「一生に一度は行ってみたいけど、屋久島ってどうやって行くのが一番いいの?」
「飛行機と船、どっちが安くて早いの?」
「自分の住んでいる場所から、最短で行く方法が知りたい!」
ジブリ映画『もののけ姫』の舞台のモデルにもなったと言われる、神秘的な自然が広がる世界遺産の島、屋久島。その壮大な縄文杉や苔むす森は、多くの旅人を惹きつけてやみません。
しかし、離島であるがゆえにアクセス方法が限られており、「どうやって行くのがベストなの?」と計画段階でつまずいてしまう方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。この記事一本で、あなたの住む場所から屋久島への「最短・最適ルート」がすべてわかります!
この記事では、飛行機と船(高速船・フェリー)のメリット・デメリットを徹底比較し、関東・関西・九州など、あなたのお住まいの地域に合わせた最短アクセス方法を具体的に解説します。私の実体験も交えながら、時間とお金のどちらを優先するかに応じた最適な選択肢を提案します。
この記事で、屋久島へのアクセスが全てわかる!
- ✈️
飛行機 vs 船(高速船・フェリー)のメリット・デメリットを徹底比較
料金、所要時間、利便性の違いが一目で分かります。 - 🗺️
【地域別】関東・関西・九州からの最短アクセスルートを解説
あなたに最適な「時間優先プラン」と「費用優先プラン」を提案します。 - 🎫
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【結論】屋久島への2大アクセスルート:飛行機 vs 船
屋久島へ行く方法は、大きく分けて「飛行機で直接入る」か「鹿児島まで行き、そこから船で渡る」の2択です。それぞれのルートにメリット・デメリットがあります。
① 飛行機ルート(時間優先派におすすめ)
【直行便】
大阪(伊丹)空港、福岡空港から、屋久島空港への直行便が1日1便就航しています。乗り換えなしでアクセスできる最も早い方法です。
【乗り継ぎ便】
羽田空港など各地からまず鹿児島空港へ飛び、そこから屋久島行きの便(1日5便)に乗り継ぎます。鹿児島空港での乗り継ぎ時間も短く、非常にスムーズです。
② 船ルート(費用優先派・船旅を楽しみたい派におすすめ)
鹿児島まで飛行機や新幹線で行き、鹿児島港から屋久島へ船で渡るルートです。船には「高速船」と「フェリー」の2種類があります。
【徹底比較】飛行機・高速船・フェリーどれを選ぶ?
あなたの旅のスタイルに合わせて、最適な移動手段を選びましょう。
| 移動手段 | 所要時間 | 料金(片道) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| ✈️ 飛行機 (直行/乗継) | 約35分~2時間 | 15,000円~ | 圧倒的に速い、時間の節約 | 最も高価、便数が少ない |
| 🚢 高速船トッピー&ロケット | 約2時間 | 約11,000円 | 速さと価格のバランスが良い、便数が多い | 天候で欠航しやすい、船酔いの可能性 |
| ⛴️ フェリー屋久島2 | 約4時間 | 約5,200円 | 最も安い、車も乗せられる、揺れが少ない | 時間がかかる、1日1便のみ |
【地域別】あなたに最適な最短アクセスルートはこれ!
お住まいの地域別に、時間優先と費用優先のプランを提案します。
関東・東北・北海道にお住まいの方
- 時間優先プラン:羽田空港 → 鹿児島空港 → (乗り継ぎ) → 屋久島空港
- 費用優先プラン:羽田空港 → 鹿児島空港 → (バス移動) → 鹿児島港 → 高速船またはフェリーで屋久島へ
関西・東海・北陸にお住まいの方
- 時間優先プラン:大阪(伊丹)空港 → (直行便) → 屋久島空港
- 費用優先プラン:最寄りの空港 → 鹿児島空港 → (バス移動) → 鹿児島港 → 高速船またはフェリーで屋久島へ
九州・四国・中国にお住まいの方
- 時間優先プラン:福岡空港 → (直行便) → 屋久島空港
- 費用優先プラン:鹿児島港へ陸路で移動 → 高速船またはフェリーで屋久島へ
九州地方に在住の方が屋久島へアクセス最短の方法
福岡を含む九州地方にお住まいの方々は、鹿児島へのアクセス手段として電車、バス、飛行機、そして車などがあり、車の場合は鹿児島に持ち込むか、鹿児島に停めて利用されることが一般的です。
鹿児島港からは、屋久島行きの船が出ており、その本数も多く、比較的安価なため、多くの人に利用されています。
船は鹿児島中央からタクシーで15分の場所にある鹿児島本港南埠頭から高速船とフェリーが出ています。
それぞれ若干違っていて、船で時間優先すると高速船が早いです。(約1時間50分~2時間45分)
逆にフェリー(大型客船)を選ぶと値段は安いですが、時間はかかります。(約4時間)
ちなみに鹿児島空港から屋久島へ直行便の飛行機も出ているので、それで行く人もいます。(約35分)
時間を取るなら飛行機→高速船→フェリーの順番です。
値段で取るならフェリー→高速船→飛行機(片道約15,000円)の順番です。
鹿児島空港から屋久島空港までの飛行機は1日5便あるので非常に便利です。
ではそれぞれの船の特徴を簡単に紹介していきます。
高速船の特徴(メリット&デメリット)
- 飛行機より安く行ける(片道約11,000円)
- 旅程に合わせて屋久島の港が選べる(宮之浦もしくは安房港を選べる)
- 移動時間がフェリーより短い(約2時間ぐらい早く着く)
- 運航本数が多い(1日6便)
- 座席着席&シートベルト着用のため船旅気分があまり味わえない
- 空港 ↔ 港の移動時間が60分以上かかる
フェリー(大型客船)の特徴(メリット&デメリット)
- 飛行機よりも高速船よりも安く行ける(片道約5,200円)
- 船の中が充実していてラウンジや売店などもあり船旅気分を味わえる
- 展望デッキに出れば素敵な景色が見れる
- 船酔いが苦手な人も高速船よりかは揺れないので安心
- 1日1便なので行動が制限されてしまう。また出航が早いため鹿児島市内に前泊が必要
- 屋久島の港が選べない(宮之浦行きしかない)
- 空港 ↔ 港の移動時間が60分以上かかる
高速船→https://www.tykousoku.jp/fare_time/
フェリー→https://ferryyakusima2.com/
https://www.yakushimaferry.com/
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/ferry-taiyou/
四国・関西・東海地方に在住の方が屋久島へアクセス最短の方法
さて続きまして、四国の4県、大阪、名古屋、そして石川県にお住まいの方のアクセス方法についてお伝えします。
四国や関西地域にお住まいの方は、伊丹空港から鹿児島空港へのフライトを利用すると、最短で鹿児島空港から屋久島へのアクセスが可能です。
もちろん、時間に余裕があれば鹿児島空港から鹿児島本港南埠頭へ移動することもできますが、実は空港から港への距離が結構遠いので、飛行機を利用するのがベストと言えるでしょう。
必要な費用はかかりますが、これが最短の方法です。
ただし、伊丹空港から屋久島空港へのフライトは1日1便となっているので、注意が必要です。
名古屋や東海地方にお住まいの方は、中部国際空港から鹿児島空港へのフライトが最短です。
鹿児島空港から屋久島への移動も同様にフライトを利用することがおすすめです。
私はたまたま友人が福岡にいたので福岡経由で屋久島に入りましたが、ただ福岡からの場合伊丹空港同様1日1便になります。
北陸・関東・東北など含む地方に在住の方が屋久島へアクセス最短の方法
関東、北陸、東北地方などにお住まいの方にお伝えしますが、結論として、全員が羽田空港から鹿児島空港へのフライトを利用し、そこから屋久島空港へのフライトが最短の方法です。
北陸地方の方は、場所によりますが、中部国際空港から鹿児島空港へのフライトが便利な場合もあります。
ただし、費用としては他の地域よりもかかることが予想されますが、早割などのチケットを取得すれば、多少安く済むこともあります。
安く屋久島行きたい人はツアーを使うのもアリ
どうしてもお金はそこまでかけたくない、できれば安い方法で行きたいという人はツアーという選択肢もありです。
有名なところで行くと「クラブツーリズム」、「日本旅行」、JTB、がおすすめです。
全て込み込みで予約することができるので、バラバラで予約するよりもお値打ちになっています。
場合によっては縄文杉、白谷雲水峡のガイド付きツアーなんかもついているプランもあるので便利です。
特に初めて行く人は、トレッキングのペースや周辺の情報など何も知らないことが多いので色々と教えてもらいながら歩くと面白いかもしれません。
わたしたちのように自分たちだけで行くと見所を飛ばしたりペース配分も無茶苦茶になりがちで早く疲れることが多いです。
体力に自信がない人はツアーの方がおすすめできます。
屋久島へ効率よくいければ時間もお金も節約できる
屋久島へのアクセス方法について解説しましたが、改めておさらいしていきましょう。
- 九州在住の方: 鹿児島空港から飛行機もしくは鹿児島港からフェリー・高速船
- 四国・関西・東海在住の方: 最寄りの空港から鹿児島空港へ移動し、そこから屋久島空港へもしくは直接屋久島空港へ
- 北陸・関東・東北等の在住の方: 羽田空港から鹿児島空港へ移動し、屋久島空港へ
効率的なアクセスで屋久島へ入ることで、現地での滞在時間が増えます。
特に屋久島は見所が豊富で、最低でも3泊4日は必要です。
2泊3日でも訪れることは可能ですが、屋久島の名所である「白谷雲水峡」と「縄文杉」のトレッキングを両方楽しむにはハードなスケジュールになるでしょう。
アクセスを工夫して、余裕をもって屋久島の自然を楽しんでください。
ちなみに、この写真は別のツアーをしていたガイドさんがこだまを置き始めた瞬間を撮影したものです。
写真の中のガイドさんは米良さんのもののけ姫の歌を歌いながらツアーを進行していたそうです。
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