【台北・中山】お洒落なカフェと雑貨の街歩きガイド！赤峰街のおすすめ店＆フォトスポット

「九份も十分も行ったし、台北101も登った。次は何をしよう？」

台湾リピーターなら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
そんなあなたに、私が心からおすすめしたいのが**「目的のない街歩き」**です。

特に、MRT中山駅の周辺エリアは、古き良き台湾の面影を残す路地裏に、洗練されたカフェや雑貨店が点在する、まさに宝探しのような場所。

この記事では、カメラ片手に中山エリアを散策し、心惹かれたお店や風景をご紹介します。

これを読めば、ガイドブックには載っていない、あなただけの台北が見つかるはずです。

なぜ中山？台北の「代官山」赤峰街を歩こう

今回私が街歩きの場所に選んだのは、MRT中山駅の西側に広がるエリア、特に「赤峰街（チーフォンジエ）」周辺です。

ここはかつて自動車部品の問屋街でしたが、近年、古い建物をリノベーションしたお洒落なカフェやセレクトショップが次々とオープン。
昔ながらの町工場と現代的なセンスが融合した、まさに台北の「代官山」や「中崎町」のようなエリアなのです。

中山・赤峰街で見つけた素敵なお店5選

それでは早速、私が散策中に見つけたお店をご紹介します。

【雑貨】小器生活道具

日本の作家ものやデザイン性の高い食器、キッチン雑貨などを扱うセレクトショップ。
シンプルで丁寧な暮らしを提案するような品揃えで、店内はセンスの良い女性客で賑わっていました。自分へのお土産探しにぴったりです。

• 住所：103台北市大同區赤峰街29號
• 営業時間：12:00〜21:00

【カフェ】産出 The Food

古民家を改装した、温かみのあるカフェ。
思わず足を止めて写真を撮りたくなる、雰囲気のある外観です。
ハンバーガーやサンドイッチなどの軽食も充実しているので、散策途中のランチにもおすすめです。

• 住所：103台北市大同區赤峰街18號-3號
• 営業時間：10:00〜18:00

【セレクトショップ】小日子

台湾発のライフスタイルマガジン「小日子」が手掛けるコンセプトストア。
オリジナルの帆布バッグやTシャツ、文房具などが並び、併設のカウンターでドリンクも購入できます。台湾の若者の「今」を感じられるお店です。

• 住所：103台北市大同區承德路二段91巷50號
• 営業時間：11:00〜19:30

【変わり種スイーツ】心地日常 台北

「台湾のかき氷といえばマンゴー」という常識を覆すお店。
看板メニューは、甘酒と白玉団子が乗った「酒醸白玉」のかき氷。優しい甘さで、歩き疲れた体に染み渡ります。
「定番に飽きた」という方にぜひ試してほしい一品です。

• 住所：103台北市大同區赤峰街71巷2號
• 営業時間：12:00〜19:30

【王道スイーツ】冰讃 (ピンザン)

最後は、お洒落とは少し違いますが、外せない超有名店。
夏季限定（4月〜10月頃）で営業するかき氷専門店で、ここの「芒果雪花冰（マンゴーかき氷）」を求めて連日大行列ができます。
ふわふわのミルク氷と、惜しげもなく乗せられた完熟マンゴーの組み合わせはまさに絶品。営業期間中なら、並んででも食べる価値アリです！

• 住所：103台北市大同區雙連街2號
• 営業時間：11:00〜22:30（4月〜10月頃）

カメラが楽しい！ノスタルジックな路地裏風景

お洒落な店の合間には、昔ながらの台湾の日常風景が広がっています。
個人的には、こうした何気ない路地裏を撮るのが一番楽しかったりします。

この日はあいにくの雨模様でしたが、濡れた路面が光を反射して、かえって雰囲気のある写真が撮れました。

地元の人で賑わうローカル食堂や、何かを訴えかけてくるような細い通路。
「ここに猫がいたら最高なんだけどな」なんて考えながら歩くのも、街歩きの醍醐味です。

何屋さんか分からない、この雑多な感じも台湾らしくて好きです。

中山散策のコツ：おすすめの時間帯は？

このエリアを散策するなら、ズバリお昼の12時前後からスタートするのがおすすめです。
ご紹介したお店の多くが11時〜12時にオープンするため、朝早く行っても閉まっている可能性があります。

午前中はホテルでゆっくり過ごしたり、別の場所で朝食を済ませてから訪れるのがベストな時間配分です。

まとめ：台北観光に飽きたら、中山の路地裏へ

定番の観光地やグルメに飽きてしまったら、MRTに乗って中山駅へ。
デパートで買い物もいいですが、一歩路地裏に入れば、そこには何倍も楽しい発見が待っています。

夕方まで散策を楽しんだ後は、近くの「寧夏路夜市」でB級グルメを堪能するのも最高のプランです。

あなたもカメラ片手に、自分だけのお気に入りの場所を見つけに出かけてみませんか？