東南アジアに位置する灼熱の国でもあるフィリピンのマニラ。
物価が安いとされていて近年旅行者も増えつつある場所でもある。
フィリピンというとセブ島を思い浮かべる人も多いが、首都マニラもなかなかおもしろい。
そんなマニラには魅力的なスポットがいくつかあります。
フィリピンのマニラを1日で効率よくなおかつ有名スポットを回るための観光モデルコースを紹介しています。
- フィリピンマニラのおすすめモデルコース
- モデルコース以外のおすすめスポット
- 各スポットの見所について
- 各スポットの所要時間
マニラへ観光もしくはトランジットで来たら、是非参考にしてみて1日マニラを巡ってみましょう。
【フィリピン マニラ】1日おすすめモデルコースを擬似旅行をしてみよう
フィリピンのマニラでおすすめする1日観光モデルコースを紹介していきます。
今回は実際に私がトランジットで利用した際の行程を一部組み込んで紹介をしています。
実際に私が行った内容も盛り込んでいるので、わかりやすくお伝えしています。
フィリピンの良さも知りながら、無理もなく有名な観光地を色々と回れるのが特徴です。
では時間目安および観光地詳細を含めて解説していきます。
9:00AM サンチャゴ要塞
「サンチャゴ要塞」は、空港からは最も遠いイントラムロスの北西の一番端に位置する観光地です。
フィリピン革命家の「ホセ・リサール」さんに関する資料も多くあり、戦争地というのもあり過去の現実を多く知れる場所です。
日本軍もこの戦争に関わったということもあり、日本人としては知っておくべき場所でもあります。
「サンチャゴ要塞」については以下の記事で詳しく紹介しています。
→サンチャゴ要塞 戦争地後の悲しい場所へ行ってみた【フィリピン マニラ観光 】
11:00AM マニラ大聖堂
フィリピンで最も重要な教会として健在する「マニラ大聖堂」。
第2次世界大戦で破壊されてしまいましたが、1954~1958年に再建された教会です。
この教会の再建にあたっては、当時の神奈川県知事からの援助があったとも言われています。
この教会で注目すべき点は3点です。
- 建物外観のドーム状の屋根とベル・タワー
- フィリピン人アーティストによってデザインされたステンドグラス
- 教会の前方の巨大なオランダ製のパイプオルガン
この3ヶ所は必ず注目してほしいところです。
「マニラ大聖堂」については以下の記事で詳しく紹介しています。
→マニラ大聖堂は神聖で美しすぎる場所へ行ってみた【フィリピン マニラ観光 】
13:00PM サン・アグスティン教会&博物館
フィリピン最古の教会で、ユネスコ世界遺産にも登録されている「サン・アグスティン教会」。
呼び名は通常は「サン・アグスチン教会」ですが、「セント・オーガスティン教会」とも呼ばれています。
恐らく英語圏の人が読むと違うので、呼び名が2つあるようです。
実はこの教会2回も壊れてしまっている経歴を持っています。
現在の姿は3度目建てられたそのままの姿です。
現在ある博物館は以前は修道院でしたが、崩壊後は博物館となっています。
博物館だからといって侮ってはいけませんよ。
有料ですが、ぜひ払って中に入ることをオススメします。
教会へはミサの時間は入れないので、その都度現地で確認する必要があります。
特に結婚式が行われていると長時間入れないので、気になる人は最初に行くのもいいかもしれません。
「サン・アグスティン教会」については以下の記事で詳しく紹介しています。
→世界遺産サン・アグスティン教会を見なくてマニラ旅行とは言えない【フィリピン マニラ観光 】
15:00PM ロビンソンプレースマニラ Robinson place Manila
さあ名物の3ヶ所の観光地を回ったので、とりあえず休憩がてらモールへ。
マニラで有名な「ロビンソンプレースマニラ」という複合施設へ立ち寄りましょう。
日本でいうところのイオンモールやららぽーと的存在のこのモール。
地元民も愛用しているモールだけにでかいし中は涼しいので休憩にはもってこいです。
とにかく店が多いのでウィンドウショッピングはもちろん食事もここで食べれば安く済みます。
もし食事やカフェをするのに困っているなら個人的にオススメの店を2つ消化します。
フィリピンソウルフードのジョリービー(JOLLOBEE)
まず初めに紹介するのはフィリピンのソウルフードでもあるジョリービーです。
フィリピン人はこれを食べて育ったと言ってもおかしくないそれぐらい人気のあるファーストフード店です。
そのためマクドナルドやバーガーキングよりも現地では人気です。
この店の売りでもあるのがこのチキンです。
このチキンは正直めちゃくちゃうまいです。
例えるとするならばケンタッキーフライドチキン以上な感じがします。(個人的感想)
実際に単品でチキンを購入することもできますが、オススメとしてはこちらのセットメニューです。
チキンとご飯とフライドポテト、それに加えてドリンクセットでなんと値段は約300円前後です。
実際にモール内で食べましたが、ほとんどのお客さんがフィリピン人です。
一部私のような旅行者もいましたが、95%はフィリピン人です。
それだけ地元の人は好きなお店なのです。
私がアメリカでよく飲んでいたジャンバジュース(JUMBA JUICE)
次に紹介するのはフィリピン発祥のお店ではありません。
こちらのお店は私が以前住んでいたことがあるアメリカ発祥のフルーツジュースです。
現在日本では出店されていません。
日本の近隣国だと、韓国の釜山やここフィリピンのマニラなどで店舗を展開しています。
フルーツをミキサーにかけて作るこのフルーツジュースはその辺のフルーツジュースとは比べ物になりません。
また暑い国で飲むとよりこういった冷たいものが身に染みて、美味しく感じます。
サイズ自体も選ぶことができこちらのサイズは真ん中のMサイズです。
お値段も400円前後なので非常にお手頃です。
このモール自体がかなり大きく、4階建てになっています。
4階建てではありますが、横の広さはかなりあり正直私も迷子になってしまう位でした。
地図を見ながら必ず確認をしてお店へ向かいましょう。
ちなみにトイレはありますが、紙は用意はされていません。
もしフィリピンでトイレ行かれる際は、ポケットティッシュを持参することを強くおすすめします。
トイレ前では自販機で10ペソでティッシュを購入することもできます。
しかし機械によっては故障していてうまく稼働しないのもあるのでお気をつけ下さい
18:00PM マニラオーシャンパーク Manila Ocean Park
※水族館イメージ
こちらもインストラムロスの南側にある有名な水族館です。
近年マニラでは有名な観光スポットとしても人気があります。
東南アジア最大級でもありますが、日本では見たことがあるようなトンネル型の水槽はなんと25メートルの長さもあります。
その他日本同様にショーもありますが、注目すべきはアクティビティです。
この水族館では非常にアクティビティが多くそれが目玉になっています。
例えば一部だけ紹介しますが、こんな感じのアクティビティがあります。
- サメ・エイとのふれあい(Sharks & Rays Encounter):5歳以上 550ペソ
- アシカのトレーナー体験(Be a Sea Lion Trainer):7歳以上 800ペソ
- シーウォーカー(Aquanaut Voyage):150cm以上 995ペソ
- 人魚体験(Mermaid Swim Experience):5歳以上 350ペソ
- 人魚やイルカとふれあい(CG)・写真撮影(Augmented Really Encounter):チケットによって含まれる
- 水族館の仕組みを見るツアー(Back of the House):チケットによって含まれる
え?って思われるのがいくつかありますが、その中でもサメとエイのふれあい、アシカのトレーナー体験、シーウォーカーです。
日本の水族館では考えられないような体験ができるのが海外ならではの良さです。
またチケットは4つの種類に分けられていて、それぞれ見れる場所が異なります。
チケットの値段は以下のような感じです。
- MARIN VOYAGE15 /995ペソ(2,090円)
- SEA BREEZE EXPRESS11 /760ペソ(1,600円)
- OCEAN MADNESS5 /650ペソ(1,360円)
- DEEP SEA RUSH6 /590ペソ(1,240円)
それぞれのチケットによってできること見れるところが限られています。
目的の部分を探してからチケットを購入しましょう。
営業時間 月〜金 10:00〜20:00 土日祝 9:00〜20:00
20:00PM ホテルdでゆっくりレストラン食事orやバーなどで食べ飲み
1日いろいろと歩きまわったので、最後は宿泊するホテルでゆっくりしましょう。
まだまだ動き足りないよという人は外へ出かけてレストランやバーなどを探していくのもいいでしょう。
ただせっかくホテルで滞在するならのんびりするのもいいかもしれません。
ゆっくり過ごして次の日に備えましょう。
これらの場所を簡単に巡りたいならタクシー配車アプリ「GRAB」を使おう
これらの場所を巡るならタクシーがおすすめです。
しかし空港にはタクシーがたくさんありますが、ぼったくりが多発しています。
1番料金も確実で送迎してくれるのは、東南アジアでよく使われているタクシー廃車アプリ「GRAB」です。
行きたい場所をを選択し、近くを走っている個人タクシーがそこへ迎えにくる仕組みです。
あらかじめ行きたい場所を選択すると車の車種によっておおよその値段が分かるのでぼったくられる心配は全くありません。
むしろ確実にその目的地に行けて尚且つ値段も明確になっているのでこれより楽なことはありません。
もちろん英語やタガログ語を話す必要もありません。
東南アジア必須のアプリなので、この際ダウンロードしておきましょう。
もしそんなアプリを使用したくないよって人は、クーポンタクシーもしくはホテルタクシーを利用するのが無難です。
それ以外のタクシーは絶対ぼったくられたりトラブルになったりします。
マニラを1日旅行するならこのルートがおすすめ!
実際私も初めてフィリピンに訪れてせっかくならと首都マニラを観光しましたが、とても楽しめる場所はたくさんありました。
歴史的建造物も多く見ていて全くありません。
むしろ建築物好きな人は行って欲しいぐらいです。
そんな魅力的な街でもありますが、特に初心者こそ注意して欲しいのが治安は決して良くありません。
昼間はいいですが夜になれば辺りも暗くなり、スリやひったくりにあうケースもあります。
銃自体持つことを許可されている国でもあるので、そのあたりは注意して楽しみましょう。
ただ警戒心強めでいれば全く怖くありませんので、ほぼほどにリラックスして旅をしましょう。