「香川の猫の島「男木島」へは、高松からどうやって行く?」
「フェリーは1日何便?帰りの最終は何時?運賃はいくら?」
「男木島に猫はいない、減ったと聞くけど本当?」
「猫に会いやすい場所はどこ?エサはあげてもいい?」
「女木島と一緒に回れる?島に何時間いられる?」
「トイレや食事、荷物の預け先は?」
男木島(おぎじま)は、香川県高松市の高松港からフェリーで約40分の島です。坂道と石段の集落に猫が暮らしていて、「猫の島」として知られています。
フェリーは1日6往復、2時間おきです。男木島から高松へ戻る最終便は17時00分発で、乗り遅れると島から帰れません。島内にバスはなく、移動はすべて徒歩です。
この記事では、フェリーの時刻と運賃、女木島との2島めぐり、猫が減ったと言われる理由、猫に会いやすい場所、島を歩くときの注意をまとめます。
✅ この記事でわかること
- ⛴️フェリーの時刻と運賃
高松から約40分、大人片道510円。1日6往復で、男木島発の最終は17時00分 - 🕐島にいられる時間
便は2時間おき。8時の船で渡ると、滞在は約2時間20分〜8時間20分から選べる - 🐈猫が減ったと言われる理由
2016年に島の猫の全頭に不妊去勢手術。減ったけれど、今も猫はいる - 📍猫に会いやすい場所
豊玉姫神社の参道、男木漁港の周り、集落の路地 - 👹女木島との2島めぐり
高松〜女木〜男木の順に回るときの時刻と、乗船券の買い方 - 🚻島を歩くときの注意
集落内にトイレはない。自転車は集落に入れない
先にこれだけ:
男木島から高松へ戻る最終便は17時00分です(高松発の最終18時10分は、島に泊まる人向けの便です)。徒歩で乗る人は予約ができず、先着順です。また集落の中にはトイレがありません。港の男木交流館で済ませてから歩き始めましょう。
男木島への行き方|高松港からフェリー「めおん」で約40分

男木島へは、高松港から雌雄島海運のフェリー「めおん」に乗ります。船は途中で女木島に寄り、高松から女木島まで20分、女木島から男木島まで20分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗り場 | サンポート高松(高松港)の県営桟橋③のりば。JRホテルクレメント高松の北側 |
| JR高松駅から | 徒歩5分ほど |
| 所要時間 | 高松→女木島20分、女木島→男木島20分(高松→男木島40分) |
| 便数 | 1日6往復(2時間おき) |
| きっぷ | 出航30分前から乗り場で発売 |
| 予約 | 徒歩の乗客は予約不可・先着順(車両は予約可) |
| 船内 | 「めおん」(定員280名)にはトイレあり |
フェリーの時刻表(通常ダイヤ)
ダイヤは「通常ダイヤ」と、8月1日〜20日の「夏の繁忙期ダイヤ」の2種類です。夏の繁忙期に増えるのは高松〜女木島だけの便で、男木島へ行く便は1年中この6往復です。
| 高松 発 | 女木島 発 | 男木島 着 |
|---|---|---|
| 8:00 | 8:20 | 8:40 |
| 10:00 | 10:20 | 10:40 |
| 12:00 | 12:20 | 12:40 |
| 14:00 | 14:20 | 14:40 |
| 16:00 | 16:20 | 16:40 |
| 18:10 | 18:30 | 18:50 |
高松→男木島(行き)。
| 男木島 発 | 女木島 発 | 高松 着 |
|---|---|---|
| 7:00 | 7:20 | 7:40 |
| 9:00 | 9:20 | 9:40 |
| 11:00 | 11:20 | 11:40 |
| 13:00 | 13:20 | 13:40 |
| 15:00 | 15:20 | 15:40 |
| 17:00 | 17:20 | 17:40 |
男木島→高松(帰り)。17時00分発が高松行きの最終便です。
フェリーの運賃
| 区間 | 大人 片道 | 大人 往復 | 小学生 片道 | 小学生 往復 |
|---|---|---|---|---|
| 高松〜男木島 | 510円 | 1,020円 | 260円 | 520円 |
| 高松〜女木島 | 370円 | 740円 | 190円 | 380円 |
| 女木島〜男木島 | 240円 | 480円 | 120円 | 240円 |
1歳〜未就学児は大人1人につき1人無料、2人目から小学生と同額。
高松〜男木島のきっぷでは、女木島で途中下船できません
女木島にも寄るなら、「高松→女木島」「女木島→男木島」「男木島→高松」を区間ごとに買います。大人の合計は370円+240円+510円=1,120円です。
自転車・車・荷物
- 自転車:フェリーに載せられますが(片道340円、人の運賃は別)、男木島は自転車では集落内に入れません。島内は基本的にすべて徒歩です
- 車:男木島への車の乗り入れは「ご遠慮ください」と案内されています。乗り場に専用駐車場はなく、近くの有料駐車場を使います
- 荷物:男木港すぐの男木交流館で手荷物を預けられます(9:00〜17:00。500円を預けて、返却時に500円が戻る仕組み。中止の日もあります)
- ペット:ケージやキャリーに入れて、デッキのみ乗船できます
日帰りで島にいられる時間|便は2時間おき
男木島の便は2時間おきなので、島にいられる時間は「約2時間20分」「約4時間20分」……と2時間刻みになります。高松8時00分発の船で渡った場合は次のとおりです。
| 行き(男木島着) | 帰り(男木島発) | 島にいられる時間 | 向いている過ごし方 |
|---|---|---|---|
| 8:40着 | 11:00発 | 約2時間20分 | 港の周りと豊玉姫神社、集落の路地で猫に会う |
| 8:40着 | 13:00発 | 約4時間20分 | 集落を歩いたあと、男木島灯台まで往復する(片道徒歩約40分) |
| 8:40着 | 15:00発 | 約6時間20分 | 灯台・集落・屋外のアート作品をゆっくり回る |
| 8:40着 | 17:00発(最終) | 約8時間20分 | 島で昼食をとり、夕方の猫の様子も見る |
| 10:40着 | 13:00発 | 約2時間20分 | 港と集落を中心に短く回る |
男木島に猫はいない?減ったと言われる理由
「男木島に猫がいない」「減った」という声を見かけます。結論から言うと、猫は減りましたが、今もいます。理由は次のとおりです。
| 言われている理由 | 実際のところ |
|---|---|
| 不妊去勢手術で子猫が生まれなくなった | 2016年6月と9月に、島の猫の全頭に不妊去勢手術が行われました(公益財団法人どうぶつ基金の報告)。手術を受けた猫は子どもを産まないので、少しずつ数が減っていきます |
| 手術の前は猫が増えすぎていた | 当時の島は人口約180人に対して猫が約200頭。フンや鳴き声に島の人が困り、猫の健康状態も悪かったそうです。観光客の過度なエサやりが猫の増加につながったという指摘もあります |
| 島の人口が減っている | 人口は2016年の約180人から、現在は約160人 |
今の猫の正確な頭数は分かっていません。ただ、2019年以降も、島で猫に会えたという声は続いています。一方で、2019年の時点で「数は圧倒的に減っている」という島の人の声もありました。
昔の写真のように、港にたくさんの猫が集まる光景を期待して行くと、印象が違うかもしれません。「何匹かの猫に、ゆっくり会える島」と考えて訪ねるのがよさそうです。
男木島の猫に会いやすい場所
猫に会いやすいのは、次の場所です。どれも港から歩いて回れる範囲にあります。
| 場所 | どんな場所か |
|---|---|
| 豊玉姫神社(鳥居〜石段〜境内) | 港の大鳥居から参道と石段を上った先にある神社。猫と触れ合える神社として知られる。島一番の眺めの場所でもある |
| 夕陽と猫の家 | 地域の団体「男木島さくら会」の無料休憩所。港から徒歩4分ほど、豊玉姫神社へ向かう途中にあり、猫のいる場所でひと休みできる。開いている日や時間は、団体のSNSで確かめるのが確実 |
| 男木漁港の周り | 島の南端の漁港。屋外作品「歩く方舟」のそばで、猫に会えたという記事が多い |
| 集落の路地 | 坂道と石段が続く集落の中。島の人の暮らしの場なので、静かに歩く |
猫の居場所は日や時間で変わります。
猫に会うときのお願い

男木島の猫のエサやりについて、市や観光協会が決めた公式のルールはありません。ただ、手術の前に猫が増えすぎた背景には、観光客のエサやりもあったといわれています。エサは持って行かず、島の人に何か言われたらそれに従いましょう。
- 民家・空き家・畑には入らない:観光協会は私有地への無断立ち入りを「固くお断り」しています
- 通り道をふさがない:路地は島の人の生活道路です。撮影で立ち止まるときも、通る人の邪魔にならないように
- 島の人のプライバシーに配慮する:民家や人に向けてカメラを構えない
- 猫を追いかけない・抱き上げない:写真は猫のペースに合わせて
- ゴミは持ち帰る
猫と一緒に見たい男木島の見どころ
| 見どころ | 内容 |
|---|---|
| 男木島灯台 | 1895(明治28)年に建てられた、総御影石造りの灯台。2026年1月に国の重要文化財に指定されました。港から徒歩約40分。灯台資料館は原則日曜・祝日のみ開館(9:00〜16:30、無料) |
| 豊玉姫神社 | 港の大鳥居から石段を上った先の神社。集落と海を見下ろせます |
| 男木交流館(男木島の魂) | フェリー乗り場の建物そのものがアート作品。乗船券の販売、手荷物預かりもここ |
| 屋外のアート作品 | 「タコツボル」「歩く方舟」、路地の壁画「wallalley」など。いつでも見られます |
| 男木島図書館 | 島の人が運営する私設図書館。開館日は月ごとに公式サイトで告知 |
| 水仙郷 | 灯台への遊歩道沿い。花の見ごろは1月下旬〜3月上旬 |
屋内のアート作品は公開日が限られます
瀬戸内国際芸術祭の屋内作品は、芸術祭の会期外は決まった定期開館日しか開きません。屋内作品を見たい人は、芸術祭公式サイトの「作品公開カレンダー」で日付を確かめてから行きましょう。
食事・トイレ・歩くときの注意
- トイレは港で:集落内にトイレはありません
- 食事の店は少ない:島のカフェや食堂は、土日祝のみ・不定期の営業が多くあります。平日に行くなら、飲み物や軽食を用意しておくと安心です
- 歩きやすい靴で:坂道と石段が続き、路地には深い溝やガードレールのない場所もあります
- 撮影:趣味の範囲の撮影は問題ありません。ドローンは関係機関に確認し、民家の上空を避けるよう案内されています
女木島(鬼ヶ島)と2島めぐりをするなら
同じフェリーで、途中の女木島(鬼ヶ島)にも寄れます。2島めぐりの例は次のとおりです。
| 回り方 | 時刻 | 島にいられる時間 |
|---|---|---|
| 女木島→男木島の順 | 高松8:00→女木8:20/女木10:20→男木10:40/男木13:00→高松13:40 | 女木島 約2時間・男木島 約2時間20分 |
| 男木島→女木島の順 | 高松8:00→男木8:40/男木11:00→女木11:20/女木13:20→高松13:40 | 男木島 約2時間20分・女木島 約2時間 |
乗船券は区間ごとに買います(大人合計1,120円)。
女木島の見どころは、桃太郎伝説の「鬼ヶ島大洞窟」です(8:35〜16:55、入洞料は大人600円・小中学生300円)。女木港の「おにの館」にはコインロッカーがあります。洞窟へは島内バスで向かいます(運賃は現地で確かめてください)。
男木島・相島・田代島をくらべると
猫の島として知られる3つの島の、船と運賃をくらべました。
| 男木島(香川県高松市) | 相島(福岡県新宮町) | 田代島(宮城県石巻市) | |
|---|---|---|---|
| 船 | 高松港からフェリーで約40分 | 新宮港から町営渡船で約20分 | 石巻港から網地島ラインで約30〜40分 |
| 大人片道 | 510円 | 480円 | 1,250円(現金のみ) |
| 便数 | 1日6往復 | 1日5〜6往復(時期による) | 時期による |
| 島内の移動 | 徒歩のみ(自転車は集落に入れない) | 徒歩 | 徒歩 |
田代島の詳しい行き方は当サイトの田代島ガイドで紹介しています。
高松に泊まって、朝8時の船で男木島へ
朝8時00分の船に乗ると、島での時間を一番長くとれます。乗り場はJR高松駅から歩いてすぐなので、高松駅の近くに泊まると朝が楽です。
よくある質問
📚 あわせて読みたい関連記事
まとめ|男木島は「17時の最終便」から逆算して歩く
男木島へは、高松港からフェリーで約40分、大人片道510円です。便は1日6往復の2時間おきで、男木島から高松へ戻る最終は17時00分です。徒歩の乗客は予約できません。
猫は2016年の全頭の不妊去勢手術のあと減りましたが、今も豊玉姫神社や漁港の周り、集落の路地で会えます。集落にトイレはなく、自転車も入れません。エサは持って行かず、私有地に入らず、島の人の暮らしを邪魔しないように歩きましょう。
この記事のポイント
- 高松港(県営桟橋③)からフェリーで約40分、大人片道510円。徒歩の乗客は予約なし
- 1日6往復・2時間おき。男木島発の最終は17時00分
- 女木島にも寄るなら、乗船券は区間ごとに買う(大人合計1,120円)
- 2016年に猫の全頭に不妊去勢手術。猫は減ったが、今もいる
- 猫に会いやすいのは豊玉姫神社、男木漁港の周り、集落の路地
- 集落内にトイレはない。自転車は集落に入れず、移動は徒歩のみ
🗾 次の国内旅行を予約する
楽天ポイントが貯まる
クーポンが豊富
ポイント即時利用で安い
航空券だけ取るなら
ワンランク上の宿
自治体の宿泊割に強い
旅先の記念日ディナーに
新幹線・航空券も一緒に予約するなら、セットプランの方が安くなることがあります。











