「最近、犬山城ってすごく混んでいない?なぜ?」
「混雑状況や待ち時間は、行く前にわかる?」
「2026年3月から入場料が1,000円になった理由は?」
名古屋から電車で約30分の国宝・犬山城は、2024年度に66万995人が訪れました。観光客が増えた一方、木造天守は階段や通路が狭いため、休日を中心に入場待ちが発生します。
この記事では、犬山城が混んでいる理由、公式の混雑予測の使い方、待ち時間を避ける回り方、2026年3月からの入場料、歴史・見どころ、城下町の楽しみ方をまとめて解説します。
✅ この記事でわかること
- 🏯犬山城が混んでいる理由観光客の増加だけでなく、木造天守の狭さも含めて解説
- 🎫2026年3月からの入場料大人550円から1,000円へ改定された理由と値上げ幅
- ⏰待ち時間と混雑回避公式の混雑予測の見方、空きやすい時間、繁忙期の目安
- 🗺️歴史・見どころ・城下町の回り方天守を先に見るべき理由と食べ歩きを組み合わせる順番
先にこれだけは|休日は朝9時に天守、その後に城下町が正解
- 混む理由:観光客が増え、狭い木造天守へ入場が集中するため
- 混雑日:土日祝、桜・紅葉、犬山祭の開催日
- 確認方法:公式サイトの年間混雑予測(4段階)を出発前に見る。「とても混雑」の日は2時間以上待つ可能性があります
- 料金:大人1,000円、小中学生200円。大人の値上げ幅は450円
【最新データ】犬山城の驚異的なV字回復と人気の秘密

まず、犬山城がどれほど凄い状況にあるのか、数字で見てみましょう。
犬山城の入場者数は、コロナ禍で一時的に落ち込んだものの、その後急回復。
2024年度には年間66万995人で過去最高を更新しました。料金改定の公式資料でも、この来場規模を踏まえて保存・防災・史跡整備を進める方針が示されています。
しかも、2024年のインバウンド(訪日外国人)の割合は全体の約15%。ナビタイムが2024年3月に発表した訪日外国人滞在数増加率では、犬山市が全国1位(前年比約4倍)を記録しました。
その理由は、台湾・香港を中心としたアジア圏での認知度向上と、名古屋を経由する旅行ルート「昇龍道」の普及が挙げられます。
なぜこれほど混んでいるのか?5つの理由
1.現存天守を実際に歩ける
犬山城は江戸時代以前から残る12の現存天守の一つです。急な木造階段を上り、最上階の廻縁から景色を見る体験を目的に、多くの観光客が訪れます。
2.外国人旅行者にも選ばれている
名古屋から日帰りでき、天守と城下町を徒歩で一緒に回れるため、国内客だけでなく外国人旅行者にも利用しやすい観光地です。
3.城下町の食べ歩き人気
本町通りを中心に食べ歩き店や写真スポットが集まり、城を見学しない時間帯にも観光客が滞在します。昼前から午後は城下町も混みやすくなります。
4.天守内部が狭く、流れが遅くなりやすい
木造天守の階段と通路は狭く、自由に追い越せる施設ではありません。入場者数が同じでも、一般的な博物館より待ち時間が発生しやすい構造です。
5.名鉄やメディアによる認知度向上
観光キャンペーンやテレビ、SNSで犬山城と城下町が紹介され、名古屋観光と組み合わせる日帰り先として広く知られるようになりました。
混雑のリアルタイム確認方法
「今日、どのくらい混んでいるのか」は事前にチェックできます。
- 公式の「年間混雑予測」:犬山城公式サイトが、日ごとの混雑度を4段階のカレンダーで先に公開しています。「とても混雑」の日は2時間以上待つ可能性があると公式が明記しています
- 駐車場の混雑状況速報:犬山市の駐車場案内から「城下町駐車場情報+混雑状況速報」へのリンクがあり、こちらは当日の空き具合を確認できます。車で行くなら、城の混雑予測とセットで見てください
公式が出しているのは「予測」であって、当日のリアルタイム待ち時間ではありません
犬山城公式サイトにあるのはカレンダー形式の年間混雑予測で、日ごとの混雑度を4段階で示すものです。「今この瞬間、何分待ちか」を表示する機能ではありません。公式自身も「あくまで目安であり、当日の天候や時間帯などにより実際の混雑状況と異なる場合があります」と注意書きを添えています。
また、予測が示すのは主に天守へ入るまでの待ち時間です。入城後も急階段や最上階の廻縁で流れが遅くなるため、見学全体は60〜90分を見ておきましょう。城下町の飲食店や駐車場の混雑とは別ものです。
【重要・確定済み】入場料が1,000円に!値上げはいつから?その真相
この人気を受けて、犬山城は入場料の改定を実施しました。
- 改定日:2026年3月1日(令和8年3月1日)から実施済み
- 大人(高校生以上):550円 → 1,000円
- 小・中学生:110円 → 200円
- 幼児:引き続き無料
- 値上げ幅:大人は450円増、小中学生は90円増
- 値上げの理由:国宝天守の保存、防災対策、大手門枡形跡をはじめとする犬山城跡整備などの財源確保
出典:犬山城公式サイト「令和8年3月1日に犬山城の入場登閣料が変わります」(2025年10月10日発表)
「倍近い値上げは高すぎる…」と感じるかもしれません。
しかし、これには切実な事情があります。犬山城の入場者数は年々増加し、木造建築は人が歩くだけでも床や階段の摩耗が進みます。さらに10年後には国宝指定100年、その2年後には犬山城築城500年という節目を迎えます。
犬山市は、国宝天守の保存や防火・防災設備、犬山城跡の整備に今後も費用が必要になることを、料金改定の理由として示しています。
単なる観光料金の引き上げではなく、木造天守と史跡を将来へ残すための保存費用を入場者にも負担してもらう改定です。
割引・お得な切符情報
- JAF会員優待:割引の対象になっている時期があります。犬山城の公式観覧案内には記載がないので、行く前にJAFの優待施設ページで現在の扱いを確認してください
- 障害者手帳:本人と付添1名が無料(車いす利用者は付添2名まで)。身体・療育・精神のいずれの手帳も対象で、アプリ「ミライロID」も使えます
- 文化財防火デー(1月26日)の無料開放:例年実施されてきましたが、公式サイトの料金案内には常設の記載がありません。その年に実施されるかは、1月に入ってから公式のお知らせで確認してください
- 犬山城下町きっぷ(名鉄):電車運賃+犬山城入場券引換券がセット。往復交通費込みでお得
公式のセット券は5種類あります
犬山城の券売所、各対象施設、犬山駅観光案内所、犬山城前観光案内所で買えます。セット券は窓口の現金払いのみで、カードや電子マネーは使えません。
| セット券 | 料金 | 通常料金 | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| 犬山城下町周遊券犬山城+文化史料館+からくりミュージアム+どんでん館 | 1,200円 | 1,400円 | 3か月 |
| 犬山城+日本庭園有楽苑国宝茶室 如庵 | 2,000円 | 2,500円 | 2日間 |
| 犬山城+明治村 | 3,300円小中学生850円 | 3,500円小中学生900円 | 3か月 |
| 犬山城+リトルワールド | 3,000円小中学生1,200円 | 3,200円小中学生1,300円 | 3か月 |
| 犬山城+日本モンキーセンター | 1,900円小中学生600円 | 2,200円小中学生700円 | 3か月 |
横にスクロールできます / 高校生は明治村・リトルワールドの分をそれぞれの施設で購入してください。
団体は人数で4段階に分かれます
| 区分 | 個人 | 30人以上 | 100人以上 | 300人以上 |
|---|---|---|---|---|
| 一般 | 1,000円 | 900円 | 800円 | 700円 |
| 小中学生 | 200円 | 180円 | 160円 | 140円 |
| 幼児 | 無料 | |||
横にスクロールできます / 団体料金の支払いは現金のみです(契約済みの旅行会社は観光券も可)。
個人の入場券は、券売所でキャッシュレスが使えます。交通系ICカード、楽天Edy・iD・QUICPay・WAON・nanaco・PiTaPa、QRコード(d払い・PayPay・楽天ペイ・au PAY・Alipay)、クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Discover)に対応しています。現金しか使えないのは、団体料金とセット券だけです。
犬山城の歴史:誰が建てた?何がすごい?
「犬山城 誰が建てた」「犬山城 城主 歴代」「犬山城 織田信長」など、歴史に関する検索が多く寄せられています。ここで基本情報をまとめます。
🏯 犬山城 基本情報
- 築城年:1537年(天文6年)
- 築城者:織田信長の叔父にあたる織田信康(おだのぶやす)
- 別名:白帝城(はくていじょう)
- 国宝指定:1935年(昭和10年)。2036年に国宝指定100周年を迎える
- 現在の所有者:公益財団法人犬山城白帝文庫(2004年まで成瀬家個人所有という日本唯一の城だった)
- 歴代城主:織田氏→池田氏→豊臣家臣→成瀬氏(江戸〜2004年)→現在は財団法人管理
- 現存天守の特徴:日本に12しかない現存天守のうち、最も古い木造天守。急こう配の石垣と4層構造が特徴
織田信長との関係:信長の叔父が築いた城であり、信長自身も一時期この城を拠点に利用したという歴史的背景があります(ただし信長が主体的に建てた城ではありません)。後の城主・成瀬家は徳川御三家・尾張藩の家老として幕末まで代々城を守り続けました。2004年に成瀬家から財団法人に移管されるまで、日本で唯一「個人所有の国宝の城」として知られていました。
【攻略法】犬山城と城下町の楽しみ方

それでは、実際に犬山を訪れる際に、最高の体験をするためのポイントをご紹介します。
犬山城:天守最上階からの絶景は必見!
犬山城のハイライトは、何と言っても天守最上階からの360度パノラマビュー。
眼下には雄大な木曽川が流れ、晴れた日には遠く名古屋駅のビル群まで見渡せます。
内部の急な階段はスリル満点ですが、それもまた「本物」の証です。小さなお子様を連れての天守登閣には抱っこ紐の使用を強くおすすめします(手すりをしっかり使う必要があります)。
城下町:食べ歩きグルメとハートの絵馬
お城を楽しんだ後は、城下町散策へ。
醤油おこげ串やカラフルな恋小町だんご、季節のフルーツ飴など、目移りするほどのグルメが待っています。
城下町には約40個の「共通串ごみ入れ」が設置されています。ごみのポイ捨てはNG。みんなでルールを守って城下町を楽しみましょう。
そして、恋愛のパワースポットとして名高い三光稲荷神社で、ピンクのハート型絵馬に願い事を書くのをお忘れなく。
ほかにも見どころたくさん!周辺スポット
- 三光稲荷神社・針綱神社:犬山城登り口そばにある神社。縁結びの絵馬・御朱印も人気
- 有楽苑・如庵(じょあん):犬山城すぐ隣にある国宝茶室。茶道ファン必見
- 木曽川の鵜飼:夏季限定(6〜10月)の木曽川鵜飼いは、犬山ならではの伝統文化体験
- 博物館明治村:車・バスで約15分。明治時代の建物が集まる野外博物館(犬山城とのセット券あり)
【基本情報】営業時間・アクセス・駐車場・混雑回避のコツ
📋 犬山城 基本情報(2026年3月現在)
- 営業時間:9:00〜17:00(最終入場:16:30)
- 休業日:12月29日〜31日
- 入場料(2026年3月1日〜):大人 1,000円 / 小中学生 200円 / 幼児 無料
- 所在地:愛知県犬山市犬山北古券65-2
- 公式サイト:inuyama-castle.jp
※営業時間・料金は変更になる場合があります。参拝前に公式サイトでご確認ください。
アクセス方法
- 電車(おすすめ):名鉄「犬山遊園駅」または「犬山駅」から徒歩約15〜20分。名古屋駅から特急で約30分とアクセス抜群。土日は公共交通機関の利用を強くおすすめします。
- 車:中央自動車道 小牧東ICから約25分。
駐車場情報
犬山城に専用駐車場はありません。市営の観光駐車場を使います。主要な2か所は次のとおりです。
| 駐車場 | 台数 | 通常日(普通車) | 特定日(普通車) |
|---|---|---|---|
| キャッスルパーキング | 140台うち大型10台 | 300円/時間1日最大1,800円 | 500円/時間1日最大3,000円 |
| 内田観光駐車場 | 123台 | 300円/時間1日最大1,800円 | 500円/時間1日最大3,000円 |
横にスクロールできます / 入庫は8:30〜21:00(土日祝は8:00から)、出庫は24時間可。最大料金は当日0時〜24時の区切りで、24時をまたぐと加算されます。大型車・バスは通常日1,000円/時間、特定日1,500円/時間で、大型車に最大料金の設定はありません。キャッスルパーキングは犬山城まで徒歩約5分です。
「特定日」がいつなのかは公表されています
特定日は土日祝と大型連休、桜・紅葉のシーズンに集中しています。犬山市が対象日を先に公開しているので、行く日が特定日かどうかは出発前に判定できます。
| 月 | 特定日(500円/時間・1日最大3,000円) |
|---|---|
| 2026年9月 | 5・6・12・13・19〜23・26・27日 |
| 2026年10月 | 3・4・10〜12・17・18・24・25・31日 |
| 2026年11月 | 1・3・7・8・14・15・21〜23・28・29日 |
| 2027年1月 | 1〜3・9〜11・16・17・23・24・30・31日 |
| 2027年3月 | 6・7・13・14・20〜31日 |
横にスクロールできます / 犬山市の駐車場案内(2026年1月20日更新)による。2026年12月と2027年2月は特定日の設定がありません。対象日は変更されることがあります。
天守に入る前に知っておくこと
天守は土足厳禁です。入口で下足袋が用意されているので、靴を入れて手に持って見学します。使った袋は持ち帰りです。自分の袋を持参してもかまいません。
大きな荷物は天守に持ち込めません。コインロッカーは犬山城券売所の横と犬山城前観光案内所にあります。電車で行くなら、名鉄犬山駅の改札外にも大小多数のロッカーがあります。
自撮り棒・一脚・三脚の使用と、動画の生配信は禁止です。ドローンも禁止。城山全体が火気厳禁で喫煙場所はありません。石垣にも登らないでください。天守は地下2階から地上4階まで狭く急な階段が続くので、動きやすい服装で行ってください。
混雑回避のコツ(詳細版)
土日祝日は、城下町も天守も大変混雑します。特にお昼前後は、天守への入場に1〜2時間待ちになることも。
| 時期・曜日 | 混雑度 | 待ち時間目安 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 平日の午前中(10時前後) | 🟢 空いている | 0〜10分 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 土日の朝一番(9〜10時) | 🟡 やや空き | 10〜30分 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 土日・祝日のお昼(11〜14時) | 🔴 大混雑 | 40分〜2時間超 | ⭐ |
| 桜・紅葉シーズン(休日) | 🔴 最大混雑 | 1〜2時間以上 | ⭐(要覚悟) |
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混雑を避ける3つのコツ:
- 公式サイトのリアルタイム待ち時間を事前確認してから出発
- 土日に行く場合は朝9時開城と同時に天守を訪れ、その後に城下町散策
- 比較的空いている平日の午前中を狙うと快適に楽しめる
🚗 犬山観光はレンタカーが便利!
犬山城だけでなく、近くにある「明治村」や「リトルワールド」、「モンキーパーク」なども合わせて巡るなら、車での移動が断然スムーズです。
時間を気にせず、効率よく観光スポットを回れますよ。
※人気車種は早めに埋まるので、予約はお早めに!
犬山城の混雑・料金に関するよくある質問
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犬山観光の前後に名古屋駅へ立ち寄るなら、地下街の新店舗と営業時間も先に確認しておくと移動がスムーズです。
まとめ|1,000円の価値は?進化し続ける国宝の城へ
観光客が大きく回復し、2024年度に66万995人が訪れた犬山城。現存天守の歴史的価値に、歩いて楽しめる城下町、名古屋からのアクセスの良さが重なった結果です。
2026年3月1日から入場料は1,000円に改定されましたが、これは国宝を未来へ守り継ぐために必要な「未来への投資」です。
この記事のポイント
- 入場料は2026年3月1日から1,000円に改定済み(大人)
- 2024年度の入場者数は66万995人
- 国内客に加え、外国人旅行者や城下町散策を目的とする若い世代も増えている
- 混雑ピークは土日の11〜14時。平日午前中または開城直後(9時)がおすすめ
- 公式サイトの年間混雑予測(4段階)で行く日の混み具合が事前にわかる。「とても混雑」は2時間以上待つ可能性
- 市営駐車場は通常日300円/時間・1日最大1,800円、特定日は500円/時間・最大3,000円
- 築城は1537年・織田信康(信長の叔父)による日本最古の現存木造天守
歴史の重みを感じる天守と、活気あふれる城下町。この二つの魅力を併せ持つ犬山は、今、日本で最も訪れるべき観光地の一つと言えるでしょう。
私も近々改めて行こうかと思います!
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