「ハノイのノイバイ国際空港でトランジット時間があるけど、どう過ごせばいいんだろう…」
ヨーロッパへの乗り継ぎなどで利用することも多い、ベトナム・ハノイの玄関口。
ただ空港で待っているだけではもったいない!実は、トランジット時間を有効活用できる素敵なアクティビティがたくさん待っていますよ。
この記事では、3時間から24時間まで、あなたのトランジット時間に合わせた最適な過ごし方を、具体的なモデルコースとして徹底解説します。空港内での快適な過ごし方から、ハノイ市内へのショートトリップ、さらには絶対に知っておくべきアクセス方法まで、あなたの「知りたい!」がすべてここにあります。
この記事を読めば、もうトランジット時間を持て余すことはありません。限られた時間で、最高のベトナム体験を楽しみましょう!
この記事で、ハノイでの乗り継ぎが完璧になる!
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【時間計算】入国審査や市内への移動にかかるリアルな時間
市内観光に使える「実質的な自由時間」が正確にわかります。 - 🗺️
【時間別】3時間〜24時間まで、4パターンのモデルコースを提案
空港内での過ごし方から、ハノイ市内を満喫するプランまで完全網羅。 - 🚕
空港からのアクセス方法を徹底比較(タクシー・バス・Grab)
料金、所要時間、安全性を比較し、あなたに最適な移動手段がわかります。
市内観光の前に!
大きな荷物は空港に預けよう
スーツケースや大きなバックパックを持ったままの市内観光は大変です。ノイバイ空港には24時間対応の便利な手荷物預かりサービスがあります。具体的な場所や料金を事前にチェックして、手ぶらでハノイ観光を楽しみましょう!
トランジットの計画を立てる前に知るべき「時間」のこと
トランジットの過ごし方を考える前に、まず押さえておくべき2つの「時間」があります。
① ベトナム入国から荷物受け取りまでの所要時間
市内に出る場合は、一度ベトナムに入国する必要があります。その際にかかる時間の目安は以下の通りです。
- 預け荷物ありの場合:最低でも60分~120分
- 預け荷物なしの場合:40分~80分
混雑状況によりますが、往復で考えると、入国・出国手続きだけで**最低でも2〜3時間**は見ておく必要があります。
② 空港からハノイ市内へのアクセス方法と所要時間
市内へのアクセス手段は主に3つ。トランジットという限られた時間では、速さと確実性が重要です。
【一番おすすめ】Grab(配車アプリ)
最も楽で安心なのが、配車アプリ「Grab」です。事前に料金が確定し、ぼったくりの心配がありません。
- 料金:約300,000VND(約1,800円)※時間帯により変動
- 所要時間:約40分
タクシー
Grabが使えない場合に。必ず正規のタクシー乗り場から乗車しましょう。
- 料金:350,000~400,000VND(約2,100円~2,400円)
- 所要時間:約40分
- 注意点:出口で声をかけてくる白タクは絶対NG!「Mailinh Taxi」や「Taxi Group」が安心です。
エアポートバス
最も安いですが、時間がかかり、乗り場も分かりにくいため、トランジットでの利用はおすすめしません。
例えば6時間のトランジットの場合、往復の入国・出国手続き(3時間)と往復の移動時間(1.5時間)を差し引くと、実際に市内で使える時間はわずか1.5時間程度になります。この時間配分を頭に入れて計画を立てましょう。
もっと詳しく!
空港内での過ごし方 徹底ガイド
レストランやショップだけでなく、フライト前の疲れを癒せるマッサージ店や、快適に過ごせるラウンジの情報も。国内線ターミナルを含め、空港施設を隅々まで解説しています。
【3時間未満】空港内でベトナムを先取り!
3時間以内のトランジットでは、空港内で過ごすのが正解。市内へ出るのは現実的ではありません。
- ベトナム料理を味わう:空港内のレストランで、まずは本場のフォーやバインミーを堪能。
- お土産ショッピング:伝統工芸品やベトナムコーヒーなどをチェック。
- ラウンジでリラックス:プライオリティパスがあれば、ラウンジで食事やシャワーを利用してリフレッシュできます。
ハノイをもっと楽しむ!
おすすめ観光&グルメ情報
トランジットでの日帰りは難しいですが、ハノイ観光のハイライト「ハロン湾」ツアーの体験記も必見です。また、絶対に外せない絶品グルメ店の情報はこちらでチェック!
【6時間未満】ハノイ市内をサクッと弾丸観光
6時間あれば、ハノイ市内の主要スポットを駆け足で巡ることができます。実質的な観光時間は1.5〜2時間程度です。
弾丸モデルコース
- Grabで「ホアンキエム湖」へ直行。
- 湖のシンボル「玉山祠」と赤い「フーテック橋」で記念撮影。
- 周辺の「旧市街(オールドクォーター)」を少し散策。
- 有名店でフォーを一杯、もしくはオバマ元大統領が訪れた店で「ブンチャー」を味わう。
- 時間に余裕があれば、お土産を探して空港へ。
【12時間未満】ベトナム文化を体験する充実プラン
12時間あれば、観光に加えて文化体験も可能です。
6時間プランにプラスできること
- 水上人形劇の鑑賞:ハノイ名物の伝統芸能。1時間ほどの公演で、言葉が分からなくても楽しめます。
- 文廟(ヴァン・ミウ)訪問:ベトナム初の大学があった場所。静寂な雰囲気の中で歴史を感じられます。
- フレンチコロニアル建築巡り:美しい「ハノイ・オペラハウス」や「ハノイ大聖堂」を巡り、写真撮影を楽しむ。
- ドン Xuan 市場(ドンシアン市場)散策:地元民の活気あふれる巨大市場で、ディープなベトナムを体験。
【24時間未満】昼も夜もハノイを満喫する贅沢プラン
24時間あれば、ハノイの昼と夜、両方の顔を堪能できます。ただし、世界遺産ハロン湾への日帰りは、交通トラブルのリスクを考えるとトランジットでは難しいでしょう。
夜のハノイの楽しみ方
- ナイトマーケット:週末の夜にホアンキエム湖周辺で開催。食べ歩きやショッピングが楽しめます。
- 旧市街のビアホイ:路上にプラスチックの椅子を並べたビアガーデン。格安の生ビールで地元民と乾杯!
- ライトアップされたホアンキエム湖:夜風にあたりながら湖畔を散策するだけでもロマンチックです。
深夜・早朝のフライトの場合は、市内のホテルで数時間仮眠を取るのがおすすめです。
まとめ:トランジットを有効活用してハノイを楽しもう!
ハノイのノイバイ国際空港でのトランジットは、計画次第で旅の素晴らしいスパイスになります。私自身、ハノイには何度も訪れていますが、行くたびに新しい発見がある魅力的な街です。
特にヨーロッパへ行く方は、あえてベトナム経由の便を選んで、ハノイの文化とグルメを体験してみてはいかがでしょうか。
ぜひこの記事のモデルコースを参考に、トランジット時間を有効活用して、ベトナムの素敵な魅力を堪能してください!
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