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和歌山

【和歌山・熊野本宮大社】八咫烏とサッカーの意外な縁・大鳥居・参拝順序・アクセス・駐車場を完全ガイド

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「和歌山にある世界遺産、熊野本宮大社の見どころってどこ?」
「正しいお参りの順番や参拝方法を知りたい!」
「サッカー日本代表のマーク八咫烏と関係があるって本当?アクセスや駐車場は?」

全国に約4,700社以上ある「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)。

その中でも、桧皮(ひわだ)で葺かれた屋根が印象的な、とりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせているのが、ここ熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)です。

この記事では、熊野本宮大社の見どころ・参拝順序・ご利益から、サッカー日本代表との深い繋がり日本一の大鳥居を持つ旧社地・大斎原(おおゆのはら)、さらにアクセス・駐車場・周辺温泉情報まで、写真たっぷりで徹底的にご紹介します。

この記事でわかること

  • ⛩️
    熊野本宮大社の見どころと正しい参拝順序・ご利益
    御祭神・各社殿の意味・参拝作法など、知っているとより深く楽しめる巡り方を解説。
  • サッカー日本代表のシンボル「八咫烏」との深い関係
    なぜ1931年にJFAが八咫烏をシンボルに選んだのか。歴史的背景と中村覚之助氏の物語。
  • 🏞️
    日本一の大鳥居「大斎原(おおゆのはら)」の迫力
    パワースポットとしても知られる旧社地の見どころ・撮影ポイントを紹介。
  • 🅿️
    アクセス・駐車場・所要時間・周辺温泉
    車・電車・バスそれぞれの行き方と、参拝後に立ち寄りたい本宮温泉郷の情報まで。

熊野本宮大社とは?「よみがえりの聖地」

熊野本宮大社の本殿へ続く石段

熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に鎮座する、全国に約4,700社以上ある熊野神社の総本宮です。

かつて熊野詣の人々が苦難の道のりを経て最初にたどり着く場所であり、「浄土への入り口」と信じられてきました。そのため、熊野三山は「よみがえりの聖地」として今なお多くの人々の信仰を集めています。

2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録。平安時代には法皇・上皇・女院の御幸が100回以上に及び、貴族から庶民まで「蟻の熊野詣」と称されるほど多くの人が参拝しました。

杉木立に囲まれた158段の石段を登ると、荘厳な社殿が現れます。国の重要文化財に指定されている桧皮葺(ひわだぶき)の白木造り社殿は、訪れる人の心を静かに清めてくれます。

熊野大権現ののぼりが並ぶ参道

「熊野大権現」ののぼりがはためく参道は、神聖な雰囲気に満ちています。

📋 熊野本宮大社 基本情報

  • 住所:〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
  • 参拝時間:午前8:00〜午後5:00(社務所受付:8:00〜17:00)
  • 参拝料:無料(宝物殿のみ300円)
  • 御祈祷受付:8:00〜16:00 / 初穂料5,000円〜
  • 御朱印料:300円
  • 電話:0735-42-0009
  • 公式サイト:www.hongutaisha.jp

※参拝時間・各種情報は変更になる場合があります。参拝前に公式サイトでご確認ください。(確認日:2026-03-12)

熊野本宮大社の御祭神とご利益

熊野本宮大社には4つの社殿に合計12柱の神様がお祀りされています。それぞれの社殿と御祭神を知っておくと、参拝がより深いものになります。

社殿御祭神別名司るもの
第三殿(証誠殿)
※主祭神・最初に参拝
家都美御子大神
(けつみこのおおかみ)
素戔嗚尊
(すさのおのみこと)
来世・木の神
第二殿(中御前)速玉之男神
伊邪那岐大神
前世
第一殿(西御前)夫須美大神
伊邪那美大神
千手観音現世・縁結び
第四殿(東御前)天照大神
(あまてらすおおみかみ)
十一面観音
満山社八百萬の神
(やおよろずのかみ)
結ひの神縁結び・開運

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主なご利益:家内安全・縁結び・健康長寿・厄除け・開運招福・商売繁盛・合格祈願・必勝祈願・安産・子宝など。「よみがえりの聖地」として知られ、心身の浄化・再生のご利益が特に有名です。

熊野本宮大社の見どころ

① 正しい参拝順序

国の重要文化財に指定されている社殿は、神門内での撮影は制限されています(SNS等への投稿も禁止)。参拝する際は静粛に、心を込めてお参りしましょう。

ここでの参拝には正式な順序があります。向かって左から①、②、③、④と並ぶ社殿を、③(第三殿・主祭神)→②(第二殿)→①(第一殿)→④(第四殿)→満山社の順番で巡るのが正式な作法とされています。

この順番は「過去(前世)→現在(現世)→未来(来世)」へと人生の流れをなぞる参拝とも言われ、深い意味が込められています。

💡 参拝の作法:二礼二拍手一礼(二回お辞儀→二回手を叩く→一回お辞儀)が基本です。石段の上り下りは右側通行が作法とされています。石段中腹に「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」と手水舎があるので、身を清めてから参拝しましょう。

② サッカー日本代表のシンボル「八咫烏(やたがらす)」

サッカー日本代表のエンブレムでおなじみの三本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」。実は熊野本宮大社と深い歴史的な繋がりがあります。

八咫烏とは?

熊野本宮大社の主祭神・家都美御子大神(素戔嗚尊)のお仕えで、日本神話「神武東征」に登場する神の使いです。神武天皇が熊野から大和(奈良)の橿原宮を目指した際、険しい山道を先導して導いたと伝えられます。「八咫」とは大きく広いという意味で、太陽の化身ともされます。三本の足はそれぞれ「天(神様)・地(大地・自然)・人」を表し、この三者が太陽の下に血を分けた兄弟であることを示す、という深い意味が込められています。

なぜサッカーのシンボルになったのか?

1931年(昭和6年)、当時の大日本蹴球協会(現・日本サッカー協会)がシンボルマーク制定を決定した背景には、中村覚之助(なかむらかくのすけ)という人物の存在があります。

中村覚之助氏(1878〜1906年)は、日本に本格的にサッカーを紹介・普及させた先駆者で、「日本サッカーの父」とも呼ばれる人物です。彼の出身地が、熊野三山のお膝元である和歌山県那智勝浦町でした。

熊野の神の使いとして知られ、「正しい道に導く存在」である八咫烏が、「ボールをゴールへ導くように」「チームを勝利へ導くように」という願いとぴったり重なったこと。また平安時代に蹴鞠(けまり)の名人・藤原成通が熊野詣をして技を奉納したという故事も、サッカーと熊野の縁を深めています。

これらの縁から八咫烏がシンボルに選ばれ、1931年に制定、1932年に正式決定されました(彫刻家・日名子実三デザイン)。

サッカーゆかりのスポット「御縣彦社(みあがたひこしゃ)」:八咫烏専用の摂社「御縣彦社」は、熊野那智大社(和歌山県那智勝浦町)の境内に祀られています。交通安全・海上安全・勝利祈願のご利益で知られ、日本サッカー協会関係者も参拝に訪れます。熊野三山を巡る際にあわせて参拝するのがおすすめです。

境内のいたるところに八咫烏のシンボルが登場します。社殿のお守り、社務所前に設置された八咫烏ポスト(ポスト絵馬を投函できる)、旗のデザインなど、境内散策中に探してみてください。

③ 御朱印と人気のお守り

熊野本宮大社の御朱印

参拝の証として、御朱印をいただくのもおすすめです。八咫烏の印が押された、力強い御朱印で、授与料は300円。混雑時はお参り前に御朱印帳を預けておくとスムーズです。

御朱印は熊野本宮大社と旧社地・大斎原の2種類を授与していただけます(産田社の御朱印もあり)。

人気のお守り:

八咫烏が描かれた「本宮勝守(1,000円)」、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な荒木飛呂彦氏がデザインした「和の守(わのおまもり・2,000円)」(熊野古道とスペインのサンティアゴ巡礼路をモチーフ)、社殿の桧皮を再利用した「再生守」なども人気です。熊野三山でしか入手できない「熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)」は88匹のカラス文字で書かれた御神符で、こちらも必見です。

④ ご神木「なぎの木」と参道散策

境内にはご神木の「梛(なぎ)の木」があります。なぎの葉は丈夫でなかなか裂けないことから、「縁が切れない」「夫婦円満」の象徴とされ、古くから熊野詣の旅人が旅の安全を祈ってお守り代わりに持ち歩いたと伝わります。

日本一の大鳥居!旧社地「大斎原(おおゆのはら)」

大斎原の日本一の大鳥居

熊野本宮大社を訪れたら、絶対に外せないのが旧社地「大斎原(おおゆのはら)」です。

現在の熊野本宮大社から約500m(徒歩約10〜15分)の場所に立つ、高さ33.9m・幅42mという日本一の大きさを誇る大鳥居がそびえ立っています。鉄筋コンクリート造で2000年(平成12年)完成。田んぼの中に突然現れるその姿は圧巻の一言です。

大斎原の歴史:

かつて熊野本宮大社は、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある中洲「大斎原」にありました。当時は境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿、能舞台など、現在の数倍の規模だったとされます。しかし1889年(明治22年)8月、大水害により社殿の多くが流出。水害を免れた4社が1891年(明治24年)に現在の地に遷されました。

大斎原は今も神様が最初に降臨した聖地として、強いエネルギーが宿るパワースポットとして知られています。大鳥居をくぐると、静寂に包まれた森が広がり、石祠に中四社・下四社が祀られています。

⚠️ 撮影マナー:大斎原内は聖地のため撮影に制限がある場合があります。看板の指示に必ず従いましょう。大鳥居は公道からの撮影が可能です。

大斎原への行き方:熊野本宮大社のバス停前を起点に、国道168号線沿いを南へ徒歩約10〜15分。途中、産田社(うぶたしゃ・伊邪那美命を祀る女性の守り神)にも立ち寄りましょう。

「人生が変わる」と言われる理由:熊野本宮大社のスピリチュアルな力

熊野本宮大社は古くから「よみがえりの聖地」とされ、「呼ばれた人が訪れる場所」とも言われます。人生の転機や悩みを抱えているとき、急に「行きたくなる」という感覚を覚える人が多いのも特徴です。

参拝順序(第三殿から第四殿)が「過去→現在→未来」の流れを象徴し、参拝することで過去を受け入れ、今を整え、未来への道が開けると言われています。旧社地・大斎原は特にエネルギーが強いパワースポットとして知られ、立つだけで心が静まると感じる参拝者も多いです。

ただし、これらは信仰・体験としての話であり、専門的(宗教学・心理学)な観点からの評価については専門家にご確認ください。

🅿️ アクセスと駐車場(2026年現在)

車でのアクセス(推奨)

熊野本宮大社は山深い場所にあり、電車は通っていません。快適に参拝するには車またはレンタカーが最もおすすめです。

出発地ルート所要時間(目安)
大阪方面阪和道・紀勢道 → 国道168号線約3〜3.5時間
名古屋方面伊勢道・紀勢道 → 国道168号線約3〜3.5時間
新宮・那智勝浦から国道168号線約40〜60分

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電車+バスでのアクセス

出発地ルート所要時間(目安)
大阪・京都方面JR特急くろしお → 紀伊田辺駅 → 龍神バス・明光バスで約1時間30分〜2時間計約3.5〜4時間
名古屋方面JR特急南紀 → 新宮駅 → 熊野御坊南海バス等で約60〜80分計約3.5〜4時間

バスは「本宮大社前」バス停下車後、徒歩約6分で神社入口。本数が少ないため、必ず事前に時刻表を確認してください。

💡 春・秋限定:高野山〜熊野本宮大社「聖地巡礼バス」が運行されます(1日1本・9:45発)。高野山の宿坊に泊まって翌日熊野に向かうプランにおすすめです。

駐車場(すべて無料)

駐車場規模・備考混雑
瑞鳳殿前駐車場社殿に最も近い。台数少なめ🔴 混みやすい
世界遺産熊野本宮館前駐車場神社正面。観光案内所も隣接🟡 やや混む
熊野川河川敷駐車場200台以上の大型無料駐車場。神社まで徒歩10分程度🟢 比較的余裕
⚠️ 土日祝・連休・初詣・例大祭(4月13〜15日)の時期は混雑します。早い時間帯(8〜9時台)の到着がおすすめ。国道168号線沿いに駐車場案内係が立つ場合があるので指示に従ってください。

所要時間の目安

  • 本殿参拝のみ(石段〜御朱印〜お守り):約1時間
  • 本殿 + 大斎原まで:約1.5〜2時間
  • 御祈祷あり:さらに約30〜40分追加
  • ゆっくり全体を巡る場合:約3時間が目安

🚗 熊野本宮大社はレンタカーが断然便利!

熊野本宮大社は公共交通機関でのアクセスが非常に限られています。熊野三山を1日で巡るなら車が必須です。周辺の温泉郷(湯の峰・川湯・渡瀬)も車なら自由に回れます。

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参拝後に行きたい!本宮温泉郷と周辺グルメ

熊野本宮大社を参拝したら、ぜひ周辺の温泉郷にも足を伸ばしてください。バスで10〜20分圏内に個性的な3つの温泉があります。

♨️ 湯の峰温泉

約1800年前に発見された日本最古の温泉。「つぼ湯」は世界遺産に登録された世界唯一の入浴できる温泉として有名。

♨️ 川湯温泉

川底から湯が湧き出す珍しい温泉。冬季には河川敷に仮設の「仙人風呂」が登場し、開放的な露天風呂が楽しめます。

♨️ 渡瀬温泉

自然豊かな熊野川沿いにある静かな温泉地。大型宿泊施設もあり、熊野詣の宿泊拠点として人気です。

周辺グルメ:熊野本宮大社前の参道周辺には食事処やカフェがあります。地元の郷土料理「めはり寿司」(高菜漬けで包んだおにぎり)は素朴でおいしい名物。八咫烏をデザインモチーフにした「瑞鳳殿」には茶房・カフェ・土産店も併設されています。

立ち寄りたい!「世界遺産 熊野本宮館」

熊野本宮大社の目の前にある「世界遺産 熊野本宮館」は、熊野古道の情報発信拠点。観光案内所・展示エリア・トイレも充実しており、参拝前後の立ち寄りに最適です。熊野三山や熊野古道の歴史・文化を深く学べます。

よくある質問(FAQ)

Q. 熊野本宮大社は何の神様が祀られているの?
主祭神は家都美御子大神(けつみこのおおかみ)で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名を持つ神様です。木の神・再生の神として知られ、よみがえりのご利益があるとされています。他にも速玉之男神・夫須美大神・天照大神など12柱が祀られています。
Q. 参拝時間(開門時間)は?
公式には午前8:00〜午後5:00です。祭事や季節により変動する場合があるので、参拝前に公式サイト(www.hongutaisha.jp)で確認してください。
Q. 撮影はできますか?
参道や鳥居周辺は撮影可能ですが、神門内・社殿内部はSNS等への掲載禁止の案内があります。大斎原内も撮影制限がある場合があります。現地の案内板に必ず従ってください。
Q. ペットを連れて参拝できますか?
公式サイトによると「ペットを連れてご参拝される場合は、抱きかかえて他の方のご迷惑にならないよう充分ご注意ください」とのことです。
Q. 車椅子でも参拝できますか?
158段の石段があるため、車椅子での通常ルートは困難です。ただし専用通路があり、社殿近くまで車でアクセスする方法もあります。事前に社務所(0735-42-0009)へお問い合わせください。

まとめ:サッカーファンも歴史好きも訪れたい聖地

全国の「熊野神社」の総本宮であり、世界遺産にも登録されている熊野本宮大社。サッカー日本代表のシンボル八咫烏との深い縁、日本一の大鳥居を持つ大斎原のパワー、「よみがえりの聖地」としてのご利益など、見どころが満載です。

📋 まとめポイント

  • 参拝時間は8:00〜17:00、入場無料(宝物殿300円)
  • 参拝順は第三殿→第二殿→第一殿→第四殿→満山社
  • 八咫烏はJFA(日本サッカー協会)が1931年にシンボルに制定。中村覚之助氏ゆかりの熊野三山が起源
  • 大斎原の大鳥居は高さ33.9m・幅42mで日本一
  • 駐車場は熊野川河川敷(200台以上・無料)が安心
  • 参拝後は湯の峰・川湯・渡瀬の本宮温泉郷でひと休み

和歌山を訪れた際は、ぜひこの神聖な空気に触れてみてください。心が洗われる体験が待っています。

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