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香港とマカオを繋ぐ橋「港珠澳大橋」を走るバスの乗り方・料金のまとめ

香港とマカオを繋ぐ橋「港珠澳大橋」を走るバスの乗り方・料金のまとめ
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2018年10月新たなルートが開通しました。

香港とマカオを繋ぐ橋「港珠澳大橋」が開通しました。

以前まではフェリーもしくは飛行機でしか行くことのできなかったマカオでしたが、この度陸からも行けるようになりました。

そんな新ルートを私自身使ってみて、行き方、料金、また感じたことを本記事にまとめてみました。

香港とマカオを繋ぐ橋「港珠澳大橋」とは何か

2018年10月新たに香港とマカオを繋ぐ橋「港珠澳大橋」が開通しました。

世界最長とも呼ばれるこの橋ですが、なんと全長は約55キロもあるのです。

4つあるうちの1つのトンネルは海底をくぐるような作りになっていて、びっくりです。

そんなのが人の手によって作られるなんて誰も想像してなかったでしょう。

当初は2016年に完成予定なんてささやかれていたみたいですが、蓋を開けたらその2年後でした。

香港側は香港国際空港のある人工島「赤鱲角」というところから乗り、 マカオ側はマカオ半島のマカオフェリーターミナルの海上付近に乗る場所があります。

この橋が開通した結果、今まで最短で行けていたフェリー(約1時間)と比較しても約半分の時間(30分ぐらい)でマカオに行けるようになりました。

香港国際空港から直接マカオに行こうと考えている観光客にとってみれば、かなり便利な代物ですね。

香港からマカオへバスで行く値段、方法とは

香港口岸とマカオの間は約30分です。

シャトルバスはピーク時5〜10分に1台が出るペースです。

料金は6:00~23:59の間は65HKD(約910円)です。(※特別料金:HK$33 約462円) 

実は真夜中も運行していて、15分〜30分に1台が出るペースです。

料金は24:00~05:59の間は70HKD(980円)になります。(※特別料金:HK$35 490円)

特別料金とは12歳以下で身長120㎝以下の子供もしくは65歳以上、身体障害者の割引価格となります。

だいたいどの観光客も昼間に乗るはずなので、多少安く乗ることができます。

また家族連れで行かれるファミリーには優しい、特別割引があるところがまたいいですね。

では実際に、香港国際空港からマカオへ行く方法についてです。

香港国際空港からマカオへ行く方法

香港国際空港にて入国審査後、空港から「港珠澳大橋」の香港側ボーダーまで移動をします。

空港バス乗り場からB4バス「大橋香港口岸」のバスへ乗りましょう。

「B4バス停」への行き方は、出国ロビーでArrival Hall AまたはB出口を出てエアポートエキスプレスへ行く通路が両サイドにあります。

半分ぐらいの人が両サイドへ向かいますが、その真ん中の通路を直進していきます。

直進後、右側へ進んで外へ出ると市内行きバスターミナル「機場巴士站」が右側にあります。

料金は6HKD(約84円)で運賃支払いはオクトパスカードでも可能です。

現金の場合お釣りが出ませんので、コインを用意しておきましょう。

わからない人はタクシーでも行けて、おおよそ60HKDです。

「港珠澳大橋 香港口岸」まで来ましたらチケットを購入し、マカオ行きのバスへと乗り込みます。

香港市内からマカオへ行く方法

香港しなから行く方法は2つあり、MTRで行く方法とエアポートバスA系統のバスを使う方法です。

①MTRで行く方法

MTR東涌線のTung Chung(東涌駅)まで行き、そこからシャトルバスに「New Lantao Bus B6バス」に乗り換え乗り換えて、香港口岸へ行きます。

それぞれの駅から出ているバスの番号は以下の通りです。

 ②エアポートバスA系統のバスで行く方法

香港市内からのエアポートバスA系統は、香港口岸まで運行しています。

A11、A21、A22、A29、A31、A33X、A36 、A41 のエアポートバスが香港口岸まで行くバスとなります。

最寄のバス停から上記記載の番号のバスに乗って行きましょう。

空港第1・第2ターミナルの次に港珠澳大橋旅検大楼(HZNB Passenger Clearance)というバス停があります。

そこで降りると、港珠澳大橋バスターミナルへ行くことができます。

おまけ 香港市内から直通バスに乗る

直通バス「ONE BUS」というバスが運行していて、サンズ、ベネチアン、パリジャンへ行くバスです。

現在は佐敦からしかバスが出ていないようです。

情報があまりないので、あまりオススメはできません。

参考にサイトを掲載します。

※すべて中国語で書いてあります。

www.onebus.hk

澳門口岸からマカオ市内へ行く方法

入国審査にてパスポートチェックを受けた後は、マカオ市街地へ。

マカオ市街地へ行く方法は、3パターンあります。

①公共の路線バスを使う

公共の路線バスで行く場合は、澳門口岸を出て左にあるバスターミナルへ向かいます。

路線は2つ、101Xと102Xのバスです。

料金は両路線ともに6パタカ(約84円)6香港ドルと同等で香港ドル使用可能です。

マカオパスが使えますが、現金だと香港のバス同様おつりが出ません。

基本的にマカオパスはそこまで使いませんので、改めて購入する必要はありません

101Xは、セナド広場などを通り、ホテルリスボア前が終点となるバスです。

【101X 運行時間】

平日:6:00~0:00 は10~15分間隔 0:00~5:30 は25~30分間隔

土日祝日:6:00~0:00 は8~10分間隔 0:00~5:30 は25~30分間隔

102Xは、リスボア、サンズ・マカオ、ウィン・マカオなどへ向かうバスです。

【102Xの運行時間】

平日:7:00~23:00の運行、15~20分間隔 

②無料シャトルバスでフェリー乗り場へ行き、各カジノ行きのシャトルバスへ乗る

澳門口岸を出て直進すると、フェリーターミナル行きの無料シャトルバス乗り場があります。

無料で乗れるシャトルバス乗り場の番号はH3、H4の2つです。

まず無料シャトルバスでフェリー乗り場へ行き、そこから目的のカジノ場やホテルへのシャトルバスに乗り換えて市内へ移動ができます。

ちなみに、マカオのフェリーターミナルは2ヶ所あり、そのどちらからもカジノ行き無料シャトルが出ています。

マカオ半島にある外港客運碼頭(マカオフェリーターミナル)とタイパにある氹仔客運碼頭(タイパフェリーターミナル)の2ヶ所です。

澳門口岸から直接カジノ行きのシャトルバスがあればものすごく楽ではありますが、一度フェリーターミナルまで行って乗り換えをする必要があります。

どれも無料なので文句は絶対言えませんが、この3つの方法の中では最も安上がりな方法です。

お金にシビアな方にはうってつけでしょう。

③タクシーを使う

タクシーの場合、行きたいホテルによって値段が異なります。

またスーツケースを持参の場合、トランクに言える荷物×3パタカかかります。

これは香港と同様なのでそこまで苦労はしません。

またこの3つの方法の中で最も楽な方法なので、考えるのもめんどくさい多少お金を使ってもいいという人にはオススメです。

マカオから香港へ行く値段、行く方法とは

今度はマカオから香港へ行く場合です。

基本的に上記で説明しました内容と似ていますが、出発先によって多少異なります。

まずはマカオ側の橋がある港珠澳大橋(HZMB)へ行く必要があります。

そこまでの行き方は3パターンあります。

①フェリーターミナル行きのバスを経由して港珠澳大橋(HZMB)へ行く

マカオからの難点がこのフェリーターミナル経由して港珠澳大橋(HZMB)のマカオ側ターミナルへことです。

実は各ホテルからフェリーターミナルへ行くバスは、早朝走っていません。

私が宿泊していたパリジャンマカオは朝9時半からしか運行がしていないため、乗ることができませんでした。

フライト時間に余裕がある方ならバスに乗ることができます。

フェリーターミナル行きのバスへ乗り、そこから港珠澳大橋(HZMB)へ行く無料シャトルバスへ乗り換えることで行くことができます。

②直接ホテルから港珠澳大橋(HZMB)へ行く

私が宿泊していたパリジャンマカオからは澳門快線という直通バスが出ています。

少し割高になりますが、乗り換えなく行くことができます。

しかし問題はこのバス自体を知らないホテルスタッフが多いということです。

私はパリジャンマカオのバス停に行けば書いてあるものだと思っていたら、どこにも記載がありません。

バス停すらない中でホテルスタッフへ聞くと、メインロビーに行けと言われそれがまた遠い。

結局時間がなかったため、乗ることができませんでした。

今確認したらこのサイトからチケットも購入できるようです。

www.hkmoexpress.com

③タクシーで直接港珠澳大橋(HZMB)へ行く

一番現実的なのはこの方法です。

大抵日本へ行く便はお昼から夕方にかけてが多いです。

早朝すぎて無料シャトルバスに乗れないことも多いので、こちらを使うのが便利です。

だいたい200香港ドル(2つのスーツケース込み)で行けます。

早いし楽なので、一番オススメできます。

その後港珠澳大橋(HZMB)バスターミナルに到着後チケットを購入し、出国手続きしてバスへ乗車していきます。

チケットを自動もしくは有人カウンターで購入します。

時間及び値段は香港⇨マカオと変わりありません。

出国のためにスーツケース、手荷物を検査。

目くら番ですので飲み物食べ物も持っていてもなんも問題ありません。

このバスへ人が多すぎて乗れないなんてことはありませんので、安心してください。

実際私たちが乗った10時半前後は、バスの半分いたかいないかぐらいでした。

港珠澳大橋(HZMB)バスターミナルを後にします。

f:id:shinyboy:20190816220048j:image

実際バスで橋を渡っている時の写真です。

現状この橋は決められたバスもしくは1日300台限定の車しか走っていません。

そのため渋滞するということは100%ありえません。

基本的に時間通りつくためその後の行動も計画しやすいです。

景色自体は最初は建物がありますが次第に海の上に出れば周りは海だらけなので、景色は物足りなくなります。

香港口岸で香港へ無事入国できましたら、B4バスで香港国際空港に移動していきます。

香港からマカオへ行くルートと同じで、B4バスを利用します。

大量にバス停があるので間違えないようにしましょう。

B4にはきちんとairportと書かれているので安心します。

料金は同じく6HKD(約84円)で運賃支払いはオクトパスカードでも可能です。

現金の場合お釣りが出ませんので、コインを用意しておきましょう。

ちなみにフェリーでマカオ・香港を行った場合の値段と時間とは

今まであったフェリールートで行った場合、以下のようです。

まず値段につきましては、香港⇨マカオ、マカオ⇨香港で値段が多少違います。

おおよそ170香港ドル(約2,380円)です。

船の座席によって値段がさらに上がります。

また船単体の時間は約1時間ですが、入船するのに待ち時間が20分~〜30分程度かかるのでトータルすると1時間半です。

それを考えると圧倒的にバスの方が早くなおかつ安くいけます。

香港とマカオの移動が港珠澳大橋できたことで楽チンになった

香港とマカオの移動が港珠澳大橋できたことで楽チンになった

色々な情報が出ていますが、意外と迷ってしまうことがが多いです。

特にマカオ在住の方は、港珠澳大橋(HZMB)について知らない人が多いです。

5つ星のパリジャンマカオのホテルスタッフでさえもわからないことが多いので、こちらの記事を参考にしてもらえればと思います。

直通バスについては、どのサイトでもしっかりと出ていません。

私も直通バスの情報については、Google マップで経路を出した際に発見しました。

しかし実際の乗降場所は不明で、チケットを購入する場所すらわからないのであまりオススメできません。

次回私が訪れた際にチャレンジはしてみます。

今回は行きは香港からフェリー、帰りはマカオからバスという方法で行きました。

既に香港市内でいるのであれば、この行き方がオススメします。

ENJOY YOUR JOURNEY!!

10時間香港で乗り継ぎ時間があった場合で、オススメしています。

合わせてご覧ください。

合わせて読みたい:香港国際空港の乗り継ぎ(トランジット)でのオススメの時間の過ごし方

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すずめのぴんぴ
元旅行会社勤務の愛知県在住アラサー旅行好きすずめのぴんぴです。 ブログ“Tabigraph タビグラフ” 毎週日曜日19時に更新📖 海外在住経験を経て旅行バカへ変身!ブログでは元旅行会社勤務ならではの情報、観光・宿泊情報、生活情報などを配信中。

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