産の袋など。
- Small(小型):5~10kg。機内持ち込みサイズのキャリー(20インチ程度)、ボストンバッグ。
- Big(大型):10~25kg。受託手荷物サイズのスーツケースは基本的にこれになります。(24~26インチ程度)
- Extra Large(特大):25kg以上。大型スーツケース(28インチ以上)、サーフボード、自転車など。
24時間課金ルールを理解しましょう
料金は『預けた時点』から『24時間単位』で計算されます。
- 例:本日10:00に預ける → 翌日10:00まで同料金
- 3時間だけ預けたい場合:1日分の料金($6~19)がかかります(時間貸しはありません)。
- 時間を過ぎた場合:24時間を1分でも過ぎると、もう1日分の追加料金が発生します。
💡 トランジットの方は、出発時刻から逆算して「何時までに戻れば追加料金がかからないか」を確認しましょう。
預ける期間の上限について
Smarte Carteでは預け期間の制限はありません。数日~数週間の保管も可能です。
ただし料金は「24時間ごと」に加算されるため、1週間預けると『1日料金 × 7日分』となり高額になります。長期の場合はホテルの保管サービスなどを検討しましょう。
利用方法・手続きの流れ
手続きは英語が苦手でも問題ないほどシンプルです。
- カウンターへ行く:上記マップを参考に「Baggage Storage」へ向かいます。
- パスポート提示:セキュリティのため必須です。
- 荷物チェック:X線検査、または口頭での中身確認があります。
- 料金支払い:「先払い」です。
- 引換証の受け取り:QRコード付きレシートを受け取ります。写真を撮って保存しましょう。
預けられない・制限がある品物
X線検査により、以下のものは預かりを拒否される、または取り出しを求められる場合があります。
- 厳禁(預け不可):爆発物、火薬、ガスボンベ(ライター含む)、腐敗しやすい食品、医療廃棄物、違法物。
- 預けられる物:液体類(化粧水等)、PCなどの電子機器、乾燥した食品(お菓子等)は問題ありません。
紛失・破損時の補償について
- 引換証(レシート)をなくした場合:パスポートでの身分照会で荷物は戻ってきますが、手続きに30分〜1時間ほどかかる場合があります。必ずスマホでレシートの写真を撮っておきましょう。
- 荷物の破損・紛失:運営会社(Smarte Carte)による規定の補償制度があります。受け取り時に破損がないかその場で確認し、万が一の場合はすぐにスタッフへ申告してください。
支払い方法と両替について
- クレジットカード:VISA/Mastercardなど主要カードは全ターミナルで利用可能です。
- 現金(シンガポールドル):もちろん利用可能です。
- 現金が必要な場合:各ターミナルの到着・出発ロビーにあるATMや両替所(Money Changer)を利用しましょう。市内観光を含めても、1日50〜100SGDほど両替しておけば安心です。
【無料の裏ワザ】お金を払わずに手ぶらになる方法
有料の荷物預かりを使う前に、まずはこれが使えるかチェック!条件に合えばタダで荷物を預けられます。
💡 アーリーチェックイン(Early Check-in)を活用する
ジュエル1階にある「アーリーチェックインラウンジ」では、フライトの数時間前(最大24時間前)から搭乗手続きと荷物の預け入れが可能です。
- ✅ メリット:
受託手荷物として預けてしまうので、料金はかかりません。 - 📍 場所:
Jewel 1階(ロビーC付近) - ⏰ 受付時間:
航空会社により異なる
(例:シンガポール航空は24時間前から、その他は3〜12時間前など) - ⚠️ 注意点:
対応していないLCCもあります。必ず事前に公式サイトで対応航空会社リストを確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q
プライオリティパスで荷物は預けられますか?
A. 預かりサービス自体は無料になりません。
ただし、ジュエル内にある「Changi Lounge」はプライオリティパスで3時間利用でき、ラウンジ内に荷物を持ち込んで休憩やシャワーを浴びることができます。「預けて観光に出る」ことはできませんが、休憩中の荷物管理としては有効です。
Q
ターミナル間の移動に荷物を持って乗れますか?
A. はい、スカイトレイン(Skytrain)に持ち込めます。
ターミナル1・2・3を結ぶスカイトレインはカートごと乗車可能です。ターミナル4へはシャトルバス移動となり、こちらも大きな荷物を載せるスペースがあります。
【時間別】トランジット・乗り継ぎのモデルプラン
待ち時間に合わせて、どこに預けるのがベストかまとめました。
| 待ち時間 | おすすめの行動 | 預ける場所 |
|---|---|---|
| ~4時間 | 空港内で食事・買い物 | 到着したターミナル (移動の手間を省くため) |
| 4~5.5時間 | ジュエル観光(滝・食事) | Jewel 1階 (観光スポット直結) |
| 5.5~8時間 | 無料ツアーに参加 OR 軽い市内観光 |
ターミナル3 1階 (ツアー集合やMRTに近い) |
| 8時間以上 | ガッツリ市内観光 (マーライオン等) |
ターミナル3 1階 (帰りの動線が最強) |
| 24時間超 | 制限エリア内ホテル等 | 各ターミナル制限エリア内 (入国せず預ける) |
おすすめ:無料のシンガポールツアーに参加する
トランジット時間が5.5時間以上24時間未満なら、チャンギ空港が主催する「フリーシンガポールツアー(無料)」に参加できます。
大きな荷物はバスに持ち込めないため、事前に荷物預かり所(一般エリア)に預けてから、各ターミナルのツアー登録カウンターへ向かいましょう。
荷物を預けて手ぶらでGO!
シンガポールのおすすめ現地ツアー
身軽になったら、トランジット時間や帰国前の空き時間で市内観光を楽しもう!自力で行くのが不安な方は、日本語ガイド付きの現地ツアーがおすすめです。
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まとめ:荷物を預けて、世界一の空港「チャンギ」を満喫しよう!
チャンギ空港の荷物預かりサービスは、24時間利用でき、手続きも簡単です。
特にジュエル(Jewel)を楽しむなら、スーツケースを預けるのは必須!身軽になって、滝の前で記念撮影をしたり、美味しいシンガポールグルメを楽しんでください。
最後に、シンガポール旅行の準備に欠かせない予約サイトをチェックリストとしてまとめました。
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