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2025年最新版|クレジットカード海外旅行保険の自動付帯は終了?おすすめ無料カード&保険の裏技も紹介

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「海外旅行は楽しみだけど、もしもの時の病気やケガが心配…」
「クレジットカードに付いてる保険だけで本当に大丈夫?」

円安で海外旅行のハードルが上がっている今、少しでも費用を抑えたいと思うのは当然ですよね。

そんな時に頼りになるのが、クレジットカードに無料で付帯している海外旅行保険です。

しかし、その常識が今、大きく変わろうとしています。

かつては「持っているだけで安心」だった自動付帯の保険が、次々と「使わないと効かない(利用付帯)」へと変更。

さらに、その「利用」の条件も年々厳しくなっています。

この記事では、「自分のカードは大丈夫?」と不安に思っている方のために、2025年最新の海外旅行保険事情を徹底解説。

改悪の波を賢く乗りこなし、最小限のコストで最大限の安心を手に入れるための具体的な方法をご紹介します。

【悲報】止まらないクレジットカードの「利用付帯化」の波

下表は、ここ数年で主なカードが自動付帯→利用付帯へ変更したタイミングです。

カード発行会社/カード名 変更時期 変更内容
セゾンカード 2021年7月〜 自動付帯 → 利用付帯
三井住友カード(ANA VISA等含む) 2022年10月〜 自動付帯 → 利用付帯
JCBプロパーカード 2023年4月〜 自動付帯 → 利用付帯
エポスカード 2023年10月〜 自動付帯 → 利用付帯
ダイナースクラブカード 2025年4月〜 自動付帯 → 利用付帯

かつて「年会費無料で海外旅行保険最強」と言われたエポスカードですら利用付帯に変更済。「年会費が高ければ安心」とは言えない状況です。

⚠️【要注意】三井住友カードの条件がさらに厳格化
三井住友カード(ANAカード含む)は、2025年10月16日以降の旅行から利用付帯要件がさらに厳しくなります。
今後は日本を出国する前に旅行代金を決済しなければ保険が効かず、現地での交通費では対象外になります。

「利用付帯」の定義はカード会社ごとに異なるため、航空券代・ツアー代が必要とされるケースも多く、旅行前には必ず自分のカードの規約をチェックしましょう。

詳細はこちらの記事で紹介しています。
こちら↓
https://www.travelphotolover.com/entry/sumitomo-mitsui-card-travelinsurance2025

最後の砦!年会費無料で「自動付帯」の貴重なカード

今も“持っているだけで補償がつく”年会費無料カードは存在します。

カード名 傷害・疾病治療 携行品損害 特徴
Excite MasterCard 200万円 20万円 年会費完全無料で自動付帯。治療費補償200万円は十分な水準。
ライフカード(学生専用) 200万円 20万円 18~25歳限定。卒業後も年会費無料で継続可。
UCSカード(マイメロディ) 100万円 20万円 かわいいデザインながら自動付帯。サブカードに最適。

特にExcite MasterCardは、申し込み条件が広く、年会費無料、自動付帯、治療費200万円補償と、まさに“救世主”クラスです。

旅行直前での加入でも有効で、まずはこれ1枚がおすすめ。

※それぞれのカードの保険適用条件や期間(たとえば90日以内など)は随時変わる可能性があるため、申し込み前に最新の約款をチェックしてください。

マイルも保険も譲れない!ANA/JALカードの最適解は?

  • ANA/JALカードはJCBブランドを選ぶと自動付帯が維持されている。
  • 同ブランドはVISA/Masterよりも傷害・疾病治療費用が手厚い傾向

例としては、JAL CLUB‑Aゴールドカード(JCB)

年会費はかかるものの、ショッピングマイル・プレミアム加入でマイルが効率的に貯まり、保険も自動付帯。ただし航空会社ラウンジは別途条件です。

合算して安心!クレジットカード保険の“合算ルール”

複数カードを持っている場合、保険金は傷害・疾病治療費や携行品損害などは合算可能です。

ただし、死亡・後遺障害の補償は合算されず、最も高い金額が適用されます。

例:合算の仕組み

  • カードA:治療費200万円、死亡保険300万円
  • カードB:治療費300万円、死亡保険200万円
  • → 治療費合算で500万円、死亡保険は最大300万円のみ。

死亡保険金は最高額のみ適用されるため、この点も意識しておきましょう。

【結論】最強の海外旅行保険は「カードの組み合わせ」で完成!

1枚のカードでは補償に限界があります。

そこでおすすめは、「自動付帯カード+利用付帯カード」の併用です。

おすすめの組み合わせ例

  • ベースの安心(自動付帯):Excite MasterCard(年会費無料)→傷害・疾病治療200万円をカバー。
  • 補償の上乗せ(利用付帯):セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなどで航空券やツアー代を支払い、さらに300万円以上を追加補償。

この組み合わせで傷害・疾病治療費は合計500万円以上になり、高額な医療費がかかる国でも安心。

また、どちらか片方だけの利用条件漏れがあっても、もう一方が補ってくれる二重の安心感があります。

+α:注意すべき3つのポイント

  1. 利用付帯の「利用」要件はカードごとに異なる
    例:航空券かツアー代、事前予約の交通費など、対象になるかどうかは要件チェックが必須。
  2. 適用期間は一般に90日程度
    多くのカードでは旅行日から90日以内が補償期間となるため、長期滞在時は要確認。
  3. 家族特約が付かない場合あり
    名義人本人のみ補償、家族は対象外のカードもあるので、家族同行旅行には注意。

まとめ

  • 自動付帯から利用付帯への移行で「持っているだけで安心」は過去の話に。
  • 自動付帯カード(例:Excite MasterCard)+利用付帯カードの併用で高水準の補償を維持。
  • 補償の合算と限度・条件の違いを理解し、自分に合った最強の組み合わせを作るのが賢い選択。

海外旅行を安心して楽しむために、まずはあなたの手持ちカードを見直してみましょう。

必要であれば、サブカードの追加で実質的かつ低コストに安心度をアップできます!

 

ABOUT ME
すずめのぴんぴ
アラサー旅行好き男です。 ブログ“Tabigraph タビグラフ” では観光地・旅館・ホテル情報、旅に関する情報などを配信。

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