こんにちは!
「インドネシア旅行、楽しみだけど入国手続きがなんだか複雑そう…」
「ビザとか税関申告とか、色々あって何から手をつければいいの?」
バリ島をはじめ、魅力的なデスティネーションが多いインドネシア。しかし、その入国手続きはこれまで複数のシステムに分かれており、旅行者にとっては悩みの種でした。
でも、ご安心ください!
そんな煩雑な手続きを解消すべく、インドネシア政府は画期的な新システム「All Indonesia Digital Arrival Card」を導入しました。
この記事では、この新しい入国システム「All Indonesia」とは一体何なのか、そして具体的な登録手順を、どこよりも分かりやすくステップ・バイ・ステップで解説します。さらに、これだけでは終わらない「ビザ(VOA)」や「バリ島観光税」といった、他の必須手続きも網羅。
この記事さえ読めば、インドネシア入国の全てが分かり、安心して旅の準備を進められますよ!
この記事でわかること
- 新システム「All Indonesia」とは?これまでの手続きとの違い
- 【画像付きで解説】具体的な登録手順と注意点(偽サイトに注意!)
- ビザは必要?VOA / e-VOAの取得方法
- 【バリ島限定】バリ州観光税の支払い方法
- 出発前に必ず確認!究極の入国準備チェックリスト
【基本】新システム「All Indonesia」とは?何が変わったの?
まず、この新しいシステムの全体像を掴みましょう。
「All Indonesia」は、これまでバラバラだった以下の3つの手続きを、一つに統合したオンライン申告システムです。
統合された3つの手続き
- 電子税関申告書(e-CD):持ち込み品を申告する手続き
- 健康検疫申告書:健康状態を申告する手続き
- 到着カード:パスポート情報や滞在先を登録する手続き
これにより、旅行者は一つのサイトで全ての申告を完了させ、発行された一つのQRコードを空港で見せるだけで済むようになりました。手続きが大幅に簡素化され、空港での待ち時間短縮が期待できます。
【実践編】「All Indonesia」登録マニュアル|素人でも迷わない完全ガイド
それでは、実際の登録手順を見ていきましょう。
スマートフォンやPCから、到着日の3日前から登録可能です。
出発前に日本で済ませておくことを強くおすすめします。
Step1:手元に準備するもの
スムーズに登録を進めるため、以下の情報を手元に用意しておきましょう。
- パスポート
- 航空券(eチケット控えなど、便名がわかるもの)
- インドネシアでの滞在先ホテルの名称と住所
Step2:公式サイトにアクセスする
以下の公式ウェブサイトから手続きを行います。
検索すると、高額な手数料を請求する悪質な代行サイトが多数ヒットします。「All Indonesia」の登録は完全に無料です。
手続き中にクレジットカード情報の入力を求められたら、それは100%詐欺サイトです。
すぐにブラウザを閉じてください。必ず上記の公式サイトから手続きを行いましょう。
Step3:必要事項を英語で入力する
サイトの指示に従い、パスポートや航空券を見ながら、以下の情報を半角英数字で入力していきます。
日本語表示に対応している場合もありますが、基本は英語での入力となります。
主な入力項目と記入例
- Full Name (フルネーム)
- 例:YAMADA TARO
- Passport Number (パスポート番号)
- 例:TR1234567
- Date of Birth (生年月日)
- 日/月/年の順番で選択します。例:20/10/1990
- Flight Number (便名)
- インドネシアに到着する便名を入力。例:GA881
- Address in Indonesia (インドネシアでの滞在先)
- 宿泊するホテル名と住所を入力します。例:Hotel ABC, Jl. Raya Kuta No.1, Kuta, Bali
- Customs Declaration (税関申告)
- 持ち込み品に関する質問に「Yes」か「No」で回答します。ほとんどの方は「No」になるはずです。
家族など同行者がいる場合は、「+Add Family Member」などのボタンから、同様に情報を入力していきます。
Step4:QRコードを保存する
全ての入力が完了すると、画面にQRコードが表示されます。
このQRコードは、空港で提示が必須となります。必ずスクリーンショットを撮ってスマートフォンに保存するか、印刷して大切に保管しておきましょう。
【これだけじゃない!】「All Indonesia」以外の必須手続き
「All Indonesia」の登録が完了しても、まだ安心はできません。
スムーズな入国のためには、以下の手続きも重要です。
① 入国ビザ(VOA / e-VOA)の取得
「All Indonesia」はあくまで申告手続きであり、入国ビザとは別物です。
日本のパスポートで30日以内の観光目的の場合、ビザの取得が必要です。方法は2つあります。
- VOA(現地取得ビザ):空港到着後、専用カウンターで500,000ルピアを支払い取得。
- e-VOA(電子ビザ):出発前にオンラインで申請・取得。空港での手続きを短縮できます。
時間に余裕があれば、e-VOAを事前に取得しておくのがおすすめです。
公式サイト:https://evisa.imigrasi.go.id/
②【バリ島のみ】バリ州観光税(Love Bali)の支払い
バリ島(デンパサール空港)へ渡航する場合のみ、別途150,000ルピアの観光税の支払いが必要です。
これも「All Indonesia」とは別のシステムで、専用サイトまたはアプリ「Love Bali」から事前に支払いを済ませておきましょう。
公式サイト:https://lovebali.baliprov.go.id/
③【長期滞在者向け】携帯電話(IMEI)登録
インドネシアに90日以上滞在し、現地のSIMカードを利用する場合は、携帯電話の端末識別番号(IMEI)の登録が必要です。短期旅行者には関係ありません。
公式サイト:https://ecd.beacukai.go.id/
【最終チェックリスト】出発前にこれだけは確認しよう!
さあ、これで準備は万端です!
出発前に、以下の項目を最終チェックしましょう。
- □ パスポートの残存有効期間は6ヶ月以上ありますか?
- □ 「All Indonesia」の登録は完了し、QRコードを保存しましたか?
- □ ビザは取得しましたか?(e-VOA申請済み or 現地でVOA取得の準備OK?)
- □【バリ島に行く方】バリ州観光税の支払いは完了しましたか?
- □ 帰国便または第三国への航空券はありますか?
これらの準備さえしっかりしておけば、インドネシアの入国審査はもう怖くありません。
最新の手続きをスマートにこなし、最高の旅を楽しんでくださいね!
インドネシア旅行の準備をしよう!
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