こんにちは!
「アメリカ旅行の準備、何から始めればいいんだろう?」
「ESTA(エスタ)っていうのを申請しないといけないらしいけど、難しそう…」
「偽サイトがあるって本当?料金はいくらかかるの?」
ハワイやグアム、アメリカ本土への旅行を計画している方の多くが、この「ESTA申請」という最初のハードルに直面します。
でも、ご安心ください!
ESTAの申請は、ポイントさえ押さえれば、誰でも15分ほどで簡単に完了できる手続きです。
この記事では、そんなESTAの申請について、準備するものから、具体的な入力手順、そして多くの人が勘違いしがちな有効期限のルールまで、どこよりも分かりやすく、ステップ・バイ・ステップで徹底的に解説します。
この記事さえ読めば、あなたはもうESTA申請で迷うことはありません。安心してアメリカ旅行の準備を進めましょう!
この記事でわかること
- そもそもESTAとは何か?なぜ必要なのか?
- 【超重要】申請料金(40ドル)と、絶対にアクセスすべき公式サイト
- 【画像付きで解説】具体的な登録手順と入力項目
- 多くの人が勘違いしているESTAの有効期限の本当のルール
- パスポートを更新したら?再申請が必要なケースまとめ
【基本のキ】ESTAとは?なぜアメリカ旅行に必要なの?
ESTA(エスタ)とは、日本人がアメリカへ「ビザなし」で短期旅行(90日以内)するために必要な、事前の電子渡航認証のことです。
正式名称は「電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)」といいます。
これは、アメリカ政府が「この人は危険な人物ではないか」を事前にオンラインで審査するための仕組み。
観光や短期の商用、乗り継ぎ(トランジット)でアメリカを訪れる場合は、年齢に関係なく、赤ちゃんも含めて全員の申請が必須です。
ESTAはあくまで「ビザ免除プログラム」を利用するための事前認証です。
留学や就労など、90日を超える滞在や観光以外の目的で渡航する場合は、別途適切なビザを取得する必要があります。
【準備編】ESTA申請に必要なものリスト
申請をスムーズに進めるため、以下のものを手元に準備してから始めましょう。
- 有効なパスポート:申請にはパスポート情報が必須です。
- クレジットカード or PayPal:申請料金(40ドル)の支払いに使います。
- 滞在先のホテル情報:ホテル名と住所、電話番号をメモしておきましょう。(未定でも申請は可能)
- 緊急連絡先情報:日本国内の家族などの氏名、電話番号、メールアドレス。
【実践編】ESTAの申請手順:完全ステップ・バイ・ステップガイド
それでは、実際の申請手順を、入力項目の一つ一つまで詳しく見ていきましょう。
この通りに進めれば、英語が苦手な方でも絶対に迷いません!
申請は、遅くとも出発の72時間前までに済ませておくのが推奨されていますが、予定が決まり次第、早めに申請するのがベストです。
Step 1:公式サイトへアクセスし、新規申請を開始
以下のESTA公式ウェブサイトから手続きを行います。
Googleなどで「ESTA 申請」と検索すると、公式サイトそっくりの高額な代行サイトが多数ヒットします。
ESTAの公式な申請料金は21ドルのみです。必ずURLが「cbp.dhs.gov」で終わっていることを確認してください。
- サイト右上の言語選択で「日本語」を選択します。
- 「新規の申請を作成」→「個人による申請」(または家族まとめて申請する場合は「グループによる申請」)をクリックします。
- セキュリティ通知を確認し、「確認して続行」をクリックします。
Step 2:申請者情報の入力(パスポート情報)
ここが最も重要なパートです。パスポート現物を手元に置き、一字一句間違えずに英語(半角ローマ字)で入力してください。
パスポート情報入力項目
- 姓(Surname):例:YAMADA
- 名(First (Given) Name):例:TARO
- 性別:Male(男性)/ Female(女性)を選択
- 生年月日:日/月/年の順で入力
- 出生した市区町村:例:TOKYO
- 出生した国:JAPAN を選択
- 国籍:JAPAN を選択
- パスポート番号:例:TK1234567
- パスポート発行日 / 有効期限満了日:パスポート記載の通り入力
Step 3:その他の個人情報・連絡先情報の入力
続けて、連絡先や両親の氏名などを入力していきます。
その他の情報入力項目
- 他の市民権・国籍の有無:通常は「いいえ」
- GEメンバーシップ:通常は「いいえ」
- 両親の氏名:ローマ字で入力(不明な場合はUNKNOWN)
- 連絡先情報(自宅住所):英語表記で入力(例:1-2-3, Shibuya, Shibuya-ku)
- 電話番号:国コード「JAPAN (+81)」を選択し、携帯番号の最初の0を除いて入力(例:9012345678)
- メールアドレス:確認用に2回入力。結果通知が届くので正確に。
- ソーシャルメディア情報:任意項目ですが、記入が推奨されています。
Step 4:勤務先情報の入力
現在の雇用に関する情報を入力します。
- 雇用主名:会社名を英語で入力(例:ABC Corporation)
- 役職:例:STAFF, MANAGER など
学生や無職、退職者の場合は、その旨を選択すればOKです。
Step 5:渡航情報・適格性質問への回答
最後に、アメリカでの滞在に関する情報を入力します。
渡航情報入力項目
- 米国内の連絡先情報:宿泊予定のホテル名を入力(例:Hilton Hawaiian Village)
- 滞在先住所:ホテルの住所を入力。ホテルが未定の場合は「UNKNOWN」と入力可能ですが、都市名と州は入力が必要です。
- 米国内および米国外の緊急連絡先情報:日本国内の家族などの氏名、メールアドレス、電話番号を入力します。
その後、「伝染病にかかっていますか?」「逮捕歴はありますか?」といった9項目の「適格性に関する質問」に正直に回答します。ほとんどの方はすべて「いいえ」になるはずです。
Step 6:申請内容の確認と支払い
これまで入力したすべての情報を最終確認します。
特にパスポート番号と氏名に間違いがないか、入念にチェックしてください。
内容に問題がなければ、申請料金21ドルをクレジットカードまたはPayPalで支払います。
Step 7:申請完了!申請番号を必ず保存
支払い完了後に表示される「申請番号」は、必ずスクリーンショットを撮るか、メモして保管しておきましょう。後で審査結果を確認するのに絶対に必要です。
審査状況は、公式サイトの「ESTAのステータス確認」ページから、申請番号などを入力して確認します。
「承認されました(Authorization Approved)」と表示されていれば、無事に手続き完了です!
【重要ルール】ESTAの有効期限は「2年間」ではない!?
「ESTAの有効期限は2年間」とよく言われますが、これには非常に重要な落とし穴があります。
ESTAの有効期限は、「承認日から2年間、またはパスポートの有効期限が切れる日の、どちらか早い方」となります。
つまり、もしあなたのパスポートの残存期間が1年しかない場合、ESTAの有効期限も自動的に1年になってしまうのです。
また、たとえESTAの有効期限が残っていても、以下のようなケースでは**再申請が必要**になるので注意してください。
- パスポートを新しくした(更新した)場合
- 名前や性別、国籍が変わった場合
- 適格性質問の回答内容に変化があった場合
ESTAはパスポート番号に紐づいているため、「パスポートが変わればESTAも取り直し」と覚えておきましょう。
まとめ:ESTAは怖くない!正しい知識でスムーズな旅を
ESTAの申請、いかがでしたか?
ポイントは、
- 公式サイトから申請する
- パスポート情報を間違えずに入力する
- 出発の72時間前までに完了させる
という3点です。これさえ守れば、何も難しいことはありません。
さあ、面倒な手続きはサッと済ませて、最高のアメリカ旅行の計画を立てましょう!
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