日本に「世界遺産」がいくつあるか、ご存知ですか?
北は北海道から南は沖縄まで、2026年現在、日本には文化遺産21件、自然遺産5件の合計26件もの世界遺産が登録されています。
しかし、「数が多すぎてどこに行けばいいか分からない」「ネットの情報が古くて料金が違う…」とお悩みではありませんか?
この記事では、全26件のリストに加え、特に観光におすすめの9スポットを厳選。2026年時点の最新料金やアクセス情報を網羅しました。
この記事でわかること
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日本の世界遺産全26件のリストと地図
最新の「佐渡島の金山」を含む全リストを網羅。 - 🗾
【必見】一度は訪れたい!おすすめ世界遺産9選
見どころ、アクセス、料金などの実用情報を深掘り解説。 - 🗾
人気ランキングTOP10&テーマ別モデルコース
どこから行くか迷っているあなたのためのプランを提案します。
- 【地図で見る】日本全国の世界遺産 全26件 一覧
- 【2025年版】日本の世界遺産 人気ランキングTOP10
- 一度は行きたい!特におすすめの世界遺産9選【見どころ・料金・アクセス】
- 【テーマ別】世界遺産を巡るモデルコース
- 日本の世界遺産 よくある質問
- まとめ:世界遺産を巡る旅は、日本の魅力を再発見する旅
【地図で見る】日本全国の世界遺産 全26件 一覧
まずは、日本のどこにどんな世界遺産があるのか、全体像を掴みましょう。
文化遺産(21件)
- 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)
- 姫路城(兵庫県)
- 古都京都の文化財(京都府・滋賀県)
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県・富山県)
- 原爆ドーム(広島県)
- 厳島神社(広島県)
- 古都奈良の文化財(奈良県)
- 日光の社寺(栃木県)
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)
- 紀伊山地の霊場と参詣道(和歌山県・奈良県・三重県)
- 石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)
- 平泉仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県)
- 富士山-信仰の対象と芸術の源泉(静岡県・山梨県)
- 富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)
- 明治日本の産業革命遺産(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・山口県・岩手県・静岡県)
- ル・コルビュジエの建築作品(国立西洋美術館)(東京都)
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(長崎県・熊本県)
- 百舌鳥・古市古墳群(大阪府)
- 北海道・北東北の縄文遺跡群(北海道・青森県・岩手県・秋田県)
- 佐渡島の金山(新潟県)【NEW!】
自然遺産(5件)
- 屋久島(鹿児島県)
- 白神山地(青森県・秋田県)
- 知床(北海道)
- 小笠原諸島(東京都)
- 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(鹿児島県・沖縄県)
【2025年版】日本の世界遺産 人気ランキングTOP10
観光客数や検索ボリュームをもとに、特に人気の高い世界遺産をランキング形式でご紹介します。
- 富士山 – 日本のシンボル
- 古都京都の文化財 – 金閣寺・清水寺など
- 姫路城 – 白鷺城の美しさ
- 厳島神社 – 海に浮かぶ鳥居
- 屋久島 – 縄文杉の神秘
- 日光の社寺 – 東照宮の豪華絢爛
- 原爆ドーム – 平和への祈り
- 白川郷 – 合掌造りの里
- 古都奈良の文化財 – 東大寺・春日大社
- 知床 – 北の大自然
一度は行きたい!特におすすめの世界遺産9選【見どころ・料金・アクセス】
全26件の中から、特に観光しやすく、感動も大きい必見の世界遺産を9つ厳選して、詳しくご紹介します!
1. 姫路城(兵庫県)- 白鷺のごとき天空の城
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日本に現存する城の中でも、最も美しいとされる国宝「姫路城」。白漆喰で塗られた優美な姿から「白鷺城」とも呼ばれ、400年以上もの間、奇跡的に戦火を免れてきました。複雑な構造の天守閣を巡れば、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
- 見どころ:大天守からの眺め、迷路のような城内の構造、美しい菱の門
- アクセス:JR姫路駅から徒歩約20分(駅前からバスもあり)
- 料金:大人1,000円、小中高生300円
※2026年3月より大人料金の大幅値上げ(約2,500円)が予定されています。 - 所要時間:約1.5〜2時間
💡 知っておきたい豆知識
- 現存12天守の一つで、世界遺産かつ国宝でもあります
- 2015年の「平成の大修理」で、さらに白く輝く姿になりました
- 城壁の穴(狭間)は、鉄砲や弓矢を撃つためのもので、形が丸や三角など様々です
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2. 日光の社寺(栃木県)- 豪華絢爛な徳川の聖地
徳川家康を祀る「日光東照宮」を中心に、二荒山神社、輪王寺の2社1寺からなる世界遺産。特に東照宮の「陽明門」は、500以上の豪華絢爛な彫刻が施され、一日中見ていても飽きないことから「日暮門」とも呼ばれています。「見ざる・言わざる・聞わざる」の三猿や眠り猫など、見どころが満載です。
- 見どころ:日光東照宮(陽明門、三猿、眠り猫)、二荒山神社、輪王寺大猷院
- アクセス:JR日光駅・東武日光駅から世界遺産めぐりバスで約10分
- 料金(東照宮):大人・高校生1,600円、小中学生550円
- 所要時間:約2〜3時間(2社1寺を巡る場合)
💡 知っておきたい豆知識
- 「眠り猫」の裏側には「雀」の彫刻があり、平和な世の中を象徴しています
- パワースポットとしても有名で、特に陽明門前の石畳が強力と言われています
- 紅葉シーズンは道路が大渋滞するので、早朝の到着が鉄則です
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3. 厳島神社(広島県)- 海に浮かぶ神秘の社殿
原爆ドームと合わせて訪れたいのが、宮島にある厳島神社。潮が満ちると、まるで海に浮かんでいるかのように見える朱塗りの大鳥居と社殿は、日本三景の一つにも数えられる絶景です。干潮時には大鳥居の根元まで歩いて行けるのも魅力の一つです。
- 見どころ:海に浮かぶ大鳥居、廻廊で結ばれた美しい社殿、夜のライトアップ
- アクセス:JR宮島口駅からフェリーで約10分
- 料金(昇殿料):大人300円、高校生200円、小中学生100円
※別途、フェリー運賃に「宮島訪問税(100円)」が含まれます。 - 所要時間:約45分〜1時間(神社のみ)
💡 知っておきたい豆知識
- 大鳥居は海底に埋められているのではなく、自重で立っているだけです
- 満潮と干潮、どちらの景色も見たい場合は島内での宿泊がおすすめ
- 島にいる鹿は「神の使い」として大切にされています
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4. 古都京都の文化財(京都府・滋賀県)- 日本の美の原点
清水寺、金閣寺、二条城など、京都市内を中心に17の社寺・城郭が登録されています。1000年以上にわたって日本の都であった京都の文化は、まさに日本の美の原点。一つ一つの寺社に宿る歴史と物語を感じながら、古都の空気を味わってください。
- 見どころ:清水の舞台、金閣寺の輝き、二条城のうぐいす張り
- アクセス:京都市内各所。市バスや地下鉄での移動が基本。
- 料金例:
- 清水寺:大人400〜500円、小中学生200円
- 二条城:大人1,300円、中高生400円、小学生300円
- 所要時間:1箇所あたり約45分〜1.5時間
💡 知っておきたい豆知識
- 清水寺の舞台は「釘を一本も使わない」懸造り(かけづくり)という工法です
- 金閣寺(鹿苑寺)は金箔が貼られていますが、銀閣寺(慈照寺)に銀箔は貼られていません
- 二条城の床が鳴る「うぐいす張り」は、侵入者を知らせるための防犯装置です
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5. 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県・富山県)- 日本の原風景が残る場所
急勾配の茅葺き屋根が特徴的な「合掌造り」の家々が立ち並ぶ、日本の原風景とも言える集落。豪雪に耐えるための先人の知恵が詰まったこの家々では、今も人々が生活を営んでいます。展望台から見下ろす集落の景色は、まるで昔話の世界に迷い込んだかのようです。
- 見どころ:城山天守閣展望台からの眺め、和田家(国指定重要文化財)などの内部見学
- アクセス:JR高山駅や金沢駅から高速バスで約50分~1時間半
- 料金(和田家):大人(中学生以上)400円、小学生200円
※集落の散策自体は無料です。 - 所要時間:約2〜3時間
💡 知っておきたい豆知識
- 屋根の勾配が急なのは、雪下ろしの作業を軽減するためです
- 屋根の葺き替えは「結(ゆい)」と呼ばれる住民の相互扶助で行われます
- 家の中で養蚕(カイコを育てること)や火薬作りが行われていました
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6. 原爆ドーム(広島県)- 平和への祈りを刻む場所
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人類史上初めて使用された原子爆弾の惨禍を、今に伝える貴重な建造物。平和記念公園内に静かに佇むその姿は、戦争の悲劇と平和の尊さを、言葉以上に強く訴えかけます。すぐ近くにある平和記念資料館と合わせて訪れることで、その意味をより深く理解できます。
- 見どころ:原爆ドーム、平和記念資料館(本館・東館)、平和の灯
- アクセス:JR広島駅から路面電車で「原爆ドーム前」下車すぐ
- 料金(資料館):大人200円、高校生100円、中学生以下無料
※原爆ドームの外観見学は無料です。 - 所要時間:約1.5〜2時間(資料館見学含む)
💡 知っておきたい豆知識
- もともとは「広島県産業奨励館」という、地元の特産品を展示するおしゃれな建物でした
- 世界遺産登録にあたっては、アメリカや中国からの反対・保留意見もありました
- ドームの保存工事は、被爆当時の姿を「そのまま残す」ために数年おきに行われています
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7. 屋久島(鹿児島県)- 樹齢数千年の生命が息づく神秘の森
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日本で初めて自然遺産に登録された、太古の森が広がる神秘の島。樹齢7200年とも言われる「縄文杉」へのトレッキングコースや、映画『もののけ姫』のモデルにもなったと言われる「白谷雲水峡」の苔むした森など、圧倒的な大自然が訪れる人々を魅了します。
- 見どころ:縄文杉、白谷雲水峡(苔むす森)、野生のヤクザル・ヤクシカ
- アクセス:鹿児島空港から飛行機(40分)、または鹿児島港から高速船(2時間)
- 料金(協力金):中学生以上 1,000円〜(コースによる)、小学生以下不要
※ヤクスギランドは高校生以上500円、中学生以下無料 - 所要時間:白谷雲水峡は約4時間、縄文杉往復は約10時間
💡 知っておきたい豆知識
- 「1ヶ月に35日雨が降る」と言われるほど雨が多い島です
- 屋久杉とは、樹齢1000年以上の杉のこと。若い杉は「小杉」と呼ばれます
- 島のほとんどが花崗岩(かこうがん)でできており、栄養が少ないため杉がゆっくり成長します
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8. 知床(北海道)- 手つかずの自然と野生動物の楽園
流氷が育む豊かな生態系が評価された、手つかずの自然が残る場所。ヒグマやエゾシカ、オオワシといった野生動物たちがすぐそこに暮らしています。冬の流氷ウォークや、夏にヒグマを探すクルーズ船など、ここでしかできないアクティビティが満載です。
- 見どころ:知床五湖の散策、観光クルーズ船からのヒグマ観察、冬の流氷
- アクセス:女満別空港から車またはバスで約2時間
- 料金(知床五湖):
- 植生保護期:大人250円、子供100円
- ヒグマ活動期(5〜7月頃):ガイドツアー必須(大人5,000円〜/小学生2,500円〜)
- 所要時間:知床五湖散策は約1.5時間〜3時間
💡 知っておきたい豆知識
- 知床(シリエトク)とは、アイヌ語で「地の果て」という意味です
- 世界一高密度のヒグマ生息地の一つです
- 流氷はロシアのアムール川から凍りながら南下してきます
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【NEW!】9. 佐渡島の金山(新潟県)- 江戸時代の黄金伝説を今に伝える
2024年7月に世界文化遺産に登録された、日本で最も新しい世界遺産。「道遊の割戸」と呼ばれる、山を人力で真っ二つに割った巨大な採掘跡は圧巻です。
- 見どころ:道遊の割戸、宗太夫坑(江戸時代の採掘再現)、北沢浮遊選鉱場跡
- アクセス:新潟港からジェットフォイルで65分+バス60分
- 料金:大人1,500円、小中学生750円(宗太夫坑・道遊坑共通券)
- 所要時間:約1.5時間〜2時間(主要エリアのみ)
💡 知っておきたい豆知識
- 江戸時代には世界最大級の金の産出量を誇り、徳川幕府の財政を支えました
- 採掘坑道の総延長は400kmにも及び、これは佐渡から東京までの距離に匹敵します
- 「無宿人(むしゅくにん)」と呼ばれる人々が水替人足として過酷な労働に従事させられました
【テーマ別】世界遺産を巡るモデルコース
🏯 歴史・文化コース(3泊4日):京都→奈良→姫路
- 1日目:京都東山エリア(清水寺・銀閣寺)
- 2日目:京都北部(金閣寺・龍安寺・二条城)
- 3日目:奈良(東大寺・春日大社・法隆寺)
- 4日目:姫路城
🌲 大自然満喫コース(4泊5日):屋久島→知床
- 1~2日目:屋久島(白谷雲水峡、縄文杉トレッキング)
- 3~5日目:知床(五湖散策、クルーズ、流氷体験)
日本の世界遺産 よくある質問
Q1. 日本で一番最初に登録された世界遺産は?
A. 1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」「姫路城」「屋久島」「白神山地」の4件が日本初の世界遺産です。
Q2. 日本で一番新しい世界遺産は?
A. 2024年7月に登録された「佐渡島の金山」が最新です。
Q3. 世界遺産巡りにおすすめの時期は?
A. 文化遺産は、気候の良い春(3~5月)や秋(9~11月)がおすすめです。自然遺産は場所によりベストシーズンが異なります(屋久島:春・秋、知床:夏または冬の流氷シーズン)。
まとめ:世界遺産を巡る旅は、日本の魅力を再発見する旅
日本全国に点在する世界遺産、いかがでしたか?
壮大な自然、先人たちの知恵と技術、そして平和への祈り。
世界遺産を巡る旅は、ただ美しい景色を見るだけでなく、私たちが暮らすこの国の奥深い歴史と文化を再発見する、素晴らしい機会を与えてくれます。
この記事を参考に、ぜひ次の休日は、日本の宝物を探しに出かけてみてください。
きっと、あなたの心に残る、忘れられない体験が待っていますよ。


