「海外旅行でカード決済すると、海外事務手数料でどれくらい損するの?」
「Wise、Revolut、Sony Bank WALLETなら結局どれを使えばいい?」
「IDAREは改定後も海外決済におすすめなの?」
海外旅行の決済環境は、2026年に入って大きく変わっています。Wiseは日本発行カードでApple Payに対応し、IDAREはランク制導入により海外事務手数料の条件が変わり、三菱UFJニコス系カードでは海外事務手数料の引き上げが発表されました。
この記事では、2026年最新の改定情報を踏まえ、Wise・Revolut・Sony Bank WALLETの3サービスを比較します。海外旅行で損しないためのカード選びを、手数料・ATM・Apple Pay / Google Pay・チャージ方法・使い勝手まで分かりやすく整理します。

✅ この記事でわかること
- 🏝️ 海外旅行で使いやすい決済カードの選び方💳 Wise・Revolut・Sony Bank WALLETを、使いやすさと手数料で比較します。
- ✨ Apple Pay / Google Pay対応の違い📱 iPhoneユーザー、Androidユーザーで選ぶべきカードが変わります。
- ⚠️ 海外ATM・外貨両替・チャージ方法の注意点🏧 現地ATM手数料、週末両替、外貨口座の準備まで解説します。
- 📌 あなたに合う1枚とおすすめの組み合わせ✅ 迷った時の結論として、メインカード・サブカードの使い分けも紹介します。
先に結論|1枚最強でなく役割分担がお得な選び方です
海外旅行の決済はWise・Revolut・Sony Bank WALLETを役割分担して使うのがおすすめです。Wiseはメイン決済、Revolutはサブ決済、Sony Bank WALLETは外貨預金派に向いています。
先に結論|海外旅行カードは「1枚最強」ではなく役割分担が正解
海外旅行用カードは、1枚だけで完璧を狙うより、役割分担する方が安全です。まずは日常の支払い用に下の表から1枚を選び、ホテルやレンタカーの保証金用には、利用条件を確認した別ブランドのクレジットカードを予備として用意するのが基本です。手持ちのカードで目的を満たせるなら、すべてを新しく作る必要はありません。
| カード | おすすめの役割 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Wise | メイン決済・現金引き出し用 | iPhoneユーザー、Mastercardを使いたい人、手数料の透明性重視 | 日本発行カードはGoogle Pay未対応 |
| Revolut | Visa予備カード・平日両替・アプリ管理用 | Androidユーザー、クレカチャージしたい人、UI/UX重視 | Standardは週末両替1%に注意 |
| Sony Bank WALLET | 外貨預金を使った決済用 | 日系サービス派、ソニー銀行ユーザー、ANAマイル派 | 外貨口座・外貨購入の準備が必要 |
| IDARE | 改定後は優先度低め | 残高条件を満たせる人向け | 海外事務手数料回避にランク条件あり |
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2026年の重要改定|海外決済カード選びがさらに重要に
海外決済まわりでは、2026年に入って重要な変更が続いています。
WiseがApple Payに対応|iPhoneユーザーはかなり使いやすくなった
Wiseは2026年5月12日、日本の個人・法人向けにApple Pay対応を開始しました。これにより、iPhoneやApple WatchにWiseデビットカードを追加して、Mastercardのタッチ決済対応店舗で使えるようになりました。
これまでWiseはスマホ決済に弱い印象がありましたが、iPhoneユーザーにとってはかなり使いやすくなっています。
注意:Wiseは日本発行カードでApple Payに対応しましたが、Google Payについては日本発行カードではまだ利用できません。AndroidユーザーはRevolutやSony Bank WALLETの方がスマホ決済面では使いやすいです。
IDAREはランク制導入で海外決済カードとしては優先度が下がる
以前はIDAREも海外事務手数料無料の有力候補でしたが、2026年7月からランク制が導入されました。海外事務手数料は2026年7月15日から残高ランクに応じて0〜3%(プラチナのみ無料)になっています。
今後はランク条件によって海外事務手数料の扱いが変わるため、「無条件で海外決済に強いカード」とは言いにくくなりました。スマホ決済や海外利用時の還元面も考えると、海外旅行のメインカードとしてはWise・Revolut・Sony Bank WALLETを優先して考える方が自然です。
三菱UFJニコス系カードは海外事務手数料が4%台へ
三菱UFJニコスでは、2026年11月以降、海外事務手数料の改定が予定されています。
一般的なクレジットカードの海外事務手数料が上がるほど、Wise・Revolut・Sony Bank WALLETのような海外決済サービスの重要性は高まります。
3サービスのスペック比較
ここからは、Wise・Revolut・Sony Bank WALLETを実際に比較していきます。
| 項目 | Revolut | Wise | Sony Bank WALLET |
|---|---|---|---|
| 登録料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 月会費 | Standard無料 / Premium 980円 / Metal 1,980円 | 無料 | 無料 |
| カード発行 | 発行無料、通常配送500円 | 通常1,200円 | キャッシュカード一体型 |
| ブランド | Visa | Mastercard | Visa |
| スマホ決済 | Apple Pay / Google Pay | Apple Payのみ | Apple Pay / Google Pay |
| チャージ | カード・銀行振込 | 銀行振込・デビットカードなど | ソニー銀行口座へ入金後、外貨購入 |
| ATM無料枠 | 最新:Revolut Standardは契約日起点の月次サイクル25,000円までATM引出無料、超過部分2%。日本向けWiseは月25,000円まで回数にかかわらず無料、超過時は100円+超過額1.75%。ATM設置者の料金・両替費は別です。 | 無料回数・無料枠はアプリまたは公式料金表で確認 | 外貨口座利用でも1.79%などに注意 |
アプリでの残高確認、チャージ、カードの凍結・解除、追加認証には通信環境が必要になるため、海外でも接続できる手段を準備すると安心です。ただし、店頭で物理カードを使うすべての決済に、自分のスマートフォンのデータ通信が必要なわけではありません。カードの準備と合わせて、出発前にeSIMも入れておくと到着直後から困りません。
Revolutがおすすめな人

Revolutは、対応するカードからチャージしたい人、AndroidでGoogle Payを使いたい人、アプリの使いやすさを重視する人に向いています。
- RevolutでATMから引き出す資金は、銀行振込等で入金した現金化可能残高を用意してください。カードチャージ残高はATM引き出しに利用できません。Visaクレジットカードからの入金には1.7%の手数料がかかるため、決済前の表示額も確認しましょう。
- AndroidでGoogle Payを使いたい人
- アプリの見やすさ・支出管理を重視する人
- 使い捨てバーチャルカードを使いたい人
- Metalは対象決済の1%還元、上限は月次サイクルで5,000円です。月額は1,980円ですが、対象外決済やチャージ費用、早期解約料も含めて比較してください。短期旅行の1か月だけ利用する前提では、月額分だけで済むとは限りません。
特にRevolutはUI/UXが強く、カード凍結、予算管理、使い捨てカードなどの機能が使いやすいです。一方で、Standardプランでは週末両替に1%手数料がかかるため、旅行前の平日に外貨へ両替しておくのが基本です。
Wiseがおすすめな人

Wiseは、iPhoneでApple Payを使いたい人、Mastercardブランドを持っておきたい人、海外ATMで現金を引き出す予定がある人に向いています。
- iPhoneでApple Payを使いたい人
- Mastercardブランドを持っておきたい人
- 韓国旅行でモバイルTマネーを使いたい人
- 海外ATMで現金を引き出す予定がある人
- 銀行振込でチャージしても問題ない人
WiseはMastercardブランドである点も強みです。Visaではうまく使えない場面の予備としても役立つため、Revolutとの2枚持ちにも向いています。
Sony Bank WALLETがおすすめな人

Sony Bank WALLETは、日系サービスを使いたい人、ソニー銀行をすでに使っている人、外貨預金を活用したい人に向いています。
- 海外サービスより日系サービスを使いたい人
- ソニー銀行ユーザー
- 外貨預金を持っている、または外貨購入に抵抗がない人
- ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETに興味がある人
- Apple Pay / Google Pay両方に対応したVisaデビットが欲しい人
Sony Bank WALLETは、対象10通貨の外貨口座を開設し、外貨残高から直接支払うことでコストを抑えやすくなります。
対象通貨の外貨普通預金口座を事前に開設しておけば、残高不足時は「円からアシスト」で円預金から必要な外貨を自動購入できます。外貨の事前購入は必須ではありませんが、両替時には所定の為替コストがかかります。
海外ATMで現金を引き出すならどれ?
海外ATMについては、カード会社側の手数料と、現地ATM設置会社の手数料を分けて考える必要があります。
ATMでは原則として現地通貨を選択してください。「JPYで確定」「日本円で引き出す」などを選ぶと、ATM側が決めた不利なレートで換算するDCCが適用されることがあります。円換算額が表示されても、現地通貨建てを選ぶのが基本です。
| カード | カード側の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| Revolut | Standardは月次サイクル25,000円まで無料、超過分に2%(2026年10月時点) | 現地ATM手数料は別途発生する場合あり |
| Wise | 月25,000円まで無料、超過分は100円+1.75%(2026年10月時点) | 現地ATM手数料は別途発生する場合あり |
| Sony Bank WALLET | 外貨口座利用でも1.79%の事務処理経費などに注意 | 外貨残高・口座開設状況でコストが変わる |
無料枠内で引き出す場合でも、現地ATM側の手数料が別にかかることがあります。少額を何度も下ろすより、必要な分をまとめて引き出す方が手数料を抑えやすいです。
レート比較で大事なのは「必ずどちらが得」と決めつけないこと
海外決済のレートは、決済する国、通貨、タイミングによって変わります。
- Revolutの方が良いレートになる場面もある
- Wiseの方が良いレートになる場面もある
- 決済タイミングが少し違うだけでも差が出る
- 週末のRevolut Standardは1%手数料に注意
そのため、どちらか1枚に絞るより、MastercardのWiseとVisaのRevolutを両方持っておく方が安心です。
最終判断|あなたに合うカードはこれ
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| iPhoneユーザーで韓国旅行が多い | Wise | Apple Pay対応、Mastercard、モバイルTマネーと相性が良い |
| Androidユーザー | Revolut または Sony Bank WALLET | Google Pay対応でスマホ決済しやすい |
| クレカからチャージしたい | Revolut | 3サービスの中でクレカチャージに強い |
| 日系サービスが安心 | Sony Bank WALLET | ソニー銀行のサービスで外貨預金と連携できる |
| 高額決済・月20万円以上 | Revolut Metalも検討 | 1%還元でも月額費用とほぼ相殺される程度。還元の対象・上限と会費を比べて |
| 迷っている | Wise+Revolutの2枚持ち | MastercardとVisaを分けて持てる |
よくある質問
まとめ|2026年以降はWise・Revolut・Sony Bank WALLETの3枚比較が必須
この記事のポイント
- Wiseはメイン決済・現金引き出しに強い
- RevolutはAndroid派やUI重視の人に向く
- Sony Bank WALLETは外貨預金派向け
- デビットカード1枚だけの海外旅行は避けたい
2026年以降、海外決済カードはWiseとRevolutだけでなく、Sony Bank WALLETまで含めて比較するのがおすすめです。
IDAREの改定、WiseのApple Pay対応、三菱UFJニコスの海外事務手数料引き上げにより、海外旅行でどのカードを使うかは以前より重要になっています。
最も無難なのは、WiseまたはRevolutを日常決済用にし、別ブランドのクレジットカードを予備として分けて持つ方法です。外貨預金やソニー銀行を使っている人はSony Bank WALLETも候補になります。
デビットカードだけで海外へ行くのはおすすめしません。ホテルやレンタカーでは保証金が長期間保留されることがあり、返金にも時間がかかります。通信障害、残高不足、不正利用対策による停止にも備え、国際ブランドの異なるカードを2枚以上に分けて携帯してください。
海外旅行のお金対策は、カード1枚で終わりではありません。現地でアプリを開くための通信環境も必要なので、eSIMや海外WiFiも合わせて準備しておきましょう。













