【マニラ世界遺産】サン・アグスティン教会の見どころ解説！イントラムロス観光の必見スポット

フィリピン・マニラを訪れるなら、絶対に外せない場所があります。
それが、城壁都市イントラムロスに佇む、フィリピン最古の石造教会「サン・アグスティン教会」です。

ユネスコ世界遺産にも登録されたその教会は、度重なる戦争や地震を乗り越えてきた重厚な歴史と、息をのむほど美しいバロック様式の建築が融合した、まさにマニラ観光のハイライト。

「教会の中はどうなってるの？」
「隣の博物館も入るべき？」
「ミサの時間は入れないって本当？」

この記事では、そんな疑問に答えるべく、実際に訪れた私が「サン・アグスティン教会」と併設の博物館の見どころを、豊富な写真と共に徹底的に解説します。

サン・アグスティン教会とは？

「サン・アグスティン教会」は、1607年に完成したフィリピン最古の石造教会です。
過去に何度もマニラを襲った大地震や戦争の破壊を免れ、建設当時の姿を今に伝えていることから、1993年にユネスコ世界遺産に登録されました。

隣接する建物はかつて修道院でしたが、現在は宗教芸術品などを展示する博物館として公開されています。

【基本情報】アクセス・営業時間・料金

見どころ①：サン・アグスティン博物館の美しい回廊

私が訪れた際、教会はちょうどミサの時間で入れませんでした。
しかし、がっかりする必要はありません！まずは隣接する博物館へ向かいましょう。

博物館に入ると、映画のワンシーンに出てきそうな美しい回廊が広がっています。
この回廊に沿って、宗教画や聖像などの展示室が並んでいます。

ハリーポッターのような大階段

博物館のハイライトの一つが、この壮大な大階段。
まるでハリーポッターの世界に迷い込んだかのような雰囲気で、絶好のフォトスポットです。

階段を上った先には、美しいドーム状の天井が広がっています。

2階の回廊からは、手入れの行き届いた美しい中庭を見下ろすこともできます。

見どころ②：【裏ワザ】博物館2階から教会内部を見下ろす

博物館の2階は、実は教会の聖歌隊席と繋がっています。
ここが、博物館を訪れるべき最大の理由！

ミサや結婚式で1階に入れない時間帯でも、この場所からなら荘厳な教会内部を見下ろすことができるのです。

教会の天井に描かれた、立体的に見える「だまし絵」も、この高さからなら間近で鑑賞できます。

巨大な聖歌隊の楽譜も展示されており、歴史の重みを感じさせます。

見どころ③：荘厳な教会内部

ミサが終わった後、いよいよ教会内部へ。
重厚な木の扉を抜けると、そこには静かで神聖な空間が広がっていました。

1階から見上げる天井や祭壇は、2階から見下ろすのとはまた違った迫力があります。
豪華なシャンデリアや、細やかな彫刻が施された説教壇など、バロック様式の粋を集めた装飾は圧巻です。

まとめ：マニラ観光なら絶対に外せない！教会と博物館はセットで訪れよう

フィリピン最古の教会であり、世界遺産でもあるサン・アグスティン教会。
その歴史的な価値はもちろん、息をのむほど美しい建築と、併設の博物館の見応えは、マニラ観光のハイライトと呼ぶにふさわしい場所でした。

教会だけでなく、ぜひ博物館にも足を運び、2階からの絶景を堪能してください。
きっと忘れられない思い出になるはずです。