今回紹介するのは沖縄北部にある自然豊かな場所でもある「備瀬の並木道」です。
備瀬のフクギ並木は、沖縄県本島北部の名所でです。
フクギの木々が道路の両側に長く続く美しい景観を形成しています。
フクギは沖縄の代表的な樹木で、幹が太く葉っぱが茂っている姿が特徴的です。
そんな自然たっぷりな場所へ癒しを求めて行った様子を写真をもとに体験記という形で紹介していきます。
2度ほど訪れているのでそれぞれの写真を使用しています。
是非旅へ行く際の参考にしてみてください。
備瀬の並木沖縄感を感じられる最高のスポットをカメラ片手に散歩してみた
今回紹介するのは沖縄県本部町にある自然豊かな場所でもある「備瀬の並木道」です。
美ら海水族館のすぐ近くにもあり、多くの観光客が訪れます。
備瀬のフクギ並木は、沖縄本島北部にある国道58号線の沿道にあり、約4kmにわたって続いています。
このフクギ並木は、古くから沖縄に住む人々にとって、海と山を結ぶ交通の要所であったため貴重な景観として大切に保護されてきました。
約2万本のフクギの木が集落を囲む幻想的なスポットです。
そんなところをカメラ片手に散歩をしてみました。
フクギの木ってなに？
その並木道に生えているフクギの木。
フクギの木はまっすぐ伸びて葉が密集して茂っているのが特徴で、塩害、風害にも強いことから沖縄では防風林としてよく使われています。
他の海沿いの地域でいう松の木のような形です。
常緑高木なので1年中葉っぱが茂っているため紅葉だから散るなんて心配もありません。
備瀬のフクギ並木には、昔ながらの古民家がいくつかあり、民家から防風から守るために囲むように植えられています。
一番古いものでは樹齢300年程の古木があるそうです。
またフクギの木は、漢字に書き換えて書くと「福木」と書き、幸せを呼ぶ木としてあがめられていてパワースポットとも呼ばれています。
フクギ並木を巡る上でのおすすめルートについて
フクギ並木には駐車場からおすすめの順路の看板が貼ってあります。
初心者でも迷うことなく、この備瀬のフクギ並木を歩けるようにという親切心です。
順路通りに歩いて行きますと、以下のルートになります。
フクギ並木→備瀬崎→浜辺沿い→元のフクギ並木付近
ぐるっとほぼ一周堪能することができます。
フクギ並木に入ると、フクギの葉っぱでできた天然の葉っぱトンネルの間をクグっていく形になります。
天気が良ければその生い茂る葉っぱの間から日が入ってきて、何とも言えない神秘的な風景が広がります。
撮り方と天気次第ではいろんな表情が見れます。
こちらは2回目に訪れた時の様子です。
たまたまこの時野良猫と飼い猫？にも出会うことができました。
人懐っこいので写真や少し触らせてもらいました。
シーサーの置物なども販売されているところもあります。
さすが沖縄らしいところですね。
そしてそれぞれ手作りで一個一個顔や表情が違うのがまた素敵です。
フクギの並木に入っていきますとすぐのところに「夫婦フクギ」があります。
このフクギは２本のフクギがくっついている非常に珍しいフクギでになります。
あまりないことから、幸運を呼ぶ木とも言われておりパワースポットとしても有名です。
トンネルから出るとこんな自然も広がっています。
とにかくこの地域は静かなので、心が安らぎます。
もちろんこの周辺には古民家もありますが、そちらに住まれている人もいます。
騒がずにゆっくり過ごすようにしましょう。
そして環境を悪化させるようなことは絶対しないようにしましょう。
備瀬のフクギ並木の近くには、「備瀬のワルミ」と呼ばれるとても綺麗な海が見れる人気スポットがあります。
ただ現在は立ち入り禁止になっています。
理由として、観光客のごみのポイ捨てや私有地への無断侵入などマナーの悪さが目立ったためです。
常識のある観光客はいいですが、最近非常識な観光客が増えています。
こうした理由で、美しい風景が広がる場所へ行けなくなるのは本当に悲しいことです。
この備瀬のフクギ並木も近年観光客のマナーの悪さが目立ち、いけなくなるのも時間の問題かもしれません。
さて自然エリアから少し出て海岸線沿いを歩いていきましょう。
海沿いに出るとこうやってビーチがあり降りることもできます。
こちらは2度目に訪れた時の写真ですが天気はかなり悪かったです。
それでもこの海の綺麗さには驚かされます。
どれぐらい愛知県の海が汚いか…。（笑）
どんな姿でも癒される沖縄の海は別格です。
フクギ並木では水牛車乗りやレンタサイクルも借りれる
またここでは水牛車に乗ることもできます。
水牛車に乗るとゆっくりとした時間の流れに身を任せることができ、フクギ並木の美しい景色を見ながら、のんびりとした気持ちで過ごすことができます。
4人までは2,000円で5人目以降は追加で500円みたいです。
さすがに2人で訪れていたので、やめましたが家族連れで行けば安く収まるのでいいかもしれません。
ゆっくりと周辺の説明しながらめぐってくれるので、これも沖縄らしい経験です。
またレンタサイクルも300円で借りることができます。
ちょうど私たちが訪れた時も、日本人、外国人両方の方が借りて載っていました。
歩くのも自転車を漕いで回るのも両方ともいいです。
後フクギ並木の中にはいくつかカフェなどもあります。
休憩もかねて訪れると、楽しいかと思います。
後運が良ければいろんな野良猫にも会えます。
全然こっちを向いてくれませんが、可愛らしい猫でした。
備瀬のフクギ並木までのアクセス方法について
フクギの並木道までのアクセス方法は2つあります。
それぞれの方法についての行き方については下記のようになります。
フクギな並木までレンタカーで行く場合
レンタカーでは那覇空港から有料道路経由で約1時間50分かかります。
ついでに古宇利島や美ら海水族館夜という行程が1番ベストかもしれません。
フクギの並木まで交通機関で行く場合
バスではかなり乗車と乗り換えの時間がかかります。
那覇バスターミナルから乗り、名護バスターミナルで下車。
名護バスターミナルから再度乗車をし、「備瀬入口」が最寄りのバス停の為、そこで下車。
徒歩約3分で、備瀬のフクギ並木に着きます。
所要時間は、約3時間から3時間半です。
運賃も両方のバス代を合わせると約3,000円なので、あまりオススメできないアクセスの仕方です。
備瀬のフクギ並木の駐車場について
駐車場は完備されていて無料で利用することができます。
台数もそれなりにありますので繁忙期を除けばそこまで苦労することはないでしょう。
私たちは2月と6月に訪れましたが、両月とも問題なく駐車ができました。
沖縄の自然を感じたいなら備瀬のフクギ並木はおすすめ
今回紹介したのは沖縄北部にある「備瀬の並木道」でした。
自然豊かな場所でもあるので非常に心が安らぎそして癒されます。
カメラ好きの私が楽しく写真撮影できるそんな素敵な場所です。
天気によって見えてくる風景が異なるのも魅力的です。
自然なので観光客のマナー悪化によって立ち入り禁止や自然災害で入れなくなる可能性もあります。
自然は仕方ないですが、人間の手で汚されていくのは許されたことではありません。
観光客の方は最低限をマナーを守りながら鑑賞をしましょう。
是非沖縄本島北部へ行く際はぜひ寄ってみてください。
あなたの心も癒されるに違いありません。
写真はレンタカーで借りたビートルとフクギの並木の駐車場のセットです。
