「あー、なんか今日、仕事行くのダルいな…」
「やらなきゃいけないのは分かってるのに、どうしてもやる気が出ない…」
サラリーマンの方も、フリーランスの方も、どんな働き方をしていても、仕事に対して全くやる気が出ない瞬間って、誰にでも一度は経験があるんじゃないでしょうか?
そんな時、みなさんはどうやって乗り切っていますか?
「とりあえず出社して、なんとなく時間を過ごす」
「気合で乗り切るしかない!」
意外と、その場しのぎでやり過ごしてしまうことが多いかもしれません。
でも、実はその「なんとなくやり過ごす」が、さらなるモチベーション低下の落とし穴になっている可能性もあるんです。
この記事では、そんな「仕事のやる気が出ない…」と悩むあなたにおすすめしたい、具体的な6つの打開策を、私の経験も踏まえながら紹介していきます。
この記事を読めば、あなたがなぜやる気が出ないのか、その原因を探るヒントが見つかり、そして、どうすればやる気を取り戻せるのか、具体的な方法がきっと分かります。
まずは、あなたが「やる気が出ない」本当の原因を、この記事で一緒に探ってみませんか?
なぜ? あなたの「仕事のやる気が出ない」原因を探る

そもそも、人はなぜ仕事に対してやる気が出なくなってしまうのでしょうか?
その理由は、本当に人それぞれ。状況によっても大きく変わってきます。いくつか代表的な原因を挙げてみました。あなたに当てはまるものはありますか?
- □ 業務量が多すぎてキャパオーバー…もう無理!
- □ 大きなプロジェクトが終わって、燃え尽きちゃった…(燃え尽き症候群かも?)
- □ 周りの人のミスやトラブルに巻き込まれて、自分のせいじゃないのに疲れた…
- □ 自分のミスで落ち込んで、自己嫌悪…もう何もしたくない…
- □ 何から手をつけていいか分からなくて、途方に暮れている…
- □ なんか天気が悪いと気分も落ち込むんだよな…
- □ 最近ちゃんと寝れてないし、疲れが溜まってる…
- □ 運動不足だし、食生活も乱れてる気がする…
- □ 季節の変わり目で、体がダルくて重い…
- □ 正直、今の仕事内容自体が全然楽しくない…
- □ この仕事に、やりがいとか意義とか、全く感じられない…
- □ 今の職場の雰囲気や環境が、どうしても自分に合わない…
- □ ぶっちゃけ、職場に苦手な人・嫌いな人がいる…
- □ 納得できないルールやノルマを無理やり押し付けられている感じがする…
さて、あなたが「これかも…」と思った原因は、どの色のグループにありましたか?
【重要!】もし、赤文字の項目に多く当てはまった場合…
大変申し訳ないのですが、ここでこの記事を読むのを一旦ストップしてください。
なぜなら、赤文字の原因は、あなた個人の努力だけでは解決が難しい、根本的なミスマッチ(仕事内容、職場環境、人間関係など)に起因している可能性が高いからです。
このような場合、無理に今の環境でやる気を出そうとするよりも、転職や異動(ジョブローテーション)を検討し、自分に合った環境を探す方が、結果的にあなたのやる気向上や幸せに繋がる可能性が高いと考えられます。
まずは信頼できる人に相談したり、キャリア相談などを活用したりすることを検討してみてください。
もし、あなたが緑文字や青文字の項目に当てはまった場合は、この記事で紹介する打開策がきっと役に立つはずです!
このまま読み進めてくださいね。
あなたの「やる気が出ない原因」はどっちのタイプ?

これから紹介する打開策は、あなたの「やる気が出ない原因」のタイプによって効果が変わってきます。
先ほどのチェックで、あなたはどちらのタイプでしたか?
- もし緑文字に多く当てはまったなら…
→ あなたのやる気が出ない原因は、「外部要因(仕事内容、環境、考え方など)」にある可能性が高いタイプです。 - もし青文字に多く当てはまったなら…
→ あなたのやる気が出ない原因は、「内部要因(身体的なコンディションなど)」にある可能性が高いタイプです。
自分のタイプを意識しながら、この後の具体的な打開策を見ていきましょう!
仕事のやる気が出ない時に試したい!原因別・6つの打開策

お待たせしました! ここからは、仕事に対してどうしてもやる気が出ない時に試してほしい、具体的な6つの打開策を紹介していきます。
最初にお断りしておきますが、私は医者やカウンセラーなどの専門家ではありません。あくまで、私自身の経験や見聞きしたことを元にまとめた内容ですので、「こういう方法もあるんだな」という参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
打開策 ① 思い切って(バレない程度に)仕事をサボる
「外部要因」タイプ向け
常に全力投球!120%で仕事に取り組む!…というのは素晴らしいことですが、人間、そんな状態をずっと続けられるわけではありません。(一部、例外的な超人もいますが…) 頑張りすぎると、心も体も疲弊して、いずれやる気は落ちてしまいます。
そんな時は、思い切って「戦略的サボり」を取り入れてみませんか?
営業職など外回りが多い方: 公園のベンチで少し休憩する、カフェで一息つくなど、人目につかない場所で短時間リフレッシュ! (もちろん、バレないように!笑)
事務職など内勤の方: さすがに堂々とサボるのは難しいですが…
- ちょっと長めにトイレ休憩を取る
- 「銀行に行ってきます」と理由をつけて少し外の空気を吸う
- 郵便物をポストではなく、あえて少し遠い郵便局まで出しに行く
など、合法的な(?)範囲で気分転換できる方法を探してみましょう。
フリーランスの方: いっそのこと、「今日は何もしない日!」と決めて、完全にオフにしてしまうのもアリ!
もちろん、毎日サボっていては本末転倒。サボり癖がついてしまっては元も子もありません。
でも、意識的に「力を抜く」時間を作ることで、張り詰めていた気持ちが緩み、結果的に仕事へのやる気回復に繋がりやすくなるんです。
打開策 ② あえて「無心」で仕事に取り組む
「外部要因」タイプ向け
「やる気が出ない…でも、やらなきゃいけない…」そんな時は、感情をシャットアウトして「無心」で作業するというのも一つの手です。
特に、データ入力や単純作業、ルーティンワークなどをしている方(例えば工場のライン作業など)は、余計なことを考えずに、ただただ目の前のタスクをこなすことに集中する。「無」になるのが一番です。
「あー、めんどくさいな」「これ、何の意味があるんだろう…」なんて考え始めてしまうと、どんどん嫌になって、やる気も削がれてしまいますからね。
企画書の作成やプレゼン資料作りなど、思考が必要な仕事の場合でも、「構成を考える」「情報を集める」「スライドを作る」といったタスクに分解し、一つ一つの作業を機械的に、淡々とこなしていくことを意識してみましょう。
※もちろん、内容そのものはちゃんと考えてくださいね!(笑)
「めんどくさい」「嫌だ」という感情を挟まず、ロボットになったつもりで「無心」で取り組めば、やる気があろうがなかろうが、とりあえず作業は進みます。
これが直接的にやる気UPに繋がるかは分かりませんが、目の前のタスクが片付くことで、結果的に気分がスッキリする可能性はあります。試してみる価値はアリです。
打開策 ③ 気分がアガる「音楽」を聴きながら仕事をする
「外部要因」タイプ向け
もし、あなたの職場が音楽を聴きながら仕事をするのがOKな環境なら、これはかなり効果的な方法です!
私はよく車移動中にラジオを聴くんですが、「職場でいつもラジオ流してますよ~」なんていうメッセージも意外と多くて、羨ましいなと思っています。
もちろん、周りの人が勝手に興味のない音楽やラジオを大音量で流していたら、それはそれで迷惑だし、やる気も上がりませんよね(笑)。
もし職場で自由に音楽をかけられないなら、イヤホンでこっそり聴くのはどうでしょう?(もちろん、業務に支障が出ない範囲で!)
仕事中に音楽を聴くのが難しい場合でも、せめて休憩時間にお気に入りの曲を聴いて、気分をリフレッシュするだけでも効果はあります。
音楽には、私たちの気分を高揚させたり、リラックスさせたりする不思議な力がありますよね。アップテンポな曲を聴けば自然とやる気が湧いてきたり、心地よいヒーリングミュージックを聴けば心が落ち着いたり。
あなたの「気分がアガる」プレイリストを作って、仕事のBGMや休憩時間の楽しみにしてみてはいかがでしょうか?
打開策 ④ 「服装」を変えて気分一新!
「外部要因」タイプ向け
これは、職種に関わらず誰にでも試せる、意外と効果的な方法かもしれません。
それは、いつもと違う服装や格好で仕事に行ってみること!
- 新しい服や靴をおろしてみる: 新しいものを身につけると、なんだか気分がシャキッとしませんか?
- 「勝負服」を決めてみる: 特に営業職の方などは、「ここぞ!」という時に着るスーツやシャツ、ネクタイなどを用意しておくのがおすすめです。実際に私は「勝負スーツ」を持っていて、それを着ると自然と気合が入り、やる気が出ます!
- 小物で変化をつける: いつもと違うアクセサリーや時計、ネクタイピンなどをつけてみるだけでも気分転換になります。
制服がある職場の方でも、通勤時の私服を少し変えてみたり、髪型やメイクをいつもと変えてみたりするだけでも、気分が変わるきっかけになるかもしれません。
「見た目から入る」なんて言いますが、服装を変えることで、自分の気持ちを切り替え、仕事へのスイッチを入れる効果が期待できます。
打開策 ⑤ とにかく「体をしっかり休める」こと!
「内部要因」タイプ向け
「なんだか体がダルい」「疲れが取れない」「集中力が続かない」…。もし、あなたのやる気が出ない原因が身体的なコンディションにあるなら、まず最優先すべきは「休息」です。
体がちゃんと休めていないと、思考力や判断力が低下するだけでなく、自律神経が乱れて気分も落ち込みやすくなります。そんな状態では、いくら「やる気を出そう!」と思っても、気力すら湧いてきませんよね。
仕事でケアレスミスが増えたり、普段なら気にならないことでイライラしてしまったり…。そんなサインが出ていたら、体がSOSを出している証拠です。
無理は禁物! なんとかして体を休ませる時間を確保してください。
- 休日は予定を詰め込まず、意識的に「何もしない日」を作る。
- 睡眠時間をしっかり確保する。
- 可能であれば、有給休暇などを利用して、1日でも良いので仕事から完全に離れる日を作る。
仕事をする上で、体が資本であることは言うまでもありません。 しっかり体を休ませれば、心にも余裕が生まれ、自然とやる気も回復してくるはずです。
打開策 ⑥ 「適度な運動」と「バランスの取れた食事」を意識する
「内部要因」タイプ向け
体のコンディションを整える上で、「休息」と並んで重要なのが、「適度な運動」と「バランスの取れた食事」です。
運動不足はもちろん、逆に過度な運動も体に負担をかけ、疲労の原因になります。食事も同様で、好きなものばかり食べていたり、忙しくて食事を抜いたりしていては、必要な栄養が偏ってしまい、心身の不調に繋がります。
まずは、自分の生活習慣を見直すことから始めてみましょう。
運動:
- 「最近、全然体を動かしてないな…」という人は、通勤時に一駅分歩いてみる、エレベーターではなく階段を使う、寝る前に軽いストレッチをするなど、日常生活の中で少しでも体を動かす機会を増やしてみましょう。
- 週に1~2回、軽いジョギングやウォーキング、好きなスポーツを楽しむ時間を作るのも効果的です。
食事:
- 毎日何を食べているか、簡単に書き出してみるだけでも、栄養の偏りに気づくことがあります。
- 野菜やタンパク質を意識して摂る、インスタント食品や外食を少し減らすなど、できることから少しずつ改善していきましょう。
急に完璧を目指す必要はありません。少しずつでも食事や運動の習慣を改善していくことで、体の調子が整い、次第にやる気も湧いてくるはずです。
まとめ:やる気が出ない原因を見極め、自分に合った対処法を試してみよう!

さて、仕事のやる気が出ない時の原因と、具体的な6つの打開策についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
やる気が出ない主な原因は2タイプ:
- 「外部要因(仕事内容、環境、考え方など)」
- 「内部要因(身体的なコンディションなど)」
試してみたい6つの打開策:
- 仕事をサボる(戦略的に力を抜く)(←外部要因タイプ向け)
- 無心で仕事する(感情を無にして作業)(←外部要因タイプ向け)
- 気分がアガる曲を聴く(音楽の力で気分転換)(←外部要因タイプ向け)
- いつもと違った服装をする(見た目から気分転換)(←外部要因タイプ向け)
- 体をしっかり休める(最優先!)(←内部要因タイプ向け)
- 適度な運動・食事を取る(生活習慣の見直し)(←内部要因タイプ向け)
どの方法があなたにとって一番効果的かは、実際に試してみないと分かりません。
でも、今回紹介した6つの打開策の中に、必ず今のあなたの状況を改善するためのヒントやきっかけになるものが含まれているはずです。
「これなら自分にもできそうだな」と思ったことから、ぜひ一度、気軽に試してみてください。
大切なのは、「やる気が出ない自分」を責めすぎず、まずは原因を探り、自分に合った対処法を見つけて、少しでも前向きな気持ちで仕事に取り組めるようにしていくことです。
この記事が、あなたの「やる気」を取り戻すための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
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