「上海浦東空港でトランジット。荷物ってどこに預ける?」
「乗り継ぎ時間で上海市内に出たい!ビザは必要?」
「コインロッカーは現金(人民元)で使える?」
アジア最大級のハブ空港、上海浦東国際空港(PVG)。日本からの利用も多く、ヨーロッパや東南アジアへ向かう際、乗り継ぎ(トランジット)で利用する方がたくさんいます。
しかし、中国は世界でも特殊な「超キャッシュレス社会」であり、日本の常識である「硬貨を入れるコインロッカー」は存在しません。また、ビザのルールや入国手続き、ネット環境も近年大きく変わりました。
この記事では、2026年最新の上海浦東空港の完全トランジットガイドを網羅。
最新の30日間ビザ免除ルールから、Alipay/WeChat Pay必須の手荷物預かり事情、空港Wi-Fiの罠、そして乗り継ぎ時間別の最適な過ごし方まで、すべてを徹底解説します。
この記事でわかる!
- 🛂【朗報】30日間のビザ免除が適用中!
日本人は面倒な事前ビザなしで、サクッと上海市内へ出られるようになりました。 - 🛄【要注意】現金コインロッカーは存在しない
空港内は「スマホ決済のスマートロッカー」か「有人カウンター」のみ。場所と料金を解説。 - 🚄【時間別】乗り継ぎ時間の最適な過ごし方
時速430kmのリニアモーターカーを活用した、トランジット観光プランを提案。
【超重要】日本人はビザなしで上海市内へ出られます!

🎉 滞在日数が拡大!日本人の「30日間ビザ免除」
これまで、中国でのトランジットでは「24時間/144時間トランジットビザ免除」という複雑な手続きが必要でしたが、2026年現在、日本のパスポートを持っていれば、観光・トランジット目的で最大30日間まで「完全にビザなし」で入国可能です。
乗り継ぎ時間が6時間以上あれば、入国審査(外国人レーン)に並ぶだけで、自由に上海市内へ遊びに行くことができます。
📝 市内へ出るための「デジタル入国カード」を忘れずに
ビザは不要ですが、入国審査自体は必要です。現在、中国では紙の入国カードからオンライン申請へ移行しています。空港に到着したら、AlipayまたはWeChat内のミニプログラム「12367(国家移民管理局)」で事前に入国カードを作成し、QRコードを入国審査官に見せると非常にスムーズです。
【警告】空港フリーWi-Fiの罠とネット環境
⚠️ 浦東空港の無料Wi-Fiは、すぐには繋がりません!
「空港に着いたら無料Wi-Fiで調べ物をしよう」と思っていると痛い目を見ます。上海浦東空港の無料Wi-Fiを利用するには、①中国の電話番号でのSMS認証、または②空港内に設置された専用キオスク端末でパスポートをスキャンしてPINコードを発行する、のいずれかが必要です。接続するまでに非常に手間がかかります。
さらに、中国の「グレートファイアウォール」により、通常のWi-FiからはGoogle、LINE、Instagramなどは利用できません。トランジットで市内に出る方、または空港内で暇つぶしをしたい方は、日本出発前に「中国の壁越え対応eSIM」を設定するか、「レンタルWi-Fi」を持参することが絶対条件です。
【空港内】手荷物預かり(行李寄存)完全ガイド
上海浦東空港には、各ターミナルに手荷物預かり所(中国語で「行李寄存 / Luggage Deposit」)が設置されています。
⚠️ 注意:硬貨を使う「コインロッカー」はありません
中国は超キャッシュレス社会です。空港内のロッカーやカウンターは、基本的に「Alipay(支付宝)」か「WeChat Pay(微信支付)」でのスマホ決済となります。ごく一部の有人カウンターでは現金を扱ってくれる場合もありますが、お釣りがないことが多いため、渡航前に必ずクレジットカードを紐付けたAlipayを設定しておきましょう。
🛄 手荷物預かりカウンター・スマートロッカーの場所
パスポートを提示して預ける有人カウンターと、スマホでQRコードを読み取って開閉するスマートロッカーが併設されています。
✈️ 第1ターミナル(T1)の場所
- 3階 出発ロビー: 4番ゲート付近、および10番〜11番ゲート付近(営業時間:6:00 – 23:00)
- 1階 到着ロビー: 6番〜7番ゲートの間(営業時間:6:00 – 23:00)
✈️ 第2ターミナル(T2)の場所
- 3階 出発ロビー: Aアイランド付近、およびMアイランド付近(営業時間:6:00 – 23:00)
- 1階 到着ロビー: 国際線到着出口付近(営業時間:6:00 – 24:00 ※便に合わせて変動あり)
※深夜到着・早朝出発の場合、営業時間に注意してください。時間外は荷物の預け入れ・引き取りができません。
💰 預かり料金(サイズ・時間別)
料金は荷物のサイズ(3辺の合計)と、預ける時間によって細かく分かれています。(※1元=約21円 / 2026年目安)
| サイズ目安 | 0〜4時間 | 4〜10時間 | 10〜24時間 |
|---|---|---|---|
| 小型(3辺合計 80cm未満) リュック・ハンドバッグ等 | 15元 | 20元 | 25元 |
| 中型(3辺合計 80〜160cm) 機内持ち込み〜標準スーツケース | 20元 | 30元 | 40元 |
| 大型(3辺合計 160cm以上) 大型スーツケース等 | 25元 | 40元 | 50元 |
【上海市内】トランジット時に荷物を預けるには?
🚇 地下鉄駅にロッカーはありません!
上海の地下鉄は、全駅の改札前で「X線手荷物検査」が行われるほどセキュリティが厳しいため、駅構内にコインロッカーは設置されていません。日本の感覚で「南京東路駅のロッカーに預けよう」と考えていると大変なことになります。
市内で身軽になりたい場合は、以下の方法をとるのが一般的です。
- 荷物預かりミニアプリを使う: WeChatやAlipay内にある「存知己寄存(Cunzhiji)」などの荷物預かりサービスを検索し、提携しているカフェや売店に預ける(日本の「ecbo cloak」と同じ仕組み)。
- 大型デパートのサービスカウンター: 一部の高級デパート(IFCモールなど)のコンシェルジュで、買い物客向けに預かってくれる場合があります。
- 結論:空港に預けて身軽で市内へ向かうのが一番確実で安全です。
【トランジットの要】空港 → 上海市内への移動
上海浦東空港から市内へのアクセスは、世界最速の営業列車「リニアモーターカー(磁浮列車 / Maglev)」の利用が圧倒的におすすめです。
| 移動手段 | 所要時間 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 🚄 リニア(磁浮列車) +地下鉄2号線 | 約8分(龍陽路駅まで) +市内まで約15分 | 50元(当日の航空券提示) ※通常は55元 | 最高時速300〜430km。渋滞知らずで最も効率的。「龍陽路駅」で地下鉄に乗り換え。 |
| 🚇 地下鉄2号線(直通) | 約60分(人民広場まで) | 約7元 | 最も安いが時間がかかる。座れない可能性大。 |
| 🚕 タクシー / 配車アプリ | 60分〜(渋滞による) | 150〜200元 | DiDi(滴滴)アプリ必須。夕方は渋滞リスク大。 |
【乗り継ぎ時間別】おすすめの過ごし方&プラン
🕐 乗り継ぎ 2〜5時間(空港ステイ)
入国審査・出国審査(セキュリティチェック)の手間を考えると、市内へ出るのは乗り遅れのリスクが高いです。荷物は「スルーチェックイン(最終目的地まで預けっぱなし)」にし、免税店や空港内のラウンジ(プライオリティパス対応多数あり)で本場の小籠包や麺料理を楽しみましょう。ネットをするならeSIMは必須です。
🕐 乗り継ぎ 6〜12時間(弾丸!上海市内観光)
ビザ免除を活用してサクッと入国!空港の手荷物預かりカウンターに荷物を預け(中型なら約30元)、リニアモーターカーで市内へ。地下鉄2号線で「南京東路駅」に行き、外灘(バンド)の絶景ビル群を見ながら上海蟹や焼き小籠包を食べる、最高のトランジットが可能です。
🕑 乗り継ぎ 12〜24時間(1泊して満喫)
市内のホテルを予約し、ホテルに荷物を預けて夜の上海(豫園のライトアップや上海ディズニーランドなど)を満喫するのが最も効率的です。DiDi(配車アプリ)を活用すれば移動も格安かつスムーズに行えます。
まとめ:上海浦東トランジットは「事前準備」が鍵!
上海浦東空港でのトランジットは、ビザ免除が拡大されたことで、かつてないほど簡単で楽しくなりました。
- ビザ不要: 日本人は30日間ビザなしで入国可能!(12367での入国カード申請が便利)
- 荷物は空港預けが鉄則: 市内の駅にはロッカーがないため、空港の手荷物預かり所を利用する。
- 必須準備: ロッカー利用や移動のために、日本出発前に「Alipay」を設定し、「eSIMやレンタルWi-Fi」でネット環境を確保しておくこと。
空港の荷物預かりを活用し、時速430kmのリニアに乗れば、数時間の乗り継ぎでも立派な「上海旅行」が成立します。賢く計画して、快適なトランジットを実現してください!

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