徳島の山奥に、野生のつる植物「かずら」で編まれた、世にも珍しい吊り橋があるのをご存知ですか?
その名も「祖谷(いや)のかずら橋」。日本三奇橋のひとつにも数えられる、まさに“秘境”の絶景スポットです。
しかし、最初にこれだけは断言させてください。
もしあなたが「高所恐怖症」なら、この橋を渡る際は相当な覚悟が必要です。
何を隠そう、私自身も高所恐怖症。現地に着いてからそのスリルに震え上がりました…(笑)。
この記事では、そんな私のリアルな恐怖体験と共に、「祖谷のかずら橋」の魅力、アクセス、そして渡る際の注意点を徹底的にご紹介します!
この記事でわかること
- 😱
高所恐怖症が震えたリアルなスリル
なぜこの橋が इतना(こんなに)怖いのか、その理由を解説します。 - 🚗
アクセスとおすすめ駐車場情報
料金や便利さで比較した、ベストな駐車場の選び方。 - 🍡
料金・割引と必食ご当地グルメ
お得なクーポン情報と、待ち時間に食べたい「でこまわし」を紹介。
そもそも「祖谷のかずら橋」とは?なぜ怖い?
祖谷のかずら橋は、野生の「シラクチカズラ」を編んで作られた、正真正銘“天然”の吊り橋です。
源平合戦に敗れた平家一族が、追っ手から逃れるためにいつでも切り落とせるよう架けた、という伝説が残されています。
😱 恐怖のポイント:なぜ足がすくむのか?
この橋の本当の恐ろしさは、高さ(川面から14m)だけではありません。
足元の床板(さな木)の隙間が、約10cmも開いているんです!
一歩踏み出すたびに、遥か下の川面が丸見え。これが、高所恐怖症の心を容赦無く折りにきます。
かずら橋へのアクセスと料金・割引情報
かずら橋へは、まず「かずら橋夢舞台」という大きな観光施設を目指します。ここにお土産屋や駐車場が集約されています。
料金・割引情報
- 大人(中学生以上):550円
- 小人(小学生):350円
- 割引:HISクーポンやJAF会員証の提示で50円引きになります。
【体験記】高所恐怖症が寿命を削りながら渡ってみた
料金を支払い、いよいよ渡橋タイムです。
一歩足を踏み入れた瞬間、私は悟りました。「あ、これ無理なやつだ」と。
見てください、このスカスカの足元!木と木の間がめちゃくちゃ空いていて、真下の川が丸見えなんです。
【私の心の声】
完全に高所恐怖症であることを忘れていました…。カメラを持つ手とは逆の手で、必死にかずらにしがみつき、カニ歩きのようにジリジリと進むのが精一杯。情けないですが、本当に怖かったんです!
結局、わずか45mの橋を渡るのに10分もかかってしまいましたが、なんとか対岸に生還。渡り終えた時の安堵感は、今でも忘れられません(笑)。
待ち時間・渡り終えた後のお楽しみ
待ち時間に必食!ご当地グルメ「でこまわし」
私たちがお盆に訪れた際は、30分ほどの待ち行列ができていました。
そんな時にぜひ食べてほしいのが、郷土料理「でこまわし」です。
里いもやこんにゃくに甘いゆず味噌を塗って焼いたもので、これが香ばしくて絶品!待ち時間のイライラを癒してくれます。
渡った後は「そばアイス」でクールダウン
恐怖体験の後は、「かずら橋夢舞台」でひと休み。
ここで発見した「そばアイス」が、栗アイスのような素朴な甘さで美味しかったです。
【重要】かずら橋のおすすめ駐車場まとめ
かずら橋周辺にはいくつか駐車場がありますが、それぞれ料金や距離が異なります。
- かずら橋夢舞台 駐車場:1回500円 / 286台。お土産屋や食堂があり一番便利。
- 滝美 駐車場:1回300円 / 15台。夢舞台の向かいにある穴場。
- 市営かずら橋駐車場:1回410円。橋に比較的近い。
結論:お土産購入や休憩も考えるなら「かずら橋夢舞台」、少しでも安く済ませたいなら「滝美駐車場」を狙うのがおすすめです。
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まとめ:怖くても、渡る価値のある絶景がそこにある
徳島の秘境「祖谷のかずら橋」。
私のように高所恐怖症の人は、渡り終えた後、確実に寿命が縮みます(笑)。
でも、あのスリルと、渡りきった先で振り返って見る橋の美しさ、そして周りを囲む大自然の雄大さは、ここでしか味わえない特別な体験です。
もちろん、渡らずに橋のたもとから眺めるだけでも、その絶景を十分に楽しめます。
ぜひ四国・徳島を訪れる際は、この日本三奇橋に立ち寄ってみてください。


