「ホテルに忘れ物をしたかも。どこに連絡すればいい?」
「忘れ物は何日くらい保管してもらえる?」
「送ってもらえる?送料は着払い?」
「ホテルから「忘れ物がありました」と連絡は来る?」
「法律で3か月保管されるって本当?」
「海外のホテルに忘れ物をしたときは?」
チェックアウトしてから「充電器を置いてきた」「クローゼットに服をかけたままだった」と気づくことは、誰にでもあります。
ホテルの忘れ物は、泊まったホテルに直接連絡するのが基本です。ただし、保管期間はチェーンによって7日間〜3か月と違い、食べ物や飲み物はその日のうちに処分されるのが一般的です。気づいたら、早めに連絡しましょう。
この記事では、東横INN・アパホテル・ルートイン・ドーミーイン・スーパーホテルなど主要チェーンについて、連絡の仕方、保管期間、送ってもらうときの送料をまとめます。
✅ この記事でわかること
- 📞忘れ物に気づいたときの連絡先
泊まったホテルに直接電話する - 📅チェーン別の保管期間
7日間で警察へ届けるホテルもあれば、1か月・3か月保管するホテルも - 📦送ってもらうときの送料
持ち主の負担が基本。着払いでの返送が多い - ⚖️法律(遺失物法)の正しい知識
「法律で3か月保管」は誤り。3か月は警察の保管期間 - ✈️海外のホテルに忘れたとき
ホテルに直接連絡。日本の警察では届けを受け付けられない
先にこれだけ:
①気づいたらすぐ、泊まったホテルに電話 → ②宿泊日・部屋番号・名前・忘れた物の特徴を伝える → ③送ってもらうなら送料は自分持ち、が基本の流れです。ホテルによっては7日間で警察に届けるので、その後はホテルではなく警察に問い合わせることになります。食べ物や飲み物は、すぐに処分されることがほとんどです。
忘れ物に気づいたら|ホテルへの連絡の仕方

1. 泊まったホテルに直接電話する
スーパーホテルや東横INNは、泊まったホテルへの直接の連絡を案内しています。アパホテルは、宿泊者本人からホテルへ問い合わせるよう案内していて、本人以外からの問い合わせには答えられないとしています。
2. 宿泊の情報を伝える
宿泊日、部屋番号(分かれば)、予約者の名前、予約番号を伝えます。
3. 忘れた物の特徴をくわしく伝える
色・形・メーカー・置いた場所(ベッドの横、クローゼット、浴室など)を伝えると、見つかりやすくなります。
4. 受け取り方を決める
取りに行くか、送ってもらうかを相談します。送ってもらう場合は、送料が自分持ちになるのが一般的です。
ホテルからは連絡が来ないことが多い
ドーミーインは、原則としてホテルから宿泊客へ忘れ物の連絡はしません。三井ガーデンホテルも、宿泊客からの問い合わせを受けて対応するとしています。「見つかれば連絡が来るだろう」と待たずに、自分から問い合わせましょう。
主要チェーンの忘れ物の保管期間(比較表)
| チェーン | 保管とその後の扱い | 食べ物・飲み物 | 送料など |
|---|---|---|---|
| 東横INN | 7日間保管して警察へ届けるか、3か月後に処分 | 飲食物・雑誌などは任意に処分 | — |
| ルートイン | 7日間保管して警察へ。高価品・貴重品は見つけ次第すぐ警察へ | チェックアウトの翌日までに連絡がなければ処分 | — |
| ドーミーイン | 警察へ届けるか、3か月後に処分 | 即日廃棄 | 発送の費用は宿泊客の負担 |
| スーパーホテル | 1か月保管。貴重品は警察へ、その他は処分 | 見つけた日だけ保管(雑誌も) | — |
| ダイワロイネットホテル | 7日間保管して警察へ届けるか、3か月保管後に処分 | 即日処分 | — |
| 三井ガーデンホテル | 貴重品は7日以内に警察へ、その他は3か月後に処分 | 飲食物・たばこ・雑誌などは翌日に破棄されることがある | 渡すときの費用は持ち主の負担 |
| 相鉄フレッサイン | 1か月保管後に処分(2026年9月15日以降の忘れ物)。貴重品・個人情報を含む物は所定の期間の後に警察へ | — | — |
| ホテルリブマックス | 7日間保管。貴重品は警察へ | 即日処分 | — |
| アパホテル | 問い合わせは宿泊者本人から(本人以外には回答できない) | — | — |
「—」は泊まるホテルに確認が必要な項目です。
比べてみると、「7日間で警察へ」のホテルが多いことが分かります。その場合、7日を過ぎると、忘れ物はホテルではなく警察が保管しています。ホテルに問い合わせて「警察に届けた」と言われたら、そのホテルがある地域の警察に問い合わせましょう。
送ってもらうときの送料
忘れ物を送ってもらうときの送料は、持ち主の負担が基本です。ドーミーインと三井ガーデンホテルは、費用は宿泊客(持ち主)の負担としています。送ってもらう場合は、着払いで返送されるのが一般的です。
遺失物法でも、保管などにかかった費用は持ち主の負担と定められています(27条)。警察から送ってもらう場合も、送料は全額自己負担です。
「着払い不可」は、泊まる前に送る荷物の話
ホテルの案内で見かける「着払いは受け付けません」は、多くが宿泊前にホテルへ送る荷物についての決まりです。忘れ物を返送してもらうときとは別の話なので、混同しないようにしましょう。
「法律で3か月保管」は誤り|遺失物法のポイント
ネットでは「ホテルは法律で忘れ物を3か月保管する」と書かれていることがありますが、これは正確ではありません。
| よくある説明 | 遺失物法の実際 |
|---|---|
| ホテルは法律で3か月保管しなければならない | ホテルの義務は、持ち主に返すか、警察署長に提出することを「速やかに」行うこと(4条・13条)。3か月はホテルではなく警察が公告・保管する期間(7条4項) |
| ホテルは1週間以内に警察へ届ける義務がある | 1週間は義務の期限ではない。1週間以内に提出しないと、ホテルが報労金や所有権を得る権利を失う、という規定(34条4号) |
| 送料はホテル持ち | 保管などの費用は持ち主の負担(27条) |
なお、都道府県公安委員会の指定を受けた施設(特例施設占有者)は、2週間以内に警察へ届け出れば、忘れ物を自分で保管できます(17条)。たとえば東京都公安委員会は、2026年10月1日付で京王プレッソイン(10店舗)を指定しています。
海外のホテルに忘れ物をしたら
- まずホテルに直接連絡する:マリオットは、ホテルへの直接の連絡か、問い合わせフォームで遺失物の項目を選ぶよう案内しています
- 返送の費用は自分持ちが基本:国内のホテルと同じく、送ってもらうときの送料は持ち主の負担と考えておきましょう
- 日本の警察では届けを受け付けられない:警視庁は、国外での落とし物の届けは受け付けられないとしています
忘れ物を防ぐチェックポイント

忘れ物が多い場所を、チェックアウトの前に一通り見ておきましょう。
- コンセント周り(スマホやパソコンの充電器、変換プラグ)
- ベッドの中・枕の下・ベッドと壁のすき間
- クローゼットとハンガー(上着・ズボン)
- 浴室・洗面台(メガネ、コンタクトの道具、化粧品、ひげそり)
- 冷蔵庫の中(飲み物、お土産の食べ物)
- 金庫(セーフティボックス)の中
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まとめ|忘れ物に気づいたら、すぐ泊まったホテルへ電話
ホテルの忘れ物は、泊まったホテルに直接連絡するのが基本です。保管期間はチェーンによって違い、7日間で警察へ届けるホテルも多いので、気づいたらすぐに問い合わせましょう。食べ物や飲み物はすぐに処分されます。
送ってもらうときの送料は持ち主の負担が基本です。「法律で3か月保管」という説明は誤りで、3か月は警察の保管期間です。
この記事のポイント
- 気づいたらすぐ、泊まったホテルに電話(ホテルからの連絡は来ないことが多い)
- 東横INN・ルートインなどは7日間保管して警察へ。スーパーホテルは1か月
- 食べ物・飲み物は即日処分が多い
- 送料は持ち主の負担。着払いでの返送が多い
- 「法律で3か月保管」は誤り。3か月は警察の保管期間
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