2025年7月25日にオープンした、沖縄本島北部・やんばるの地に誕生した巨大テーマパーク「ジャングリア沖縄」。
USJ再建の立役者・森岡毅氏が手がけることで大きな注目を集める一方、オープン直後から「アトラクションの長時間待ち」「チケットトラブル」、そして「雨の日は何もできない?」といった、様々な声が囁かれています。
この記事は、現地へ行ったレポートではありません。その代わりに、ネット上に溢れる公式情報、そしてオープン直後に訪れた方々のリアルな口コミや感想を徹底的に収集・分析し、一つの「まとめレポート」として完成させました。
このレポートを読めば、ジャングリア沖縄の全貌から、この施設が抱える期待と課題まで、どこよりも深く、そして正直に理解できます。
- 【速報】オープン後のリアルな評判・口コミ(面白い?つまらない?)
- 全アトラクションの料金と年齢・身長制限
- 初日のトラブルと雨の日の運営という二大課題
- 気になる運営会社はどこ?(USJと同じ?)
- 世界最大のスパ施設の魅力とアクセス情報
- ジャングリア沖縄とは?【基本情報まとめ】
- 【オープン後の評判】面白い?つまらない?天国と地獄のGoogle口コミを徹底分析
- オープンして3日目にまさかの行動!運営側がGoogle口コミを一斉削除か⁈
- 【最大の課題?】雨の日の運営とアトラクション中止問題
- ジャングリア沖縄の運営会社はどこ?【USJ再建のプロが経営】
- 注目のアトラクション11選を徹底解説
- 世界最大級!「スパ ジャングリア」のレビュー・評判
- 料金・チケット情報【プレミアムパス・値段も解説】
- ジャングリア沖縄へのアクセス【駐車場・シャトルバス(ジャングリアエクスプレス)】
- 【課題と考察】混雑予想と「ジャングリアいらない」の声について
- まとめ:ジャングリア沖縄は行くべき?私の最終的な評価
ジャングリア沖縄とは?【基本情報まとめ】

ジャングリア沖縄は、沖縄県今帰仁村の広大なジャングル(東京ドーム約13個分!)に作られた、自然体験型のテーマパークです。
ちなみに、よく比較される東京ディズニーランドは東京ドーム約11個分なので、その規模の大きさが分かりますね。
基本情報
- オープン日: 2025年7月25日(金)
- 所在地: 沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山553番地1
- コンセプト: 興奮と贅沢の旅「パワーバカンス!」
【オープン後の評判】面白い?つまらない?天国と地獄のGoogle口コミを徹底分析

オープン直後から、ネット上には賞賛と厳しい意見が入り乱れています。特にGoogleマップの口コミには、プロモーションや忖度の一切ない、来場者の“魂の叫び”が刻まれていました。
「最高に楽しかった!」という声がある一方、「金返せ」「二度と行かない」といった辛辣な評価も。一体なぜここまで評価が真っ二つに分かれるのか、実際の口コミからその理由を分析します。
天国編:「最高!」「また行きたい」高評価の理由
厳しい意見が多い中でも、「最高だった!」という感動の声も確かに存在します。彼らは一体、ジャングリアの何を楽しんだのでしょうか?
「最高、感動!! 必ずまた行きたいです。」
「ダイナソーサファリは想像の3倍楽しかったです。」
「都会では味わえない、豊かな自然を満喫できるアトラクション!」
- 「攻略」すれば楽しめる:「ちゃんと下調べして行った!」「アトラクションに乗れないことは想定内」と、“楽しむためには予習と覚悟が必要”という声が多数。プレミアムパスや整理券をうまく活用できた人は、満足度が高いようです。
- 唯一無二の自然体験:「やんばるの森の魅力が手軽に味わえる」「自然の中で思いっきり遊べた」など、沖縄ならではの景観とアクティビティの融合を評価する声。
- スタッフの神対応:「キャストの方々の対応が素晴らしかった」「暑い中ずっと笑顔で良かった」など、混乱の現場で奮闘するスタッフへの感謝と称賛の声が多く見られました。
- 未来への期待感:「オープンがゴールではなくスタート」「これからどんどん良くなっていく」と、施設の“伸びしろ”に期待し、応援する温かい口コミも印象的でした。
地獄編:「金と時間の無駄」低評価7つの理由
一方で、星1つの低評価レビューには、もはや怒りを通り越して悲しみすら漂う、壮絶な体験談が溢れていました。
「★ゼロの評価にしたい」
「数年後の廃墟リアルジャングルにならないように頑張ってください。」
「雨が悪いんじゃない… すべてが悪いんだ…」
- そもそも“体験”できないシステム:「開園2分で整理券終了」「アプリが不調で何も取れない」「2時間以上待って雷雨で中止→待ち時間は無効で並び直し」。多くの人が、高い入場料を払ったにも関わらず、アトラクションをほとんど体験できずに帰宅したようです。
- 過酷すぎる待機環境:「屋根が全くない」「休憩場所が少なすぎる」「日陰もない場所で数時間並ぶのはつらすぎる」。沖縄の炎天下とスコールに対し、あまりに無防備な設計に不満が爆発しています。
- 期待を裏切るクオリティ:「広告と実物の乖離がひどい」「恐竜がチープ」「学校の文化祭レベル」。CMで煽られた期待感を大きく裏切るクオリティに、「700億円はどこへ…」という声も。
- 一部スタッフの残念な対応:「スパのマネージャーの態度がひどかった」「『帰るように』と促された」。ほとんどのスタッフが頑張る一方で、一部の管理職の横柄な態度が、ゲストの怒りを増幅させているとの報告も。
- コンセプトへの根本的な疑問:「なぜ沖縄まで来て作り物の恐竜に?」「ネスタリゾート+恐竜」。沖縄の自然を壊してまで作る必要があったのか、という根源的な批判が多数見られました。
- 不親切な外国人対応:「アプリがダウンロードできず、何も乗れなかった」「英語が話せないスタッフもいた」。インバウンドをターゲットにしているはずが、外国人観光客への配慮が欠けているとの厳しい指摘も。
- ステルスマーケティングへの不信感:「インスタのインフルエンサーは褒めてるけど、実態はGoogleマップの評価通り」「悪い物を作って広告で釣るのは恥」。過剰な宣伝と、現場の惨状とのギャップが、運営への根強い不信感を生んでいます。
オープンして3日目にまさかの行動!運営側がGoogle口コミを一斉削除か⁈
オープンして3日目のGoogleマップの評価が2.1、コメント数も400件を超えるなかなかな感じでした。
しかし、3日目の夜になると、なぜかコメント数が1桁台に減少。
まさかのコメントを消す行動に出ることにびっくりしました。おそらくお金をかけて削除されたのかと思いますが、このタイミングでこの行動するのは正直どうなのかなと思いました。
ありのままの状態を維持していれば、今後改善していったときに評価が上がるはずですが、一目散に削除したことについて「そこだけ素早く対応したんだね」と声も上がってしまいました。
【最大の課題?】雨の日の運営とアトラクション中止問題
そして、オープン2日目に早くも最大の課題が露呈しました。
土砂降りの雨により、なんとアトラクションが全て中止になったとの情報がSNSで相次ぎました。
「雨の日はスパしかやることがない」「雨天時の代替プランが無さすぎる」といった厳しい意見が多く、沖縄の天候を考えると、これは運営上の大きな懸念点と言わざるを得ません。
また海沿い特有の塩害もどのように対処しているのか気になるところです。
ジャングリア沖縄の運営会社はどこ?【USJ再建のプロが経営】
これほどの巨大プロジェクト、一体どこの会社が運営しているのか気になりますよね。
ジャングリア沖縄の運営会社は「株式会社ジャパンエンターテイメント」です。
この会社の経営者であり、プロジェクトを率いているのが、USJをV字回復させたことで有名なマーケターの森岡毅氏。
その手腕に大きな期待が寄せられていますが、今回の雨天対応など、今後の運営に注目が集まります。
注目のアトラクション11選を徹底解説

ジャングリアにある数多くのアトラクションの中から、特に注目したい11の体験を詳しくご紹介します。
1. ダイナソー サファリ
恐竜ファン必見のメインアトラクション。12人乗りの大型オフロード車で、約45,000㎡のジャングルを駆け抜けます。20頭の巨大恐竜が待ち受ける中、特に高さ約19mのブラキオサウルスと凶暴なT-REXからの逃走劇は極限の大興奮を味わえます。
- 体験時間: 約17分
- 身長制限: 95cm以上
- 年齢制限: 4歳以上(10歳未満は16歳以上の同伴必須)
2. バンジー グライダー
突然の落下と絶叫する鼓動を体験できる超スリリングなアトラクション。
約20mの高さから一気に落下する瞬間は、まさに究極のアドレナリン体験です。
3. グラビティ ドロップ
体まるごと自由落下を体験できるアトラクション。その先に待つのは未知の解放感です。
4. ファインディング ダイナソーズ
迷子になったパキリノサウルスの赤ちゃんを探すファミリー向けアドベンチャー。
約8,420㎡のエリアで、洞窟や吊り橋を通過しながら7頭の恐竜たちと触れ合えます。
- 体験時間: 約14分
- 年齢制限: 10歳未満は16歳以上の同伴必須
5. ヤンバルフレンズ
沖縄固有種のヤンバルクイナとの楽しいおしゃべりが体験できるシアタータイプのアトラクション。子どもたちに大人気間違いなしです。
6. ホライゾン バルーン
直径約23mの巨大気球に乗り、やんばるの大自然を360°パノラマで楽しめる贅沢トリップ。沖縄の絶景を空から堪能できる特別な体験です。
7. スカイ フェニックス
ジャングル上空を鳥のように飛ぶ超爽快なアトラクション。空中からの景色は一生の思い出になること間違いありません。
8. ツリートップ トレッキング
ジャングルの上を歩く大冒険。「挑戦するって、おもしろい!」をテーマに、自然との一体感を味わえます。
9. スカイエンド トレッキング
空の上の吊り橋で、想像を超えた緊張と興奮を体験。高所恐怖症の方には少し厳しいかもしれませんが、克服すれば達成感は格別です。
10. ジャングリア ナイト フェス
沖縄の夜を熱狂と感動のフィナーレで締めくくる大型ナイトイベント。南国の夜空に響く音楽と光の演出は圧巻です。
11. ワイルド ビート
南国ビートの熱狂ライブ!沖縄らしい音楽とダンスで盛り上がれます。
【注意】アトラクションの年齢・身長制限まとめ
プレオープンの口コミで「子供が乗れるものが少なかった」という声がありました。
ジャングリアは、スリルを重視した大人向けのアトラクションが多いため、小さなお子様連れの場合は、
事前に公式サイトで利用できるアトラクションを確認しておくことを強くおすすめします。
公式HP:https://junglia.jp/attractions
世界最大級!「スパ ジャングリア」のレビュー・評判

プレオープンで絶賛の声が相次いでいたのが、ギネス世界記録™にも認定された「スパ ジャングリア」です。「スパ目的だけでもリピートしたい」と言わしめるほどの魅力とは?
ジャングリア沖縄の隠れた魅力が「スパ ジャングリア」です。
総面積26,000㎡を誇るこの施設は、2025年1月31日にギネス世界記録™の「最大のインフィニティ風呂」として認定されました。
スパの特徴

- インフィニティ風呂: 男湯・女湯合わせて82㎡の世界最大級
- 天然温泉: 地下1,600mから湧き出す「今帰仁の湯」(アルカリ性単純温泉)
- 洞窟風呂: 青い照明が輝く神秘的な空間
- 屋外サウナ: やんばるの大自然を眺めながらのサウナ体験
また、沖縄県産の月桃精油100%を使用したオリジナルアメニティも完備。モズク、モリンガ、アロエベラ、シークヮーサーなど沖縄由来の植物を配合した保湿効果抜群のアイテムが用意されています。
料金・チケット情報【プレミアムパス・値段も解説】
ジャングリア沖縄のチケット料金は、国内在住者と非在住者で異なる設定です。
さらに、人気アトラクションの待ち時間を短縮できる「プレミアムパス」も用意されています。
基本料金(1Dayチケットなど)
国内在住者料金が適用されるのは嬉しい配慮ですね。
チケット種類 | 国内在住者 | 非在住者 |
---|---|---|
1Dayチケット(大人・13歳以上) | 6,930円 | 8,800円 |
1Dayチケット(子ども・4-12歳) | 4,950円 | 5,940円 |
スパチケット(大人) | 2,640円 | 3,080円 |
スパチケット(子ども) | 1,540円 | 1,870円 |
パーク&スパ(大人) | 8,700円 | 10,780円 |
パーク&スパ(子ども) | 6,490円 | 7,810円 |
- 3歳以下は無料
- 国内在住者料金の適用には身分証明書の提示が必要
- 大人・子どもの年齢区分は入園当日の年齢で判定
待ち時間を短縮!プレミアムパスの値段
オープン直後の混雑を考えると、人気アトラクションを体験するには、この「プレミアムパス」が必須になるかもしれません。
値段はアトラクションによって異なり、990円~2,970円(税込)です。
- 2,970円セットの例:「ダイナソーサファリ」+「バギー」など
- 2,640円の例:「スカイフェニックス」「ホライゾンバルーン」など
- 1,980円の例:「ツリートップトレッキング」など
1Dayチケットとは別料金なので、予算と目的に合わせて、購入を検討する必要がありそうですね。
お得なチケット購入方法
チケットは公式サイトのほか、旅行代理店経由で買うのがおすすめです。
特にホテルや航空券とセットになったパッケージプランは、個別に手配するよりかなりお得になる場合があります。
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ジャングリア沖縄へのアクセス【駐車場・シャトルバス(ジャングリアエクスプレス)】
やんばるの自然の中にあるため、アクセス方法は事前にしっかり確認しておきましょう。
車の場合
- 那覇空港から: 約1時間30分(沖縄自動車道経由)
- 駐車料金: 2,000円
公共交通機関の場合
那覇空港から「やんばる急行バス」で名護市役所前へ。そこから公式シャトルバス「ジャングリアエクスプレス」に乗り換えるルートが発表されています。
- やんばる急行バス: 那覇空港から名護市役所前まで約1時間45分(1,600円)
- ジャングリアエクスプレス: 名護市役所前からシャトルバスで直行(所要時間・料金は今後発表予定)
詳細:https://junglia.jp/access?section=access-to-junglia&tab=other
フェリーの場合
- 本部港から: 約30分でアクセス可能(那覇からのフェリー利用で約2時間30分の海の旅も楽しめます)
【課題と考察】混雑予想と「ジャングリアいらない」の声について
ここからは、集めた情報とプレオープンの評判を元に、この施設が抱える課題について、私なりの考察を述べたいと思います。
ジャングリアの混雑予想と待ち時間問題
プレオープンの口コミで最も指摘されていたのが「待ち時間の長さ」です。
アトラクションの処理能力(1時間あたりに乗れる人数)が決して多くないため、オープン当初の混雑は相当なものになると予想されます。
人気アトラクションは開園と同時に整理券がなくなる可能性が高く、「長時間並んだのに何も乗れなかった」という事態を避けるためには、綿密な計画が必要になりそうです。
なぜ沖縄に?「いらない」「環境破壊」という批判的意見
「やんばるの貴重な環境を破壊してまで作る必要があったのか」「沖縄まで来て、なぜ作り物の恐竜を?」という根源的な批判は、今後も付きまとう大きな課題です。
世界自然遺産に隣接する場所での大規模開発が、長期的に見て沖縄の魅力向上に繋がるのか、慎重に見守る必要があります。
地元への影響と名桜大学の問題
交通渋滞や、雇用創出による住宅不足(名桜大学の新入生が下宿先を見つけられない問題など)は、地域との共存における深刻なテーマです。巨額の経済効果の裏で、地元住民の生活が圧迫されるという現実から目を背けてはなりません。
まとめ:ジャングリア沖縄は行くべき?私の最終的な評価
ここまで様々な情報とネット上の評判をレポートしてきましたが、結論としてジャングリア沖縄は「手放しでおすすめはできないが、唯一無二の体験ができる可能性を秘めた施設」だと感じています。
プレオープンの評判を見る限り、アトラクションやスパのクオリティは間違いなく高いでしょう。
しかし、その体験を得るためには、混雑、待ち時間、そして家族連れの場合は年齢制限という、オープン当初は避けられないであろう高いハードルを乗り越える必要があります。
そして何より、この施設が沖縄の自然や文化とどう共存していくのかという大きなテーマがあります。
【最新情報】楽天トラベルガイドも必見!
この記事ではネット上の口コミを中心に分析しましたが、楽天トラベルガイドにも特集記事が掲載されています。公式視点の楽しみ方もチェックして、万全の準備をしましょう!
焦るのはまだ早い?USJやディズニーも最初から成功したわけではない
忘れてはならないのは、今や日本を代表するUSJやディズニーランドでさえ、オープン当初から完璧だったわけではない、ということです。
両パークとも、開業初期には様々な課題を抱え、試行錯誤を繰り返しながら、長い年月をかけて今の成功を築き上げてきました。
USJをV字回復させた森岡毅氏が手掛ける以上、ジャングリア沖縄もまた、オープン後のゲストの声を真摯に受け止め、改善を重ねて進化していくはずです。
プレオープンで見えた課題は、むしろ「伸びしろ」と捉えることもできるかもしれません。
大きな期待とともに、この記事でまとめたような様々な課題も理解した上で訪れることが、ジャングリア沖縄を真に楽しむ鍵になるのかもしれません。
この巨大プロジェクトが、一過性のブームで終わることなく、沖縄の新たな宝となるのか。その船出を、冷静に、そして注意深く見守っていきたいと思います。
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