「人生100年時代」なんて言われるけれど、なんだか毎日同じことの繰り返し…将来に漠然とした不安がある…
そんな風に、日常にちょっとした不満を感じていませんか?
学生さん、社会人、主婦の方…立場は違えど、多くの人が何かしらの不満やモヤモヤを抱えているのを、私はたくさん見てきました。
何を隠そう、私自身もその一人でした。
もし、あなたが今、そんな不満を感じているなら、たった10分だけ、自分のための時間を作ってみませんか?
ペンとノート(スマホのメモでもOK!)を用意して、「この一度きりの人生で、本当にやってみたいこと」を、思いつくままに書き出してみてください。
…さあ、あなたはいくつ書けるでしょうか?
この記事では、あなたの人生を豊かにするかもしれない「魔法のアイテム」について、詳しく解説していきます。
- 死ぬまでにやりたいことリスト100(バケットリスト)とは?
- なぜこれを作ることでメリットが生まれるのか?
- 死ぬまでにやりたいことリスト100を作る方法
- 私自身の死ぬまでにやりたいことリスト100の内容
「最近、なんだかパッとしないな…」「もっと充実した人生を送りたい!」
もし今、そう思っているなら、この記事を読んで、後悔のない人生を歩むための第一歩を踏み出してみませんか?
私が「死ぬまでにやりたいことリスト100」に出会った、ちょっと意外(?)なきっかけ

もし、あなたがこの記事のタイトルを見て「なんだか面白そうだな」と思ってくれたなら、それはきっと、このリストが持つ不思議な魅力に、すでに気づき始めているからかもしれませんね。
まず、「死ぬまでにやりたいことリスト100(バケットリスト:Bucket List)」とは何か、そして私がこれにどうやって出会ったのか、ちょっと個人的な話をさせてください。
「バケットリスト」とは、その名の通り、「死ぬまでに(=棺桶に入るまでに)自分が人生で経験したいことや挑戦したいこと」を書き出したリストのことです。
映画『最高の人生の見つけ方』(原題:The Bucket List)で広まった言葉ですね。
旅行で行きたい場所、挑戦したいスポーツ、身につけたいスキル、会いたい人…内容は本当に何でもOK!
このリストを作ることで、自分の夢や目標が明確になり、それを実現するための道しるべになる、というのが基本的な考え方です。
さて、私がこのリストに初めて出会ったきっかけは、大学時代の友人からでした。
彼とは卒業後、社会人になってしばらく疎遠になっていたんですが、ある日突然、「久しぶりに飯でもどう?」と連絡があったんです。
久しぶりに会った彼は、なんだか学生時代とは雰囲気が変わっていて、特にお金に対する考え方がすごくシビアになっているのを感じました。
そして、その彼が熱心に語ってくれたのが、この「死ぬまでにやりたいことリスト100」だったんです。
彼が持っていた手書きのリストには、「え、そんなこと無理でしょ!」と思うような壮大な夢から、「これなら頑張ればできそう」という身近な目標まで、本当に色々なことが書かれていました。
そして彼は、「このリストの項目を一つずつ達成していくことで、人生の達成感が得られるんだ!」と熱く説明してくれたのです。
…と、ここまでは良い話なんですが、最終的なオチを言いますと。
彼はどうやらマルチ商法か、もしくはねずみ講の類にハマっていた?らしく、私をそこへ勧誘するために食事に誘ってきたようなのです…(苦笑)。
何度か会話をするうちに、彼の仲間?の話や、「夢を叶えるためにはお金が必要だよね?」といった、それっぽい話題が多く出てきたので、「あ、これは…」と気づきました。
勧誘される内容自体は、事前にネットで調べてなんとなく察しがついていたので、うまく話をそらしながら(避けるフリをしながら?笑)その場を切り抜けました。
でも、もし彼が私を勧誘しようとしていなかったら、私は「死ぬまでにやりたいことリスト100」という存在自体を知らなかったかもしれません。
そう考えると、ある意味、彼には感謝…?
いや、やっぱり複雑ですが(笑)
ともかく私にとっては貴重な(?)経験であり、この記事を書く大きなきっかけになったのは間違いありません。
【怪しくない!】リストを作ることで得られる3つのメリット

…と、私のちょっと変わった出会い方を紹介しましたが、ここでハッキリ言っておきます!
最初の説明で「え、なんか胡散臭い…」「やっぱり怪しいんじゃないの?」って思った方もいるかもしれません。
「死ぬまでにやりたいことリスト100」を作ること自体は、全く怪しいものでも、ましてや危険なものでもありません!
ただ、私の友人のように、勧誘の「ネタ」としてマルチ商法やねずみ講で利用されてしまうことがある、というだけのことです。
(彼らの常套句は、「その『やりたいこと』を叶えるためには、お金が必要だよね?」「じゃあ、お金を稼ぐために、この商品を売ったり、仲間を紹介したりしようよ!」という流れのようです。今回この記事を書くにあたって、改めてネットで調べてみました…笑)
なので、どうか安心して、このリストが持つポジティブな面に目を向けてください!
話を戻して、この「死ぬまでにやりたいことリスト100」を作ることで、具体的にどんな良いことがあるのか?
私が実感している3つの大きなメリットをご紹介します。
メリット①:「未来が楽しみ!」と前向きな気持ちになれる
毎日同じことの繰り返し、仕事のストレス、人間関係の悩み…。
日常を送っていると、どうしても気分が落ち込んだり、将来に不安を感じたりすることってありますよね。
朝起きて、満員電車に揺られて会社へ行って、予期せぬトラブルに対応して、クタクタになって帰ってきて…。
そんな日々の中で、不満やストレスが溜まっていくのは、ある意味仕方のないことかもしれません。
でも、この「やりたいことリスト」を作っておくと、ふとした時にそれを見返すだけで、「あ、私にはこんなにやりたいことがあるんだった!」「この目標のために頑張ろう!」って、未来に対するワクワクした気持ちや、前向きなエネルギーが湧いてくるんです。
このリストが、未来へ向かうための羅針盤のようになり、日々のちょっとした困難も乗り越えるための原動力になってくれる。そんな感覚です。
私自身、会社の雑用や理不尽なことに追われて、「もうやってられない!」と思う日もありましたが、このリストを作ってからは、「これもリスト達成のための一歩だ!」と、日々の努力に意味を見出せるようになりました。
メリット②:「絶対に達成したい!」目標への強い意欲が湧く
リストを作るという行為は、単なる「夢の書き出し」ではありません。
自分の手で書き出すことで、その一つ一つが具体的な「目標」として意識されるようになります。
そして、一度リストに書き出した「目標」は、「絶対に達成したい!」という強い欲求に変わっていくから不思議です。
もちろん、「明日までに達成しなきゃ!」なんて無理にプレッシャーを感じる必要は全くありません。
でも、「いつかこれを実現したい」という気持ちは、心の底から自然と湧き上がってくるはずです。
大切なのは、他人と比べることなく、自分のペースで、自分の立てた目標に向かって一歩ずつ進んでいくこと。
そのプロセス自体が、日々の生活に張りを与え、達成した時の喜びは、何物にも代えがたい充実感をもたらしてくれます。
メリット③:「時間」の大切さを知り、有効活用できるようになる
リストを作って、「やりたいこと」が明確になると、それを達成するためには「時間」が必要不可欠であることに気づきます。
私のリストも、今では200個以上に増えましたが、中にはすぐに達成できるものもあれば、実現には相当な時間とお金がかかるものもあります。
そうなると、「ボーッとSNSを眺めてる時間があったら、リスト達成のために何かできるんじゃないか?」「ダラダラとテレビを見ているこの時間は、もったいないんじゃないか?」と、日々の時間の使い方を意識するようになるんです。
「人生は有限である」という当たり前の事実を、リストを通じて再認識させられるんですね。
このリストを作ることで、無駄な時間を意識的に減らし、一日一日を大切に、自分の目標達成のために有効活用しようという習慣が自然と身についていくはずです。
少なくとも、目的もなくスマホでネットサーフィンをする時間は確実に減るでしょう(笑)。
【実践編】死ぬまでにやりたいことリスト100(バケットリスト)の作り方

さて、リストのメリットが分かったところで、いよいよ実際に「死ぬまでにやりたいことリスト100(バケットリスト)」を作ってみましょう!
作り方は、驚くほどシンプルです。
用意するもの: 紙とペン(ノートや手帳がおすすめ!)、またはパソコンやスマホのメモ帳アプリ。
自分が一番使いやすい、しっくりくるものを選んでくださいね。
準備ができたら、まずはタイマーを10分セットして、思いつく限り、「自分が死ぬまでにやってみたいこと、体験してみたいこと」を箇条書きでどんどん書き出してみてください!
書く内容は、本当に何でもOK!
- 壮大な夢(世界一周旅行、起業するなど)
- 小さな願望(美味しいケーキをホール食いする、一日中パジャマで過ごすなど)
- 身につけたいスキル(英語を話せるようになる、ピアノを弾けるようになるなど)
- 行ってみたい場所、会いたい人、食べたいもの…
実現可能性なんて、今は全く気にする必要はありません。「こんなこと書いていいのかな?」なんて思わず、あなたの心の声、欲望に正直に、自由に書き出してみてください。
では、用意はいいですか?
よーい、スタート!(10分後に、またこの記事に戻ってきてくださいね!)
【10分後】意外と書けない? それでOK!
…10分経ちましたか? お疲れ様でした!
さて、いくつ書けましたか?
実際にやってみると、「100個なんて、全然無理!」「意外と思いつかない…」と感じた方が多いのではないでしょうか?
そう、思いつくままに100個書き出すのって、予想以上に難しいし、時間もかかるんです。
でも、それで全く問題ありません!
とりあえず、今日書けた内容は、消さずにそのまま大切に取っておいてください。
そして、これから日常生活を送る中で、「あ、これもやってみたいかも!」と思いついたことを、その都度リストに自由に追加していくのです。
電車の中、お風呂の中、寝る前…ふとした瞬間にアイデアは浮かんできます。
今まで無駄にスマホでネットサーフィンしていた時間を、少しだけ「自分のやりたいこと」について考える時間に変えてみるのも良いかもしれません。
そうやって続けていけば、リストは自然と埋まっていき、いつの間にか100個、いや、それ以上の項目が書き出されているはずです。
リストができたら(途中でも!)、その日から行動開始!

リストが100個埋まるのを待つ必要はありません。リストを作り始めたその日が、あなたの新しい人生のスタートラインです!
リストの中から、「これなら今すぐできそう!」「これを最初にやってみたい!」と思う項目を選んで、それを実現するための具体的な行動を始めてみましょう。
どこから手をつけるかは、完全にあなた次第。大切なのは、他人任せにせず、自分自身で計画し、行動し、達成するというプロセスそのものです。
そして、見事リストの項目を達成できたら…
- その項目に線を引いて消しましょう!(達成感がすごい!)
- その横に、達成した日付(〇年〇月〇日)を細かく記入しましょう。
- 可能であれば、達成した場所や、その時の写真なども一緒に記録しておくと、後で見返した時に、その時の感動や感情をより鮮明に思い出すことができて、最高の思い出になりますよ。
【重要】達成期限は絶対に設けないこと!

最後に、一つだけ絶対に守ってほしいルールがあります。
それは、リスト内の項目を達成するための「期限」を、絶対に設けないでください。
このリストは、あくまで「死ぬまでにやりたいこと」です。人生という長いスパンで達成していくものなので、焦る必要は全くありません。
「いつまでにこれをやらなきゃ!」と自分を追い込んでしまっては、リストを作る楽しさも、達成する喜びも半減してしまいます。
もし、「1年後にこれを達成したい!」という短期的な目標があるなら、それはまた別の目標リストとして作成するのが良いでしょう。
このバケットリストは、あなたの人生を豊かにするための、期限のない、自由な冒険マップなのです。
参考までに…私が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」の一部を公開!
「実際にどんなことを書けばいいの?」とイメージが湧かない方のために、僭越ながら、私が作成したリストの一部をご紹介しますね。
私がリストを作り始めたのは2016年の3月頃。
最初は50個くらいしか書けませんでしたが、達成したり、新しいことを思いついたりするうちに、今では255個まで増えました!
リストを見返す頻度は、月に1回程度です。(最近は全く見てない…(笑))
毎日見る人もいるようですが、これは自分のペースで全く問題ないと思います。
私の場合は旅行系の項目が多いので、旅行に出かける前には必ずリストを確認して、「今回の旅先で達成できそうなことはないかな?」とチェックするようにしています。(達成できなくても、それはそれでOK!)
さすがに全部はお見せできませんが(プライベートな内容も含まれているので…笑)、ジャンル別にいくつか抜粋してご紹介します。
※達成済みの項目には線が引いてありますが、ここでは省略しています。
また、実際のリストは255個ありますが、一部のみの紹介となる点、ご了承ください。
旅行系 |
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日本一周する |
世界一周する |
屋久島に行く |
沖縄に行く |
沖縄離島に行く |
東北に行く |
青い池を見る |
神の子池に行く |
富良野のラベンダー畑を見る |
小笠原諸島に行く |
ベトナムに行く |
上海に行く |
フィリピン マニラに行く |
ミャンマーに行く |
スリランカ に行く |
インドに行く |
香港に再度行く |
マカオに再度行く |
マカオの世界遺産をすべてめぐる |
タイに再度行く |
オーストラリアに行く |
カンボジアに行く |
ラオスに行く |
バリ島に行く |
セブ島に行く |
アメリカに再度行く |
宿泊系 |
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水上コテージに泊まる |
アイレホテル(スペイン・バルセロナ)に泊まる |
リゾート地に泊まる |
神戸メリケンパークオリエンタルホテルに泊まる |
ヴィラ・サントリーニ(高知)に泊まる |
とれとれヴィレッジ(和歌山)に泊まる |
アンダリゾート伊豆高原に泊まる |
ホテル川久(和歌山)に泊まる |
五つ星ホテルに泊まる |
会員制ホテルに泊まる |
会員制ラウンジに入る |
勉学・投資・ブログ系 |
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英検準1級取る |
英検1級取る |
TOEIC750点取る |
ふるさと納税をする |
本を1か月で5冊読む |
写真を単体で5枚売る |
ブログを開設する |
ブログのアクセス数を通算1,000人達成 |
ブログのアクセス数を通算10,000人達成 |
ブログのアクセス数を通算50,000人達成 |
ブログのアクセス数を通算100,000人達成 |
アクティブ・体験系 |
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テニスの試合に出る |
ストラックアウトで9枚全部倒す |
バッティングセンターでホームラン打つ |
ゲームセンターのクレーンゲーム等で景品をゲットする |
砂風呂に入る |
温泉街の射的をする |
ワカサギ釣りをする |
磯釣りをする |
船釣りをする |
川釣りをする |
買い物系 |
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海外で服を買う |
海外で変わったものを買う |
値札を見ずに物を買う |
別荘を買う |
島を買う |
飲食系 |
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5か国以上の料理を食べる |
5か国以上、その土地でビールを飲む |
5か所以上の国内の地ビールをその土地で飲む |
フォアグラを食べる |
キャビアを食べる |
ノドグロを食べる |
お洒落なバーでお酒を飲む |
ルーフトップバーで飲む |
本場で生ハムを食べる |
本場でピザを食べる |
…とまあ、こんな感じです。
書いていくうちに、自然と自分の中でジャンル分けができるようになってきました。
私の場合は、「旅行」「宿泊」「学び」「体験」「買い物」「飲食」といった感じですね。
人によって興味の対象は全く違うと思いますが、こうして分類してみると、自分がどんなことに価値を感じ、何を求めているのかが客観的に見えてきて面白いですよ。
私の場合は、やはり海外旅行や体験、そしてちょっと背伸びした買い物(車とか…笑)に関する項目が多いようです。
皆さんのリストはどんな内容になるでしょうか?
※リストの管理は、Appleユーザーなら「Numbers」、Windowsユーザーなら「Excel」などの表計算ソフトを使うと、後々整理したり達成状況を管理したりするのに便利でおすすめです!もちろん、手書きのノートも味があって素敵ですけどね。
結論:「死ぬまでにやりたいことリスト」を書いて後悔することは絶対にない!

たかが「やりたいこと」を書き出しただけのリスト。
でも、このリストを作ることが、あなたの日常や意識に、想像以上のポジティブな変化をもたらしてくれるはずです。
もちろん、リストを作ったからといって、明日から劇的に人生が変わるわけではありません。
でも、「自分は本当は何がしたいのか?」を明確にし、それに向かって少しずつでも意識を向け、行動していくことができれば、それは間違いなく、あなたの人生をより豊かで、より主体的なものに変えていく力になります。
世の中で大きな成功を収めている人たちの中にも、このようなリストを作成し、活用している人が多いと言われています。
でも、特別な人だけのものではありません。私がこの記事で一番伝えたいことは、どんな人にとっても、このリストを一度作ってみることは、絶対に価値があるということです。
私自身、このリストを作り始めてから、以前よりも格段に前向きな気持ちで日々を過ごせるようになりましたし、「リスト達成のために頑張ろう!」というモチベーションが、日々の努力を支えてくれています。
ただ何となく過ぎていく毎日が、このリストのおかげで、何か意味のある、目的を持った一日に変わっていくような感覚です。
この記事を読んでくれたあなたも、ぜひ今日から、まずは10分、そして日々の生活の中で少しずつ、自分だけの「死ぬまでにやりたいことリスト」を育ててみてください。
そして、最高の人生に向けて、一緒に歩んでいきましょう!
リスト作りのヒントになるかもしれません↓