「プライオリティパスの改悪で、自分のカードは今どこまで使えるの?」
「ぼてぢゅうや空港レストランはまだ無料で使える?到着便でも使える?」
「楽天プレミアムカード、JCB、セゾン、三菱UFJ、ダイナース、三井住友、JALカードはどう違う?」
2024年以降、クレジットカード付帯のプライオリティ・パスは改悪が続いています。特に分かりにくいのが、「プライオリティ・パス公式サイトには施設が出ているのに、自分のカードでは使えない場合がある」という点です。
この記事では、2026年6月22日時点で確認できる公式情報をもとに、カード別・空港別・ぼてぢゅうなどのレストラン特典を整理します。
※プライオリティ・パスの対象施設・利用条件・カード会社の提供条件は頻繁に変わります。実際に利用する前に、必ずカード会社公式サイト・プライオリティ・パス公式アプリ・対象施設の利用条件を確認してください。
先に結論:プライオリティパス改悪で一番大事なこと
- カード会社ごとに使える範囲が違う:Priority Pass公式に施設が載っていても、カード会社側で「お食事・リフレッシュ・休憩施設」が対象外になっている場合があります。
- 楽天プレミアムカードは年5回まで:楽天公式では、楽天プレミアムカード会員本人は年間5回まで無料、6回目以降はUS35ドルと案内されています。
- JCB・三菱UFJ・ダイナースなどは国内レストラン系に注意:国内の食事・リフレッシュ・休憩施設が対象外と案内されているカードがあります。
- 国内レストラン・リフレッシュ施設は出発前条件が厳しい:セゾン公式では、日本国内のお食事・リフレッシュサービス利用時に出発3時間以内の搭乗券が必要と案内されています。
- ぼてぢゅうは「店舗がある=全カードで使える」ではない:カード発行会社の制限と店舗ごとの利用条件を両方確認する必要があります。
この記事でわかること
- カード別の改悪内容
楽天・JCB・三菱UFJ・ダイナース・三井住友・セゾンなどの違いを整理 - ぼてぢゅう・空港レストランの注意点
使える施設と、カード会社側の制限を分けて解説 - 成田・羽田・セントレア・関空・伊丹の主な対象施設
国内線でも使いやすい施設、注意が必要な施設を整理 - 今からプライオリティパス目的でカードを選ぶならどう考えるか
レストラン重視・ラウンジ重視・出張族で判断を分けます
プライオリティパス改悪はいつから?変更の流れ

プライオリティ・パスの改悪は、1回で一斉に変わったわけではありません。カード会社ごとに、ラウンジ以外の施設が対象外になったり、利用回数が制限されたりしています。
| 時期 | 主な変更 | 注意点 |
|---|---|---|
| 2024年10月〜 | 三菱UFJカード系で、無料サービス対象を国内外の空港ラウンジ中心に変更 | 飲食店舗・リフレッシュ施設の無料利用は対象外扱い |
| 2024年10月末〜 | JCB系で国内の食事・リフレッシュ・休憩施設が対象外に | JCBプラチナ、JCBザ・クラスなどは公式条件を確認 |
| 2025年1月〜 | 楽天プレミアムカードは無料利用が年5回までに変更 | 6回目以降はUS35ドル。対象はラウンジ中心 |
| 2025年4月〜 | ダイナースクラブ、三井住友カード プラチナなどで国内の食事・リフレッシュ・休憩施設が対象外に | 国内ラウンジは対象、海外施設はカード条件により継続の場合あり |
| 2025年以降 | 国内の食事・リフレッシュ施設で出発3時間以内・再利用6時間制限などが増加 | 施設・カード発行会社ごとに条件が違うため、利用前確認が必須 |
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最重要:Priority Pass公式に載っていても、自分のカードで使えるとは限らない
ここが一番間違いやすいポイントです。プライオリティ・パス公式サイトに施設が掲載されていても、クレジットカード会社が「ラウンジのみ対象」「食事・リフレッシュ・休憩施設は対象外」としている場合、そのカードでは無料特典として使えないことがあります。
間違いやすい例:成田空港のぼてぢゅうや羽田のLUCKがPriority Pass公式に掲載されていても、楽天・JCB・三菱UFJ・ダイナースなど、カード会社側で対象外となるケースがあります。利用前に「Priority Passアプリ」と「カード会社公式ページ」の両方を確認しましょう。
カード別|国内レストラン・ラウンジの使える/使えない一覧
以下は2026年6月22日時点で、公式情報を中心に整理した目安です。カード会社・提携ブランド・発行時期によって条件が異なる場合があります。
| カード・発行会社 | 国内ラウンジ | 国内レストラン/リフレッシュ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス系 | 利用可 | 条件付きで利用可 | 国内の食事・リフレッシュは出発3時間以内の搭乗券が必要。カード種別ごとの回数制限に注意 |
| 楽天プレミアムカード | 年5回まで | 対象外 | 楽天公式では、無料対象は国内外のラウンジのみ。食事・リフレッシュ・休憩カテゴリーは対象外 |
| JCBプラチナ/JCBザ・クラスなど | 利用可 | 対象外 | JCB公式で、国内の食事・リフレッシュ・休憩等は利用不可と案内 |
| 三菱UFJカード プラチナ・アメックスなど | 利用可 | 対象外 | 三菱UFJニコス公式では、無料提供は国内外の空港ラウンジのみと案内 |
| ダイナースクラブ | 利用可 | 国内は対象外 | 国内の食事・リフレッシュ・休憩施設は対象外。海外は条件が異なるため要確認 |
| 三井住友カード プラチナ | 利用可 | 要注意/対象外扱い | 公式ではデジタル会員証化などの案内あり。国内食事施設は利用前にカード公式とPPアプリで再確認 |
| JALカード プラチナ | 利用可 | ブランドにより要確認 | JAL公式ではPriority Pass付帯を案内。JCB/Amexなど提携ブランド側の条件確認が必要 |
| 住信SBIネット銀行 プラチナデビット | 利用可 | 要確認 | 公式ページはラウンジ利用を中心に案内。レストラン可否はPPアカウントにログインして確認 |
| セゾンゴールド・アメックス | 対象外 | 対象外 | プライオリティ・パス目的ならプラチナ系と混同しないよう注意 |
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ぼてぢゅうは今も使える?空港別の注意点
ぼてぢゅう系店舗はPriority Pass公式に掲載されています。ただし、カード会社側の制限により、すべてのカードで無料利用できるわけではありません。
結論:ぼてぢゅうは「対象店舗があるか」と「自分のカードで食事特典が対象か」を分けて確認してください。楽天・JCB・三菱UFJ・ダイナースなど、カード会社側で食事施設が対象外のカードでは使えない可能性が高いです。
| 空港 | 主なぼてぢゅう系施設 | 場所 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| 成田空港 | Botejyu Express | 第3ターミナル2階、保安検査前フードコート | 出発3時間以内の搭乗券、同伴者登録不可、6時間以内再利用不可 |
| 関西国際空港 | Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU / Botejyu 1946 | 第1ターミナル | 店舗ごとに場所・営業時間・条件が異なるためPP公式で確認 |
| 中部国際空港セントレア | ぼてぢゅう | 第1ターミナル4階 スカイタウン | セントレア公式でもPriority Pass対象施設として掲載 |
| 羽田空港 | ぼてぢゅう系店舗は掲載なし | — | 羽田はLUCKやGrande Aileなど、別施設の確認が必要 |
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出発3時間以内ルールとは?到着便利用はできる?
国内の食事・リフレッシュ系サービスでは、出発3時間以内の搭乗券が必要とされる施設が増えています。セゾン公式でも、日本国内のお食事・リフレッシュサービス利用時には出発3時間以内の搭乗券が必要と案内されています。
注意:「到着後に空港レストランで使う」「早く空港に着いて4〜5時間前から使う」という使い方はできない施設が増えています。以前使えた経験があっても、現在は断られる可能性があります。
出発3時間以内の考え方
例:15:00出発の飛行機に乗る場合
- 12:00以降:条件を満たしやすい
- 11:30:出発3時間より前なので、対象施設では断られる可能性あり
- 到着便の搭乗券:食事・リフレッシュ施設では基本的に使えないと考えるのが安全
空港別|国内線でも確認したい主なPriority Pass対象施設

ここからは、国内主要空港ごとに「どの施設で使える可能性があるか」を一覧で整理します。
ただし、Priority Pass公式に掲載されている施設でも、楽天・JCB・三菱UFJ・ダイナースなどカード会社側の制限により、食事・リフレッシュ施設が対象外になる場合があります。実際に使う前は、必ず自分のPriority Passアプリにログインして、その施設が表示されるか確認してください。
表の見方:「ラウンジ」は比較的使えるカードが多い施設、「食事」「リフレッシュ」「休憩」はカード会社によって対象外になることが多い施設です。とくに、ぼてぢゅう・温泉・マッサージ・ホテル仮眠系は、カード会社公式の対象範囲を必ず確認しましょう。
成田空港(NRT)|国内線でも確認したい施設が多い
| 施設名 | 場所 | 種類 | 国内線での使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| NOA Lounge | 第1T | ラウンジ | 比較的使いやすい | 営業時間・混雑時制限に注意 |
| Executive Lounge 1 | 第1T | ラウンジ | 比較的使いやすい | 24時間営業ではないため早朝・深夜便は注意 |
| I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- | 第2T | ラウンジ | 比較的使いやすい | 混雑時は入室制限の可能性あり |
| Executive Lounge 2 | 第2T | ラウンジ | 比較的使いやすい | 営業時間をPriority Passアプリで確認 |
| 肉料理 やきすき やんま | 第1T | 食事 | カードにより不可 | 出発3時間以内・6時間以内再利用不可などに注意 |
| Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 第1T | 食事 | カードにより不可 | カード会社側の食事特典対象外に注意 |
| 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 第2T | 食事 | カードにより不可 | 利用前にPPアプリに表示されるか確認 |
| BOTEJYU Express | 第3T 2F 保安検査前 | 食事 | カードにより不可 | 同伴者登録不可・出発3時間以内・6時間以内再利用不可 |
| 9h nine hours Narita Airport | 第2T | 休憩/仮眠 | カードにより不可 | 飲食店と条件が異なるため公式アプリ確認必須 |
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羽田空港(HND)|ラウンジは多いがカード制限に注意
| 施設名 | 場所 | 種類 | 国内線での使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| POWER LOUNGE SOUTH/NORTH/CENTRAL | 第1T・第2T | ラウンジ | 国内線利用者向け | カード発行国・会員種別により表示されない場合あり |
| Power Lounge Premium | 第2T | ラウンジ | 国際線寄り | 利用ターミナルと搭乗便に注意 |
| Sky Lounge South / TIAT Lounge | 第3T | ラウンジ | 国際線向け | 国内線利用者は基本的に動線外 |
| All Day Dining Grande Aile | 羽田エアポートガーデン | 食事 | 移動時間に注意 | カード会社によって食事特典対象外。第1/第2Tからは移動が必要 |
| Body Care LUCK | 羽田エアポートガーデン | リフレッシュ | 移動時間に注意 | 出発3時間以内・追加料金・混雑時制限に注意 |
| Foot Bath Cafe & Body Care LUCK | 第1T 3F 保安検査前 | リフレッシュ | 第1T国内線なら使いやすい | 食事ではなくスパ割引。対象外カードに注意 |
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中部国際空港セントレア(NGO)|食事・温泉・クラフトビールが強い
| 施設名 | 場所 | 種類 | 国内線での使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ぼてぢゅう | 第1T 4F スカイタウン | 食事 | 使いやすい | カード会社側の食事特典対象外に注意 |
| くつろぎ処 | 第1T 4F スカイタウン | 温泉/食事/スパ | 使いやすい | 入浴+食事など複数メニュー。時間に余裕が必要 |
| 海膳空膳 | 第1T 4F スカイタウン | 食事 | 使いやすい | カードによっては利用対象外 |
| The Pike Brewing | フライト・オブ・ドリームズ3F | 食事/クラフトビール | 時間に余裕があれば便利 | 第1Tから徒歩移動。搭乗時間に注意 |
| KAL Lounge / Plaza Premium Lounge / Centrair Global Lounge | 国際線エリア | ラウンジ | 国際線向け | 国内線利用者は基本的に利用しにくい |
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関西国際空港(KIX)|NODOKAとぼてぢゅう系が中心
| 施設名 | 場所 | 種類 | 国内線での使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Airport Cafe Lounge NODOKA | エアロプラザ | ラウンジ/休憩 | 比較的使いやすい | 満席・混雑時制限に注意 |
| Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU | 第1T | 食事 | カードにより不可 | 出発3時間以内・カード会社制限に注意 |
| Botejyu 1946 | 第1T | 食事 | カードにより不可 | 搭乗便の出発時刻・店舗混雑に注意 |
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伊丹・新千歳・鹿児島・福岡・那覇|その他の主要空港
| 空港 | 施設名 | 場所 | 種類 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 伊丹(ITM) | 大阪エアポートワイナリー | 中央ブロック | 食事/ワイン | 出発3時間以内・同伴者不可などの条件に注意 |
| 新千歳(CTS) | Cafe Sky Library | 国際線ターミナル | カフェ/ラウンジ | 同日出発搭乗券が必要。国内線からは移動時間に注意 |
| 鹿児島(KOJ) | Body Care LUCK | 空港内 | リフレッシュ | 3,400円割引系。対象外カードに注意 |
| 福岡(FUK) | Lounge Fukuoka / Korean Air Lounge | 国際線ターミナル | ラウンジ | 国際線エリア内。国内線利用者は基本的に使いにくい |
| 那覇(OKA) | 確認できる主要PP施設なし | — | — | Priority Pass目的では期待しない方が安全 |
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国内線利用時の注意:施設が国際線制限エリア内にある場合、国内線の搭乗券では物理的に入れません。また、一般エリアにある施設でも、カード会社側の制限で食事・リフレッシュ特典が対象外になる場合があります。
プライオリティパスはもう意味ない?持つ価値がある人・ない人
まだ価値がある人
- 海外旅行・海外出張で空港ラウンジを使う人
- セゾンプラチナ系など、国内の食事・リフレッシュ施設が条件付きで使えるカードを持っている人
- 空港で待ち時間が長く、ラウンジだけでも価値を感じる人
価値が下がった人
- 国内空港のぼてぢゅう・温泉・マッサージ目的だけでカードを持っていた人
- 楽天プレミアムカードで年6回以上ラウンジを使う人
- 到着便でレストラン特典を使うつもりだった人
利用前チェックリスト
- カード会社公式サイトで、食事・リフレッシュ・休憩施設が対象か確認する
- Priority Pass公式アプリにログインして、対象施設が表示されるか確認する
- 搭乗券が「出発3時間以内」の条件を満たすか確認する
- 到着便で使おうとしていないか確認する
- 同伴者登録可否・6時間以内再利用不可・営業時間を確認する
- 混雑時は入店できないことを前提に、代替案を用意する
よくある質問
まとめ|プライオリティパス改悪後は「カード別確認」が必須
- Priority Pass公式に施設が載っていても、自分のカードで使えるとは限らない
- 楽天プレミアムカードは年5回まで。食事・リフレッシュ・休憩施設は対象外
- JCB・三菱UFJ・ダイナースなどは国内レストラン系の対象外に注意
- 国内食事・リフレッシュ施設は出発3時間以内や6時間以内再利用不可などの条件がある
- ぼてぢゅうは店舗の有無だけでなく、カード会社側の条件確認が必要
以前のように「プライオリティパスがあれば国内空港で食事も温泉も使える」と考えると、現地で断られる可能性があります。旅行・出張前には、カード会社公式サイトとPriority Passアプリの両方を確認しておきましょう。
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