「え、飛行機の中でスマホも充電できなくなるの?」
「持ち込みも2個まで?今持ってるバッテリーはどうすれば…」
「4月からって、もうすぐじゃない?何を準備すればいいの?」
2026年2月27日、国土交通省が重大な改正案を正式公表しました。
「2026年4月中旬から、航空機内でのモバイルバッテリーの使用・充電を禁止とし、持ち込みを1人2個までに制限する」という内容です。
機内でのスマホ充電が当たり前になっていた今、旅行者・出張族・クリエイターを問わず、日本発着のすべての便を利用するすべての人に関係する大改正です。
この記事では、国交省が公表した改正案の内容を正確にまとめ、あなたが「今すぐ何をすべきか」を明確にお伝えします。
📢【2026年2月27日 正式更新】国交省が改正案を公表・パブリックコメント開始
- 航空機内でのモバイルバッテリー使用・充電を禁止とする改正案を正式公表
- 持ち込みは160Wh以下で1人2個までに制限
- 施行予定:2026年4月中旬(パブリックコメント締切:2026年3月30日)
- 対象:日本発着の全便(国内線・国際線・LCC・外国航空会社すべて含む)
- 機内への持ち込み自体は引き続きOK
⚠️ ICAO(国際民間航空機関)が3月下旬の理事会で同様の国際基準を採択予定。採択後に国交省が告示を改正し正式確定。内容や時期が変わる可能性もあるため、国土交通省公式ページもあわせてご確認ください。
✅ この記事でわかること
- 🔥なぜ今、これほど急に規制が強化されたのか?
エアプサン機炎上事故から国交省の改正案公表まで、規制強化の流れを時系列で解説 - 📋4月中旬から「何が禁止」で「何はOK」なのか?
禁止・OKを表で整理。「2個まで」の正確な数え方・例外も解説 - ⚠️LCC利用者・長距離フライト者・カメラマンへの影響
「充電手段ゼロ」になりうる人の条件と、今すぐできる3つの対策 - ✈️すでに禁止済みの海外航空会社と日本の新ルールの違い
韓国・香港・欧州など先行禁止の各社状況と、日本ルールとの比較
【背景】なぜ急に「使用禁止」の改正案が出たのか?
今回の改正案の背景にあるのは、機内でのモバイルバッテリーによる発火・発煙事故の急増です。
発端となった重大事故
🔥 事故①:2025年1月8日 エアプサン機炎上(釜山・金海空港)
韓国・釜山の金海国際空港にて、エアプサン機が炎上し乗客が緊急脱出する大事故が発生しました。荷物棚に収納されていたモバイルバッテリーが発火源とみられており、この事故が韓国航空5社による「全面禁止」(2026年1月26日〜)のきっかけとなりました。日本の国交省もこの事故を重く受け止め、今回の改正案に至りました。
🔥 事故②:2025年以降 国内航空機内での発煙・発火が相次ぐ
日本国内でも2025年以降、充電中のモバイルバッテリーからの発煙・発火事例が複数の国内線で相次ぎました。乗務員の迅速な対応で大事には至らなかったケースがほとんどですが、国交省はこれを「見過ごせない水準」として対応を強化しました。
規制強化の流れ(国内外の主な動き)
| 時期 | 場所・状況 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2025/1/8 | エアプサン機(釜山)炎上 | 荷物棚のバッテリーが発火源とみられる大事故 |
| 2025/7/8 | 国交省が国内線で要請 | 荷物棚への収納禁止・手元管理を義務化 |
| 2026/1/15〜 | ルフトハンザ(欧州) | 機内使用禁止を先行実施 |
| 2026/1/26〜 | 韓国航空5社 | 機内使用・充電を完全禁止(確定・施行済み) |
| 2026/2/27 | 国交省が改正案を正式公表 | パブコメ開始(〜3/30)。4月中旬施行予定 |
| 2026年3月下旬(予定) | ICAO理事会で国際基準採択予定 | 採択後に国交省が告示改正。世界共通ルール化へ |
| 2026年4月中旬(予定) | 日本発着の全便で新ルール施行予定 | 機内使用禁止・2個制限が正式スタート |
← 横にスクロールできます
【新ルール詳細】何が禁止で、何はOK?(修正③⑤)
| 項目 | ❌ 禁止(4月中旬〜施行予定) | ✅ 引き続きOK |
|---|---|---|
| 機内への持ち込み | − | ✅ OK(160Wh以下・2個まで) |
| スーツケースへの預け入れ | ❌ 従来通り禁止(変更なし) | − |
| 機内でスマホ・タブレットをバッテリーで充電 | ❌ 禁止(施行予定) | − |
| 座席電源でバッテリー本体を充電 | ❌ 禁止(施行予定) | − |
| 座席電源でスマホを直接充電 | − | ✅ OK(引き続き可能) |
| 荷物棚(オーバーヘッドビン)への収納 | ❌ 禁止(2025年7月〜施行済み) | − |
| バッグ内・前座席下での保管 | − | ✅ OK(推奨) |
← 横にスクロールできます
💡 ポイント:「使用禁止」であって「持ち込み禁止」ではない
バッテリーを機内に持ち込むこと自体はOKです。ただし「使う・充電する行為」が禁止となります。4月以降は「座席電源でスマホを直接充電する」か、「搭乗前に満充電にしておく」かが唯一の対策です。
【個数制限の正確な内容】「2個まで」はどう数える?(修正⑤⑥)
📌 国交省改正案における「2個まで」の正確な内容
- 160Wh以下のモバイルバッテリーと予備電池(100Wh超〜160Wh以下)を合算して1人2個まで
- 100Wh以下の予備電池(スマホ・ノートPC・カメラに内蔵されている電池など)はこの2個にカウントしない
- つまり、持ち運ぶ「単体のモバイルバッテリー」が2個まで、という理解が正確
- スマホ・PCなどの端末内蔵電池は別カウントのため、ほとんどの一般旅行者は問題なし
📸 カメラマン・動画撮影者は要注意
Vマウントバッテリーなどの業務用大型カメラバッテリー(100Wh超)は、モバイルバッテリーとの合算で2個制限に含まれます。例えばモバイルバッテリー1個+大型カメラバッテリー1個で上限到達。複数の大型バッテリーを持ち込みたい方は、今から機材構成の見直しが必要です。
【影響を受ける人・対策】今すぐできること(修正⑧)
こんな人は特に要注意
✈️ LCC・格安航空会社の利用者
最も影響が大きい層。Peach・ジェットスターなどLCCの多くの機材は座席コンセント・USBポートがほぼなし。バッテリー使用禁止+充電設備なし=フライト中の充電手段ゼロになる可能性があります。
🌍 長距離フライト(アジア・欧米)利用者
10時間超のフライトでは、バッテリーが使えなくなることでスマホやPCが途中で切れる可能性も。搭乗前の満充電と、座席電源の事前確認が必須。
📸 カメラ・動画機材を多く持つ人
100Wh超の予備バッテリーが多い人は個数上限に抵触するリスクがあります。2個以内に収まるよう機材を今から整理しておきましょう。
💼 出張族・ビジネスマン
PCへのバッテリー充電も禁止対象になります。座席電源のある便を選ぶか、充電済みの状態で搭乗する習慣をつけましょう。
📡 各社の座席電源設置状況(国交省取材回答)
| 航空会社 | 座席電源の状況 |
|---|---|
| JAL | 国内線・国際線ほぼ全機に設置 |
| ANA | 国際線100%。国内線は約70%の機材に設置 (DHC-8-400の24機は非設置) |
| Peach・ジェットスター等LCC | 多くの機材でコンセント・USB非設置 |
LCC利用の場合、搭乗前に公式サイトで機材の電源設備を必ず確認することをおすすめします。
今すぐできる3つの対策
- 搭乗前に満充電にする習慣をつける
機内では充電できなくなるため、出発前にスマホ・バッテリー・PCを満充電にしておくことが必須習慣になります。空港の搭乗ゲート付近の充電スポットを積極的に活用しましょう。 - 座席電源の有無を事前確認する
航空会社・機材によって座席電源(USB/AC)の有無が異なります。特にLCC利用の長距離便は搭乗前に公式サイトで確認を。ANAのプレミアムクラス・JALのクラスJなどは全席電源完備です。 - バッテリーを2個以内に今のうちに整理する
複数持ちの人は今のうちに整理を。10,000〜20,000mAhクラス(約37〜74Wh)を2個以内の構成にしておくと、施行後もスムーズです。大型バッテリー(100Wh超)を複数持つ方は特に注意。
【国際線はどうなる?】先行する海外航空会社の動向(修正③)
日本より先に、海外の航空会社では規制強化が始まっています。今すぐ注意が必要な国際線の状況をまとめました。
| 航空会社・地域 | 機内使用・充電 | 状況・備考 |
|---|---|---|
| 大韓航空・アシアナ・ジンエアー・エアプサン・エアソウル | ❌ 完全禁止(確定) | 2026年1月26日〜施行済み。端子絶縁テープ必須 |
| ルフトハンザ | ❌ 完全禁止(確定) | 2026年1月15日〜施行済み |
| キャセイパシフィック(香港) | ❌ 完全禁止(確定) | 2025年4月〜施行済み。違反で最大約18万円の罰金 |
| タイ国際航空・エアアジア | ❌ 飛行中禁止(確定) | 座席USBポートからのスマホ直充電は可 |
| チャイナエアライン・エバー航空(台湾) | ❌ 飛行中禁止(確定) | 座席USBポートからのスマホ直充電は可 |
| ANA・JAL・国内LCC(Peach等) | ⚠️ 現在OK → 4月中旬から禁止(施行予定) | ICAO採択・パブコメ後に正式施行 |
← 横にスクロールできます
【タイムライン】規制の流れまとめ(修正④)
2025年1月8日
エアプサン機炎上(釜山)→ 世界的な規制強化の引き金に
2025年7月8日
国交省が国内線で「荷物棚への収納禁止」を要請・施行
2026年1月〜
ルフトハンザ(1/15〜)・韓国5社(1/26〜)が機内使用禁止を先行実施
2026年2月27日 ← 直近の重要な動き
国交省が改正案を正式公表・パブリックコメント開始(〜3/30)
2026年3月下旬(予定)
ICAO理事会で国際基準を採択予定。事実上の世界共通ルール化へ
2026年4月中旬(施行予定)
日本発着の全便(国内・国際・LCC・外国航空会社)で機内使用禁止・2個制限が正式スタート
まとめ:今のうちに準備しておこう(修正⑦)
✅ この記事のポイントおさらい
- 📢 国交省が2月27日に改正案を正式公表。パブコメ締切は3月30日。4月中旬施行予定
- 🌏 対象は国内線だけでなく「日本発着の全便」。LCC・外国航空会社も含む
- ✅ 持ち込み自体はOK。「使う・充電する行為」が禁止になる予定
- 🔢 「2個まで」は100Wh以下の内蔵電池を除くカウント。一般旅行者は問題なし
- 🛫 韓国・香港系航空会社はすでに禁止済み。国際線は今すぐ注意
- ⚡ LCCは座席電源なし機材が多い。充電手段がゼロになる可能性を把握しておく
- 🔋 搭乗前の満充電・座席電源確認が新しい旅の常識に
- 📦 バッテリーは2個以内に今のうちに整理しておこう
🔋 バッテリーのルールをもっと詳しく知りたい方へ
容量計算・各社ルール・中国特別規制まで完全網羅
✈️ 次の海外旅行を予約する













