「バシネットって予約した方がいいの?」
「JALとANA、どっちのバシネットが大きい?」
「体重・身長ギリギリでも使える? LCCはバシネットある?」
赤ちゃんを連れた国際線フライトで最初に調べるのが「バシネット(赤ちゃん用ベッド)」ですが、航空会社ごとにサイズ・体重制限・身長制限・予約方法がまったく違うのに、それを横断比較した記事がほとんどありません。
この記事では、JAL・ANA・主要外資系航空会社のバシネット情報を航空会社別に詳しく解説し、知らないと損するバルクヘッド席(最前列席)の注意点から、「バシネットで寝ない赤ちゃん」向けの対策、そしてバシネットが取れなかった場合の代替手段まで完全網羅で解説します。
✅ この記事でわかること
- ✈️JAL・ANAのバシネット体重・身長制限・サイズ・予約方法を個別に詳解「バシネット JAL」「ANA バシネット 体重」の疑問を航空会社ごとに解決
- 📋主要外資系(大韓航空・シンガポール航空・チャイナエアラインなど)の規定一覧表各社の違いを横断比較。予約前に必ず確認すべき数字を整理
- ⚠️最前列(バルクヘッド席)特有の落とし穴と代替アイデアバシネットで寝ない赤ちゃんへの最適解と「いつまで使える?」も解説
- 🛟バシネットが取れなかったときの3つの代替手段申し込んでも当日使えないことがあります。備えを先に用意しておきましょう
先に結論|バシネット予約で失敗しない5つの原則
- 航空券を購入したらすぐ申し込む:公式の締切は「空きが保証される期限」ではありません。設置できる座席と台数は機材ごとに決まっています。
- 条件は航空会社ごとに全然違う:体重の上限は10kg〜14kgまで幅があり、身長制限のある会社とない会社があります。「10kg以下」と「10kg未満」の書き分けも各社バラバラです。下の比較表で搭乗する会社を必ず確認してください。
- 判断は月齢ではなく搭乗日の体重・身長・発達で:「何か月まで」で決まるものではありません。寝返りやつかまり立ちが始まっていると、条件内でも安全に使えないことがあります。
- コードシェア便は運航会社の規定が基準:航空券を販売した会社ではなく、実際に飛行機を飛ばす会社を確認します。
- 「予約できた」=「当日使える」ではない:あくまでリクエスト扱いです。機材変更などで使えない場合に備えて、代替手段も先に見ておいてください。
- バシネットとは?いつまで使える?まず基本をおさらい
- 【比較表】主要航空会社のバシネット規定一覧|体重・身長・サイズ・国内線の有無
- JALのバシネット|体重10.5kgまで・予約方法・国内線では使える?
- ANAのバシネット|体重10kgまで・国内線と国際線の予約方法・JALとの違い
- 大韓航空のバシネット|体重11kg未満・身長75cm未満・座席の特徴
- ハワイアン航空などコードシェア便は運航会社へ確認
- LCCにバシネットはある?Peach・Jetstar・Scootの違い
- バシネットの予約方法と「確約されない」罠
- バシネットが取れなかったときの3つの代替手段
- バシネットで寝ない赤ちゃんへの対策
- バシネット席(バルクヘッド)のメリット・デメリットを正直に解説
- 飛行機のバシネットQ&A|予約前のよくある疑問
- まとめ|バシネットは予約すべき?正直な結論
バシネットとは?いつまで使える?まず基本をおさらい

バシネット(Bassinet)とは、国際線の機内で赤ちゃんを寝かせるために使用する「壁取付け式のベビーベッド」のことです。キャビンを仕切る前方の壁(バルクヘッド)に客室乗務員が専用のベッドを装着してくれるシステムで、赤ちゃんを寝かせている間は親の両手が空き、機内食を食べたり休んだりできます。
ANAでは「ベビーベッド」、デルタ航空では「スカイコッツ」など呼び方は航空会社によって異なりますが、「バシネット(bassinet)」と伝えれば日本・海外どちらの航空会社でも通じます。
⚠️ バシネット利用の前提条件と厳格なルール
- 国際線での提供が中心ですが、ANA国内線など一部の国内線でも利用可能
- 設置できる座席と台数は機材ごとに限られるため、航空券購入後すぐの申し込みが基本
- 体重・身長(年齢)制限が厳格(制限を超えると安全上使用を断られます)
- 離着陸時やシートベルトサインが点灯中は必ず赤ちゃんを抱っこする義務があります
- バルクヘッド席の性質上、肘掛けが固定されて上がらないため、膝に横に寝かせることはできません
対象条件は航空会社ごとに異なります。月齢だけで利用可否は決まりません。身長制限が明記されていない会社でも、ベッドの長さや赤ちゃんの寝返り・つかまり立ちの状況によって安全に使えない場合があります。搭乗直前の体重と身長を確認し、運航会社へ相談してください。
先にこれだけは
体重の上限はJAL 10.5kg・ANA 10kg・大韓航空 11kg未満。「まで」と「未満」で意味が変わります。判定は予約時ではなく、搭乗日の体重です。
国内線で使えるのはANAだけ(出発24時間前までに要予約)。JALの国内線には公式のバシネット案内がありません。
そしてどの会社も「予約」ではなく「リクエスト」扱いです。台数・設置席・機材変更で当日使えないことがあります。取れなかったときの代わりの手も、この記事の後半に用意しました。
【比較表】主要航空会社のバシネット規定一覧|体重・身長・サイズ・国内線の有無
航空会社によって制限となる体重や身長はバラバラです。「A社では使えたけど、B社では断られた」ということがよくあるため、必ず搭乗する航空会社の規定を確認してください。
| 航空会社 | 体重制限 | 身長・年齢制限 | バシネットサイズ目安 | 予約方法 |
|---|---|---|---|---|
| JAL | 10.5kgまで | 2歳未満 | 約72×30×15cm | 国際線窓口へ連絡 96時間前まで |
| ANA | 10kgまで | 規定なし(枠内に収まること) | 約72×27×17cm 国際線公式 | メッセージ/電話 国際線48時間前まで |
| 大韓航空 | 11kg未満 | 身長75cm未満 | 公式記載なし | 事前座席指定 エコノミー48時間前まで |
| チャイナエアライン | 11kg未満 | 身長71cm未満 | 機材により異なる | 購入後に窓口へ連絡 |
| タイ国際航空 | 10kg未満 | 身長67cm以下 目安:生後6か月まで | 機材により異なる | 電話 |
| シンガポール航空 | 14kg以下 | 規定なし | 約76×29×15cm | Web予約可 |
| LCC | 会社・機材による | 会社・機材による | 会社・機材による | Peach・Scootは提供なし。JetstarはJQ運航の国際線787で提供 |
← 横にスクロールできます ※搭乗機材によりサイズ等が変動するため、最新情報は必ず各航空会社に確認してください。
国内線でバシネットは使える?|JALとANAで答えが分かれます
「バシネットは国際線だけ」と書かれていることが多いのですが、正確ではありません。日本の2社でも扱いが違います。
| 航空会社 | 国内線 | 条件 |
|---|---|---|
| JAL | × | 公式のバシネット案内は国際線のページにのみ掲載されています(JTA国際線を除く全路線が対象)。国内線の赤ちゃん連れ案内にはバシネットの記載がありません |
| ANA | ○ | 出発24時間前までに要予約。体重10kgまで。座席指定ができる運賃での予約が条件。DHC-8-400と提携航空会社が運航する一部の便は対象外。台数・設置場所に限りがあります |
| 大韓航空 | — | 日本発着は国際線のみのため、日本国内線の設定はありません |
| LCC各社 | × | Peach・Scootは提供なし。Jetstarはジェットスター航空(JQ)運航のボーイング787による国際線に限りリクエストできます |
国内線でバシネットを使いたいならANA一択です。ただし24時間前という締切があり、席数にも限りがあります。JALの国内線を予約するなら、はじめから膝上搭乗か、座席を購入して認証チャイルドシートを使う前提で計画してください。
JALのバシネット|体重10.5kgまで・予約方法・国内線では使える?
JALのバシネット(公式名称:ベビーバシネット)は国際線の一部席で利用できます。JALを選んで赤ちゃん連れで海外旅行する方が最初に確認すべき情報をまとめました。
JALバシネット 基本情報
| 対象年齢 | 2歳未満 |
| 体重制限 | 10.5kg以下 |
| 身長制限 | 規定なし(ただしサイズ内に収まること) |
| バシネットサイズ | 長さ約72cm × 幅約30cm × 深さ約15cm |
| 料金 | 無料(別途幼児運賃は必要) |
| 予約方法 | JAL国際線お問い合わせ窓口へ連絡 出発96時間前まで |
| 対象路線 | JTA国際線を除くすべての国際線 |
JALバシネットの予約方法【電話のみ・Web不可】
JALのバシネットはWebサイトから申し込めません。出発96時間前までにJAL国際線お問い合わせ窓口へ連絡します。締切まで待つのではなく、航空券を購入したら早めに手配してください。
- JAL国際線お問い合わせ窓口に電話する
- 「赤ちゃん用のバシネットをリクエストしたい」と伝える
- 赤ちゃんの搭乗時の想定体重・月齢を伝える
- バルクヘッド席(最前列)をアサインしてもらう
条件の細部や最新の変更は、JAL公式の赤ちゃん連れ案内でも確認できます。
JALバシネットのサイズ感:実際に使えるのは何ヶ月まで?
JALの公式条件は2歳未満・体重10.5kgまでで、身長上限は明記されていません。ただしベッドの長さは約72cmです。体重内でも身長が近い、寝返りやつかまり立ちが活発という場合は、実際に安全に使えるか予約窓口へ確認してください。
ANAのバシネット|体重10kgまで・国内線と国際線の予約方法・JALとの違い
ANAのバシネット(公式名称:ベビーベッド)は国際線だけでなく国内線でも利用できます。ただしDHC8-Q400や一部提携航空会社便など対象外便があるため、便名だけでなく運航会社と機材も確認します。
ANAバシネット 基本情報
| 対象年齢 | 規定なし(枠内に収まること) |
| 体重制限 | 10kg以下 |
| 身長制限 | 規定なし(ただしサイズ内に収まること) |
| バシネットサイズ | 縦約72cm × 横約27cm × 高さ約17cm国際線公式サイズ。機材により異なる場合あり |
| 料金 | 無料(別途幼児運賃は必要) |
| 予約方法 | ANAメッセージサービスまたは電話 国際線は出発48時間前まで |
| 対象路線 | 国際線・国内線(機材・運航会社による対象外あり) |
JALとANAのバシネット、どっちが大きい?
公式掲載サイズでは、長さはJAL・ANAとも約72cmです。JALは幅約30cm、ANAは横約27cmなのでJALの方が約3cm広く、深さ・高さはJAL約15cm、ANA約17cmです。「ANAの方が一回り大きい」という比較を見かけますが、公式サイズを見る限り誤りです。機材によって仕様が異なる場合があるため、最終的には搭乗便で確認してください。
| JAL | ANA | |
|---|---|---|
| 体重制限 | 10.5kg | 10kg |
| 長さ | 約72cm | 約72cm |
| 幅 | 約30cm | 約27cm |
| 深さ | 約15cm | 約17cm |
| 年齢制限 | 2歳未満 | 規定なし |
| 国内線 | 公式案内なし 国際線のみ掲載 | ○ 対応便あり Q400等は対象外 |
ANAバシネットの予約方法
ANAはスマートフォンのANAメッセージサービスまたは電話窓口で申し込みます。国際線は出発48時間前まで、国内線は出発24時間前までに予約が必要です(いずれもANA公式の記載)。国内線は搭乗日が明後日以降ならメッセージサービス、本日・翌日ならANAあんしんご予約デスクへ連絡します。座席指定ができる運賃で航空券を予約していることも条件です。
申し込み窓口や対象外機材の一覧は、ANA公式の国際線・お子様連れの案内と国内線・お子様連れの案内で確認できます。
大韓航空のバシネット|体重11kg未満・身長75cm未満・座席の特徴
大韓航空は、体重11kg未満・身長75cm未満の乳児が対象です。JAL・ANAと違い身長条件も明記されているため、どちらか一方でも上限に達すると利用できません。
大韓航空バシネット 基本情報
| 体重制限 | 11kg未満 |
| 身長制限 | 75cm未満 |
| バシネットサイズ | 公式ページに寸法記載なし |
| 予約方法 | 事前座席指定でバシネット席を確保 |
| 対象路線 | 国際線(機材による) |
エコノミークラスは、出発48時間前までに事前座席指定を行い、バシネット席へ割り当てられる必要があります。プレステージクラスは予約確定後から出発24時間前まで申し込めます。機材や座席仕様によって設置できない場合があります。
ハワイアン航空のバシネット|日本語の公式案内が確認できません
ハワイアン航空のバシネットは検索されることが多いのですが、2026年9月時点で、日本語の公式サイトにバシネットの条件(体重・機材・申し込み期限)を明記したページが確認できません。アラスカ航空との統合にともない、日本語サイトが英語サイトへ転送される状態になっています。
つまり、他サイトに載っている体重や機材の数字は、いま公式で裏が取れません。数字を鵜呑みにせず、予約時に直接確認してください。
問い合わせるときに伝える4つ
搭乗日/便名/実際に運航する会社と機材/搭乗時点の赤ちゃんの体重。この4つを最初に伝えると、対象便かどうかがその場で分かります。とくに運航会社は重要で、ハワイアン航空の便名でも別の会社が飛ばしている場合があり、そのときは運航会社の規定が適用されます。
ハワイアン航空などコードシェア便は運航会社へ確認
ハワイアン航空を含め、提携会社とのコードシェア便は「予約画面に表示された航空会社」と「実際に飛行機を運航する会社」が異なることがあります。
バシネットの有無、対象機材、体重・身長制限、座席指定料金は運航会社の規定が基準です。航空券の便名だけで判断せず、予約詳細の「運航会社」を確認してから、その会社の窓口へ搭乗日・便名・機材・幼児の体重を伝えてください。旧情報の寸法や対象機材だけを頼りに航空券を選ぶのは避けましょう。
LCCにバシネットはある?Peach・Jetstar・Scootの違い
「LCCにはすべてバシネットがない」という説明は正確ではありません。PeachとScootは機内バシネットを提供していませんが、Jetstarはジェットスター航空(JQ)のボーイング787で運航する国際線に限り、座席を使用しない幼児向けバシネットをリクエストできます。
LCCを予約する前の確認項目
- 販売会社ではなく運航会社と機材を確認:同じJetstar表示でも、JQ運航の国際線787以外では利用できません。
- 携帯ベッドを無断で使わない:Peachは乗務員判断でフットレストや携帯ベッドの使用を控えるよう求める場合があります。
- 床にレジャーシートを敷いて寝かせない:床は座席ではなく、乱気流時に非常に危険です。
- 抱っこひものルールを確認:離着陸時・シートベルトサイン点灯時の扱いは航空会社の指示に従います。
- 必要なら子ども用の座席を購入:使用可能な認証チャイルドシートを確認し、航空会社へ事前連絡します。
バシネットの予約方法と「確約されない」罠
① 予約は「なるべく早く」が鉄則
バシネットを取り付けられる座席と台数は機材ごとに限られます。公式締切は「空きが保証される期限」ではありません。航空券購入後、運航会社・機材・対象条件を確認してすぐ申し込みましょう。
② 予約方法は航空会社ごとに違う
JALは国際線お問い合わせ窓口、ANAはメッセージサービスまたは電話、大韓航空は事前座席指定など、申し込み方法は同じではありません。
- 航空券購入後、実際の運航会社を確認する
- 公式サイトで体重・身長・年齢・機材条件を確認する
- 指定されたメッセージサービス・電話・座席指定から申し込む
- 「同行する幼児用のバシネットをリクエストしたい」と伝える
- 赤ちゃんの現在の体重・月齢(搭乗時の想定体重)を答える
- バルクヘッド席(スクリーン前などの一番前の席)をアサインしてもらう
③ 【重要】「確定」ではなく「リクエスト」扱いである
事前に受け付けられても、機材変更や運航上の理由で使えない場合があります。「月齢の低い赤ちゃんが優先され、必ず席を譲る」という共通ルールは確認できません。当日は早めに空港へ行き、チェックインカウンターで座席と手配状況を確認しましょう。
バシネットが取れなかったときの3つの代替手段
バシネットはリクエスト扱いなので、申し込んでも当日使えないことがあります。機材変更、先に申し込んだ人がいた、設置できる座席が塞がっていた——理由はさまざまです。ここでは、使えなかった場合に取れる選択肢を、現実的な順に3つ挙げます。
① 子ども用の座席を購入し、認証チャイルドシートを使う
最も確実な方法です。2歳未満でも座席を購入すれば、航空会社が認めたチャイルドシートを機内に持ち込んで設置できます。膝上と違い、シートベルトサイン点灯中も赤ちゃんを降ろす必要がありません。長距離便では、親の負担がまったく変わります。
ただし使える製品は航空会社ごとに指定されており、設置できる座席も限られます【要確認:搭乗予定の航空会社の対象製品リストと設置可能座席】。幼児運賃ではなく小児運賃相当の座席代がかかる点も、事前に見ておいてください。
② 隣席が空きやすい便・座席を選ぶ
満席率の低い時間帯や曜日を選ぶ、3列シートの窓側と通路側を親2人で押さえる(真ん中が最後まで埋まりにくい)といった方法があります。確実ではないので「取れたら助かる」程度の位置づけですが、費用はかかりません。
③ 抱っこひもの機内ルールを先に確認しておく
離着陸時やシートベルトサイン点灯中の抱っこひもの扱いは、航空会社によって異なります【要確認:搭乗予定の航空会社の案内】。補助ベルト(インファントベルト)を貸し出す会社もあります。搭乗前に確認しておくと、当日に慌てずに済みます。
座席の上や床にそのまま寝かせるのは避けてください。乱気流は予告なく起こります。バシネットが使えない前提で考えるなら、①の座席購入がいちばん安全です。
バシネットで寝ない赤ちゃんへの対策
バシネットを確保できても、赤ちゃんが入ってくれないことがあります。普段ベビーベッドで寝ていない子ほど起こりやすい問題です。「せっかく取れたのに一度も使わなかった」という声は珍しくありません。
搭乗前にできること
- 出発1〜2週間前から、家でも数十分だけベビーベッドで寝かせる練習をしておく
- いつも使っているタオルやガーゼを1枚持ち込み、バシネットに敷く(においで安心しやすくなります)
- 離陸時刻が、普段の入眠時間に近い便を選ぶ
機内で寝てくれなかった場合
- 抱っこで寝かせてから、完全に深く眠ったのを確認して移す
- バシネットが冷えていることがあるので、毛布を1枚敷いてから寝かせる
- それでも無理なら早めに諦めて、親が交代で休む体制に切り替える
バシネットは「必ず寝る装置」ではなく「寝たときに手が空く装置」です。寝なかったときのために、抱っこで過ごす前提の持ち物も用意しておくと気が楽になります。なお、赤ちゃんが入っていない間もバシネットは荷物置き場ではありません。バッグや毛布を置くと客室乗務員から注意されます。
バシネット席(バルクヘッド)のメリット・デメリットを正直に解説
✅ メリット
- 赤ちゃんを寝かせている間は親の両手が空く(機内食がゆっくり食べられる)
- 前席の背もたれがなく、機材によっては膝まわりに余裕を感じやすい
- 子どもが前の席を蹴ることがない(他の乗客に迷惑をかけにくい)
- 長時間ずっと抱き続ける負担を軽くできる
⚠️ デメリット(要注意)
- 【最大の問題】離着陸時に足元に荷物を一切置けない。マザーズバッグも全て上の収納棚に入れるよう指示されるため、サッとおもちゃやミルクを取り出せません
- 肘掛けが固定されて上に上がらないため、親の膝に子どもを横に寝かせることができません
- シートベルトサイン点灯中は、せっかく寝ていてもバシネットから抱き上げる必要があります
- 同じように赤ちゃん連れが並ぶ席になるため「もらい泣きリスク」があります
飛行機のバシネットQ&A|予約前のよくある疑問
まとめ|バシネットは予約すべき?正直な結論
体重・身長に余裕があり、長距離便で少しでも抱っこの時間を減らしたいなら、バシネットは早めに申し込む価値があります。ただし、普段ベビーベッドで寝ない赤ちゃんは、機内でも嫌がる可能性があります。「予約すれば必ず寝る」と考えず、使えなかった場合の過ごし方も用意しておきましょう。
この記事のポイント|こんな赤ちゃん・家族はバシネットをリクエストすべき
- 搭乗時の体重・身長が規定内で、ベビーベッドで寝ることに慣れている赤ちゃん
- 体重が制限(JALなら10.5kg)よりも十分に余裕がある赤ちゃん
- ハワイや東南アジアなど、フライトが6時間以上の長距離・深夜路線
📋 なくても大丈夫(むしろ通常席が良い)ケース
- 体重・身長が規定ぎりぎりで、寝返りやつかまり立ちが活発な幼児
- 普段から「添い寝」か「抱っこ」でないと絶対に寝ない赤ちゃん
- 離着陸時に足元のバッグからすぐにおもちゃやお菓子を取り出したい親御さん
バシネットが合わない場合は、航空会社の条件を満たす子ども用座席と認証チャイルドシートを予約する方法があります。座席上や床へそのまま寝かせる方法は、乱気流時に危険です。子どもの発達、フライト時間、座席料金を比べ、予約前に利用可能なチャイルドシート規格と設置席を航空会社へ確認してください。
バシネットが取れなかったときのために
リクエストは当日まで確定しません。抱っこで乗り切る場合に備えて、機内で使えるものを先に用意しておくと安心です。
※機内で使えるチャイルドシートは航空会社ごとに規格が決まっています。
購入前に運航会社の対象製品リストをご確認ください。
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