100万ドルの夜景、ひしめき合うネオン、鳴り響くクラクション…。
そんなエネルギッシュな香港の喧騒に、少し疲れていませんか?
実は、香港島の南側には、まるでヨーロッパの海辺リゾートのような、穏やかな時間が流れる場所があります。
それが「スタンレー(赤柱)」です。
欧米からの移住者も多く、のんびりとした雰囲気が漂うこの街は、まさに都会のオアシス。
香港リピーターや、「人とは違う場所に行きたい」という方にぴったりの穴場スポットです。
この記事では、スタンレーへの行き方から、名物のマーケット、そして海辺のおすすめランチまで、半日で満喫できるモデルコースを徹底解説します。
この記事でわかること
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【アクセス】バスでの行き方を完全ガイド
中環・銅鑼湾・尖沙咀から乗るべきバス番号と料金を解説。 - 🛍️
【マーケット】お土産探しと「花文字」
狭い路地にひしめくお店で、掘り出し物を見つけよう。 - 🍽️
【グルメ】海辺のテラス席で楽しむランチ
潮風を感じながら、美味しいタコスとカクテルを。
スタンレーとは?香港の喧騒を離れたリゾート地
スタンレー(赤柱)は、かつては小さな漁村でしたが、イギリス植民地時代に高級リゾート地として発展しました。
現在も高級住宅地として知られ、多くの欧米人が暮らしているため、香港の中心部とは全く異なる、ゆったりとした国際的な雰囲気が流れています。
スタンレーで何する?おすすめの過ごし方
① スタンレー・マーケット(赤柱市場)でお土産探し
スタンレー観光のメインストリート。
狭い路地の両脇に、衣類、雑貨、アート作品などを売る小さなお店がひしめき合っています。
香港の街並みを描いた絵画や、ユニークなデザインのTシャツなど、ここでしか手に入らないお土産が見つかるかもしれません。
「花文字」のお店も人気!
龍や鳳凰などの縁起の良い絵柄で自分の名前を描いてもらう「花文字」は、香港土産の定番。スタンレー・マーケットにも腕の良い職人さんのお店があります。旅の記念にいかがでしょうか。
② まるでヨーロッパ!海沿いのメインストリートを散策
マーケットを抜けると、目の前には海が広がり、オープンエアのレストランやカフェが並ぶメインストリートに出ます。
この景色は、もはやアジアとは思えません。
ひときわ目を引く黄色の建物「The Boathouse」は、人気のシーフードレストラン。
この通り沿いには、景色を楽しみながら食事やお茶ができるお店がたくさんあります。
③ 海辺のテラスでランチ!「Cali-Mex」がおすすめ
私がランチに選んだのは、メキシコ料理店の「Cali-Mex Bar & Grill」。
テラス席で潮風を感じながら、冷たいカクテルとタコス、ナチョスを頂きました。



どれも本格的で美味しく、時間を忘れてのんびり過ごすには最高の場所です。
ハンバーガーも美味しいと評判ですよ。
アクセス方法:バス一本で行ける!
スタンレーにはMTR(地下鉄)が通っていないため、バスかタクシーで行くことになります。
安くて景色も楽しめるバスが断然おすすめです。
主要エリアからのバス番号
- 中環(セントラル)から:6, 6X, 260番バス(所要約30〜40分)
- 銅鑼湾(コーズウェイベイ)から:40番ミニバス(所要約35分)
- 尖沙咀(チムサーチョイ)から:973番バス(所要約80分)
交通系ICカード「オクトパスカード」があれば、小銭不要で乗れるので便利ですよ。
バスの2階席最前列に座れば、香港の山道や高級住宅街、美しいビーチなど、変化に富んだ車窓風景を楽しめます。
まとめ:香港の喧騒に疲れたら、スタンレーへ
いつもの賑やかな香港も大好きですが、少し足を延せばこんなに穏やかで美しい場所がある。
4回目の香港で訪れたスタンレーは、私に香港の新たな魅力を教えてくれました。
香港リピーターの方、のんびりした時間を過ごしたい方は、ぜひ次の旅行プランに「スタンレーで半日過ごす」を加えてみてはいかがでしょうか。
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