今回ご紹介するのは熊本県の観光地のひとつでもある「草千里ヶ浜(くさせんりがはま)」です。
阿蘇山は日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する火山でもあります。
現在も活火山として続いており、私が訪れた際もその様子が目に見えるほどでした。
阿蘇山の中で1番有名な観光地がこの「草千里ヶ浜」であり、まるで日本を忘れてしまうかのような風景が広がっています。
今回はそんな海外のような風景が楽しめる「草千里ヶ浜」について、21年11月に訪れた様子を体験記の形で紹介していきます。
九州熊本県への旅行を検討している方にはぜひ参考にしていただければと思います。
これから熊本の宿泊を検討してる人はこちらから検索できます。
熊本阿蘇の大自然草千里ヶ浜はまるで海外のような風景が広がっていた
今回ご紹介するのは熊本県の観光地のひとつ、大自然の中に広がる「草千里ヶ浜」です。
烏帽子岳の北麓に広がる、直径約1kmの草原は、噴煙を上げる中岳や大きな池があり、大自然の美しさが広がっています。
この地では乗馬も体験でき、馬が悠々と歩く様子など、普段は見られないような風景が楽しめます。
草千里ヶ浜は阿蘇を代表する観光地で、季節ごとに異なる表情を見せ、夏は緑一面、冬は幻想的な白銀の世界へと変化します。
私が訪れたのは秋口の11月で、ちょうど緑が茶色へと変わる秋の風景を楽しむことができました。
この地の一年を通して変化する風景が、訪れる人たちを魅了しています。
草千里ヶ浜はなんだか日本に見えないぐらい広大さ
「草千里ヶ浜」へ向かう途中の風景から一気に車窓が変わっていきました。
あれ?なんだか海外っぽい風景になってきたなという印象でした。
そして実際に「草千里ヶ浜」についた時に撮った上の写真。
これを知り合いの何人かに見せると、「え?どこの海外?」、「これどこの国?」と言われてしまうほどぱっと見日本っぽくない風景が広がっています。
コロナ時期でなければ間違いなくこれ海外だよって言えば通用するでしょうね。
私もこの光景見てあっこれ海外って言ったら信じる人いそうと思ったぐらいです。
秋口のため緑は全て枯れて、大事が茶色へと変化した草千里はこれも魅力的。
広大さをより感じることができた気がします。
また晴天というのもあり、とても映える風景となりました。
秋ならではの楽しみ方はこのすすきと駒立山を一緒に撮れるのもいいですね。
夏場だと多分右手に見える池も水がもっと貯まっているようです。
草千里ヶ浜を優雅に馬に乗って堪能できる乗馬体験もある
こんな大自然を私のように写真を撮るという形で楽しむ方も多いでしょう。
ただそれ以外の形で楽しみたくありませんか?
そんな人におすすめなのが草千里ヶ浜を馬に乗って堪能できる乗馬です。
「阿蘇草千里乗馬クラブ」にて乗馬体験をすることができます。
すべて補助を受けながら乗馬できる手引き馬で子どもや初めての人でも安心して乗れるようになっています。
乗馬中の記念撮影、ビデオ撮影などもしていいとのことなので、記念に乗るのもいいですね。
私は今回乗りませんでしたが、北海道で乗った経験があり非常にいい経験でした。
阿蘇草千里乗馬クラブの乗馬料金・営業時間について
乗馬コースにはそれぞれA・B・Cと3コースあり好きなコースを選ぶことができます。
コースによって料金等が違います。
料金
Aコース(約5分)1,500円(人)
Bコース(約20分)4,000円(人)
Cコース(約30分)5,000円(人)
120cm以下の子供と一緒の場合のみ2人乗りあり
Aコース 2,500円~
Bコース 6,000円~
Cコース 8,000円~
営業時間
9:00~16:30(連休予約で延長あり)
3月~11月営業(12月~2月は休業)3月初旬から天候不良の場合を除き毎日営業
※公式HPより引用
2021年に噴火して1ヶ月経つけどまだ阿蘇山の火山は目視できるほど活動している
2021年10月に火山が噴火したのはご存知でしょうか?
その当時ニュースでかなり話題となりました。
噴火警戒レベル3にあがり、入山規制が入ったのが直近の出来事ですがその1ヶ月後に私はこちらに訪れました。
実際に噴火したのはこの写真の場所から3.6キロ先にある阿蘇中岳第1火口という場所です。
そのためこちらの活火山の様子はまた違う場所になります。
私はニュースでしかその様子を見たことがありませんでしたが、実際その場所に行くことでその規模の大きさを感じることができました。
でもニュースで見たあの光景がもし目の前で広がっていたらと考えると恐ろしいです。
火山なんていうのは私の生活の中で馴染みがないので非常に貴重な機会となり、もうこれで他人事に感じなくなります。
そしてこの写真に写る点々とした米粒が人で、いかに活火山の規模が大きいのかこの写真を通してわかります。
やはり大自然に人間は勝てませんね。
阿蘇火山博物館ではもっとその火山について知ることができます。
もし時間があって興味のある方はぜひ寄ってみてください。
大自然を堪能したら休憩に草千里珈琲焙煎所へ
さてさて阿蘇の大自然を堪能し終わったので少し休憩がてら草千里の施設へ寄ってみます。
先程の写真とは一転して人、人、そしてみんなスマホを片手にぱしゃぱしゃという撮っている光景が広がるこちらのお店。
ニュー草千里というレトロな看板と正反対の存在でもある近代的なカフェです。
それがこちらの草千里珈琲焙煎所というカフェになります。
草千里ヶ浜をカフェから一望できるいう立地にあり、若い方を中心にすごく賑わっていました。
非常にシンプルでコンクリート壁にしろ基調という清潔感のある店内です。
多くの方がここのドリンクを求めてきているので店員さんも大忙しでした。
私たちはそこまで時間を気にしていなかったので店内でゆっくりオーダーしたドリンクを待ちます。
みんなドリンクが届くと最初の写真のようにスマホを片手に何分も写真をぱしゃぱしゃ。
熱心に撮る姿を見てすごいなと感じながらも早くドリンク飲んであげてね。
だって出来立てがいちばん美味しいですからね。
草千里珈琲焙煎所のメニューについて
草千里珈琲焙煎所はドリンクのみの販売になります。
ドリンクは12種類あります。
- ドリップコーヒー
- コールドブリュー
- ラテ
- カプチーノ
- 炭
- アメリカーノ
- エスプレッソ
- 八女(抹茶ラテ)
- ミルク
- ストロベリーネクター
- 抹茶ソーダ
- 水出し緑茶
メニューは限定されていますが、価格はどれもお手頃です。
いちばん安いのでミルクが450円、高いのでもストロベリーネクターで650円です。
他の定番で皆さん頼んでいたホット・アイスコーヒー(500円)やラテ(550円)もお値打ちですね。
ちなみに私はコールドブリューを注文。
愛用のレンズが汚れてしまったサングラスと共にツーショット。
余談ですが私は年中アイスコーヒでたまにミルクを入れるシンプルなコーヒが好きです。
熊本市街から草千里ヶ浜までのアクセスについて
熊本市街から草千里ヶ浜までのアクセスには、車と交通機関(電車とバス)の2つの方法があります。
1番早く行ける方法は車でおすすめです。
熊本市街から草千里ヶ浜まで車で行く場合
熊本市街から草千里ヶ浜までのアクセスですが、国道57号を経由していくと所要時間は1時間20分ぐらいで着きます。
車を利用していく方ならバスや電車よりも早くいくことができるのでおすすめです。
熊本市街から草千里ヶ浜まで交通機関で行く場合
- バスを利用する場合:
- 熊本駅前から阿蘇駅前までバスに乗り、そこで「阿蘇山上ターミナル」行きのバスに乗り換えて阿蘇駅前から草千里阿蘇火山博物館前まで乗車します。
- 所要時間は約2時間20分で、片道2,100円です。
- 電車を利用する場合:
- 熊本駅から特急列車で阿蘇駅まで乗り、そこで「阿蘇山上ターミナル」行きのバスに乗り換えて阿蘇駅前から草千里阿蘇火山博物館前まで乗車します。
- 所要時間は約2時間で、片道2,980円です。
どちらの方法も時間差はそれほどないですが、予算を節約したい場合はバスがおすすめです。
草千里ヶ浜の駐車場の料金について
草千里ヶ浜へ車で行く場合、途中に無料の駐車場がありますが、それ以外の場合は火山博物館前の有料駐車場を利用することになります。
詳細は以下の通りです。
- 大型:1,630円
- 普通車:410円
- 単車:100円
- 普通車:1台500円(EV車は無料 1回60分まで無料)
- 二輪車:200円
- マイクロ:1000円
- 大型:2000円
また、普通車の駐車場は1回60分まで無料となります(EV車は無料)。
駐車スペースは十分にあり、長期連休以外は余裕があるでしょう。
初熊本で訪れた草千里ヶ浜は想像以上のスケールがで素敵だった
今回ご紹介したのは熊本県の観光地のひとつ大自然の「草千里ヶ浜(くさせんりがはま)」でした。
自身初の熊本訪問で、九州在住の友人の勧めで熊本の阿蘇へ来ました。
最初は正直いうとあまり阿蘇山には興味なく、他の県の温泉に行こうかなと考えたぐらいです。
ただ友人が「ここの大自然は写真の撮りがいがあるよ」という言葉を言われたのでいったらまさしくその言葉通り写真の撮りがいしかありませんでした。
そして何よりもこの大自然を見て心が躍りました。それぐらい見がいのある場所でとても素敵です。
少し都心のガヤガヤとしたところが嫌になってしまった人ならここは楽しめるに違いありません。
ぜひ九州へ旅行もしくは熊本へ旅行へ来られる際はぜひこの草千里ヶ浜へ行ってみてください。
間違いなくここに来たら満足するに違いありません。