日本に『青の洞窟』があるって本当?」
「堂ヶ島の遊覧船やトンボロ現象、2025年は見頃いつ?」
「西伊豆で美味しい海鮮ランチが食べたい!」
静岡県の西伊豆にある「堂ヶ島(どうがしま)」。
リアス式海岸が織りなす絶景は、まるで地中海のリゾートのよう。「伊豆の松島」とも称されるこの場所には、自然が作り出した神秘的なスポットや、新鮮な海の幸がたくさんあります。
この記事では、実際に堂ヶ島を訪れた筆者が、青の洞窟クルーズの楽しみ方から、奇跡のトンボロ現象の2025年最新情報、そして絶品ご当地グルメまで、写真たっぷりで徹底的にガイドします!
この記事でわかる!堂ヶ島の魅力
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「青の洞窟」遊覧船クルーズ体験記【2025年最新料金・営業時間】 ベストな席の選び方や、天窓洞の神秘的な光景をレポート。最新の料金改定(2025年10月~)にも対応。
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海を歩いて渡る「トンボロ現象」【2025年12月時点では見られません】 干潮時にだけ現れる道。2025年の見頃時期、2026年への期待、渡れる時期の調べ方を解説。
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西伊豆グルメ&お土産情報【堂ヶ島食堂・最新メニュー付き】 人気の「ぶっかけ丼」「海鮮漁師丼」や、伊豆ならではの「ウルトラ生ジュース」も紹介。最新の値上げ情報も掲載。
【重要】2025年12月現在のトンボロ現象について
⚠️ 注意:10月中旬~2月までトンボロ現象は見られません
2025年12月現在、堂ヶ島では海の道を歩いて渡れるほどの干潮によるトンボロ現象は見られません。トンボロが見られる時期は3月末~9月頃です。2026年春の訪問をおすすめします。
パスポートのいらない海外?西伊豆・堂ヶ島へのアクセス
今回の旅は、愛知県・豊橋駅からレンタカーでスタート。 東名高速道路を経由し、「パスポートのいらない海外」とも呼ばれるリゾートホテルを目指しつつ、堂ヶ島観光を楽しみます。
🚗 アクセスのポイント
- 車:東名高速「沼津IC」または新東名「長泉沼津IC」から伊豆縦貫道経由で約1時間半。
- 公共交通機関:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から東海バスで約1時間半。
- 駐車場:堂ヶ島周辺に複数の無料・有料駐車場あり。遊覧船乗り場近くの駐車場利用が便利。
神秘の絶景!堂ヶ島「青の洞窟」めぐり遊覧船
堂ヶ島観光のハイライトといえば、「天窓洞(てんそうどう)」と呼ばれる海蝕洞窟を巡る遊覧船です。 洞窟の天井に開いた穴から太陽の光が差し込み、海水がエメラルドグリーンに輝く様子は、まさに「日本の青の洞窟」。天然記念物としても指定されています。
遊覧船のコースと最新料金
遊覧船にはいくつかのコースがありますが、一番人気で手軽なのが「洞くつめぐり」です。
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- 洞くつめぐり(約20分):
- 通常 大人1,500円、子供750円
- 団体(15名以上) 大人1,350円、子供670円
- セット券(洞くつめぐり+伊豆トリックアート迷宮館) 大人2,400円、小人1,250円
※2025年10月から料金改定されました。元の1,300円から1,500円に値上げとなっています。
- 洞くつめぐり(約20分):
- プレミアムクルーズ(高速クルーザー『グレイスⅡ』で30分):大人2,000円、子供1,000円
- ジオサイトクルーズ(45分):大人2,200円、子供1,100円(日曜日13:00~のみ)
- 運航時間:10:00~16:00(最終出航)
※波が高いと欠航になる場合があります。事前に「堂ヶ島マリン」の公式サイトで運行状況をチェックしましょう。
- 運航間隔:15~20分で不定期に随時運航。予約不要で乗船できます。
身体障害者・精神障害者・知的障害者は5割引の割引がございます。
【体験レポ】青の洞窟クルーズへ出発!
チケットを購入し、いざ乗船! 駐車場は「加山雄三ミュージアム(現:伊豆トリックアート迷宮館)」の隣接駐車場を利用しました。 
船の上からは、複雑に入り組んだリアス式海岸の絶景が楽しめます。

対岸には海水浴場も見え、夏場は多くの人で賑わいそうです。

そしていよいよ、洞窟の内部へ突入!

洞窟内に入ると、天井の穴(天窓)から光が差し込み、水面が青く輝き始めます。

写真では伝えきれないほど幻想的な美しさでした!
💡 撮影のポイント:席取りが重要!
最高の写真を撮るなら、後方のデッキ席がおすすめ! 船内だと窓ガラス越しになりますが、デッキなら直接景色を見られ、振り返れば洞窟全体を綺麗に撮影できます。
干潮時の奇跡「トンボロ現象」【2025年の見頃・2026年への期待】
⚠️ 2025年12月現在
10月中旬~2月までは、海の道を渡れるほどの干潮によるトンボロ現象は見られません。この時期に堂ヶ島を訪れる場合は、青の洞窟クルーズと海岸散策がメインとなります。
堂ヶ島でもう一つ見逃せないのが「トンボロ現象」です。
普段は海によって隔てられている「三四郎島」まで、干潮時にだけ道が現れ、歩いて渡ることができる自然現象です。
- 発生条件:潮位が大きく下がる干潮時。特に3月末~9月頃に見られることが多く、この時期が「見頃」です。
- 時間:干潮時刻の前後1時間程度。
- 2025年の見頃:3月末~9月頃。特に春(3月末~5月)と初夏(6月~7月)が見やすい傾向。
- 2026年の見頃:同様に3月末~9月頃。2025年3月30日(日)には「堂ヶ島トンボロ開き」というイベントが開催されました。
足を濡らさずに島まで歩いて渡れる貴重な体験ができます。訪問前に必ず潮見表(西伊豆町公式サイト「堂ヶ島のトンボロ 潮位表」)をチェックしましょう。またライブカメラでリアルタイムの様子も確認できます。
【豆知識】ゆるキャン△の聖地
人気アニメ『ゆるキャン△』にも、このトンボロをキャラクターが渡るシーンが登場!聖地巡礼として訪れるファンも多いスポットです。
堂ヶ島ランチ:「天窓丼」&「堂ヶ島食堂」の最新情報

クルーズの後は、遊覧船乗り場近くのレストランでランチ。
名物「天窓丼」(1,250円)を注文しました。天窓洞をイメージしたのか、ボリューム満点のかき揚げや海鮮が乗った豪華な天丼です。味も見た目も大満足!
【2025年最新】堂ヶ島食堂の人気メニュー
堂ヶ島遊覧船乗り場のすぐ前にある「堂ヶ島食堂」は、2025年現在、最も人気の海鮮ランチスポットです。店内はおしゃれなカフェ風で、海を眺めながら食事を楽しめます。
🍱 堂ヶ島食堂の人気メニュー
- 俺のぶっかけ丼(人気№1):メカブでトロミをつけた海鮮丼。1,000~1,690円
- 海鮮漁師丼(人気№2):肉厚の新鮮刺身が盛られた豪華な丼
- 駿河丼:駿河湾の生シラスと生桜エビ
- GEO(地魚)刺身定食
- アジフライ定食:揚げたてのボリュームたっぷりフライ
- ところてん食べ放題:※店主が潜って採ってきた天草から手作り!酢醤油で頂くか、黒蜜であんみつ風にも楽しめます。全てのメニューに付属です。
📋 堂ヶ島食堂の基本情報
- 営業時間:11:00~15:30(営業時間外の場合あり)
- 定休日:木曜日(不定休の場合あり)
- 支払い:現金のみ(注意:クレジットカード非対応)
- 駐車場:あり(専用駐車場)
- 住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2045-3
- 電話:0558-52-0134
- アクセス:堂ヶ島洞くつめぐり遊覧船乗り場から徒歩30秒
【重要】現金のみの支払いに対応!クレジットカード払い非対応なので、事前に現金を用意しておきましょう。
丼物は「小サイズ」と「普通サイズ」があり、女性は小サイズで十分ボリューミーです。お昼時は混雑することもあるため、11時の開店直後または14時以降の利用をおすすめします。
伊豆の珍スポット?「ウルトラ生ジュース」【2025年10月から値上げ】
堂ヶ島から城ヶ崎方面へ向かう途中、「伊豆オレンヂセンター」という気になるスポットを発見。 
ここの名物は「ウルトラ生ジュース」。自家製ミカンにハチミツをたっぷり入れた濃厚なジュースで、「一杯飲めば3年長生きする」と言われているそうです。

甘くて濃厚で美味しい!これで寿命が延びたかも?(笑)
【2025年10月より料金改定】昨今の物価高・エネルギー価格の高騰により、ウルトラ生ジュースの価格が値上げされました。最新価格は伊豆オレンヂセンターの公式サイトでご確認ください。
ドライブの休憩にぜひ立ち寄ってみてください。
【番外編】城ヶ崎海岸の吊り橋

その後、東伊豆の「城ヶ崎海岸」へも足を延ばしました。
断崖絶壁にかかる吊り橋はスリル満点…のはずが、あいにくの雨と、駐車場からの遠さで少し不完全燃焼。駐車場は「伊豆海洋公園」か「ぼら納屋」を利用するのが近くて便利です。
【体験談】冬の堂ヶ島での時間の過ごし方
2025年12月の堂ヶ島訪問時は、トンボロ現象が見られないため、以下の過ごし方をおすすめします:
- 午前:青の洞窟クルーズで天窓洞を鑑賞(約20分)
- 午前中~昼:堂ヶ島食堂でランチ。ところてん食べ放題を堪能
- 午後:伊豆オレンヂセンターでウルトラ生ジュースを飲む
- 夕方:城ヶ崎海岸や松崎町のドライブ、またはホテルでリラックス
- 夜間:堂ヶ島温泉のホテル宿泊。「堂ヶ島ニュー銀水」などで贅沢なディナービュッフェを楽しむ
🏨 【2025年12月~2026年1月】堂ヶ島ニュー銀水の年末年始ディナービュッフェ
2025年12月29日~2026年1月3日の期間、特別な年末年始メニューが用意されています。
- 鮑バター焼き(12月29日~1月3日)
- 鮑お造り(12月29日~1月3日)
- 国産牛ステーキ(12月29日~1月4日)
- 本ズワイガニのしゃぶしゃぶ
- さらに定番の本まぐろ、焼津産の鰹、駿河湾のお刺身、握り寿司など約80種類以上!
春の堂ヶ島も見どころ満載!松崎町「田んぼをつかった花畑」
もし春(2026年3月以降)に堂ヶ島を訪れる予定であれば、松崎町の「田んぼをつかった花畑」も一緒に回るコースをおすすめします。堂ヶ島から車で約10分です。
- 開花時期:2月中旬~5月5日
- 花畑面積:約3万平方メートル
- 咲く花の種類:アフリカキンセンカ、瑠璃唐草(ネモフィラ)、姫金魚草(リナリア)、つましろひなぎく、ひなげし(ポピー)、矢車草 など
- 見どころ:花畑の後方には約1200本の桜並木が広がり、3月下旬~4月上旬に満開の桜とのコラボレーションが楽しめます
- イベント:5月1日~5日には無料の花摘みイベント開催
まとめ:堂ヶ島は季節によって異なる魅力がある絶景地!
青く輝く洞窟、奇跡のトンボロ現象、そして美味しい海鮮グルメ。 西伊豆・堂ヶ島は、自然の美しさと旅の楽しさがギュッと詰まった素晴らしい場所でした。
ただし、訪問の時期によって見どころが大きく異なることが重要です:
| 季節 | 見どころ | おすすめ度 |
| 春(3月~5月) | 青の洞窟◎ トンボロ◎◎◎ 花畑◎◎◎ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 夏(6月~8月) | 青の洞窟◎ トンボロ◎◎ 海水浴◎◎ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 秋(9月~10月) | 青の洞窟◎ トンボロ◎ 秋日和の海景色◎ | ⭐⭐⭐⭐ |
| 冬(11月~2月) | 青の洞窟◎ トンボロ✕ 温泉・グルメ◎◎ | ⭐⭐⭐ |
都心からのアクセスも良く、週末旅行にも最適です。トンボロ現象を見たい場合は3月末~9月の訪問を、グルメと温泉を楽しみたい場合は通年訪問可能です。
次の休みは、パスポートのいらないリゾート、堂ヶ島へ出かけてみませんか?
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