台湾への飛行機が着陸。到着ロビーに出たら、次は何をする?
「どうやって市内に行こう?」「両替はどこで?」「荷物が多いけど大丈夫?」
初めての台湾旅行は不安が尽きませんよね。でも安心してください。台湾の空港アクセスは、世界的に見ても非常に整備されています。
このガイドでは、台北にある2つの空港それぞれの特徴から、市内への具体的なアクセス方法、到着後に必要な手続きまで、すべてを完全にカバーしています。
あなたが桃園空港に着くのか、松山空港に着くのか。どちらに到着しても、このガイド1本で安心して台北市内に到着できます。
この記事でわかる!台湾空港のすべて
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桃園 vs 松山 2つの空港の違い
あなたがどちらの空港に着くのか、その特徴とメリットを解説。 - 🚇
空港から市内へのアクセス方法を徹底比較
MRT、バス、タクシーの料金・時間・メリットを比較し、最適な移動手段を提案。 - 📱
両替・SIM購入・悠遊カード
到着後すぐにやるべきこと、お得な方法を分かりやすくガイド。
桃園空港 vs 松山空港 ~あなたはどちらに着く?
台北には、特徴の異なる2つの国際空港があります。まずはその違いを理解しましょう。
桃園国際空港(TPE)
- 立地:台北市中心部から約40km離れた郊外
- 役割:台湾のメイン国際ハブ空港(長距離便・LCC多数)
- 特徴:施設が大規模で充実。乗り継ぎや長時間滞在にも対応。
台北松山空港(TSA)
- 立地:台北市内にあり、中心部から約5kmと非常に近い
- 役割:羽田便など近距離国際線が中心
- 特徴:コンパクトで移動が楽。到着後すぐに観光を開始できる。
あなたはどちらの空港に着く?
利用する航空会社や出発地によって、到着する空港が異なります。
- 松山空港を選ぶべき人:羽田空港利用者、台北のみの短期旅行者、ビジネス出張者
- 桃園空港になる可能性が高い人:成田・関空・福岡などからのLCC利用者、台北以外の都市も周遊する人
【桃園空港】到着後のフロー完全ガイド
到着から入国審査まで(約30分~1時間)
飛行機を降りたら「入境 / Immigration」の案内に従って進みます。入国審査では、2025年10月から必須となったオンライン入国カードの登録データとパスポートが照合されます。日本のパスポートは自動化ゲート「e-gate」も利用可能です。
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両替・SIM購入・WiFiレンタル
入国審査を終え、荷物を受け取ったら、次は通信手段の確保と両替です。
- 両替:空港内の銀行カウンターはレートが少し悪いので、まずは最低限の両替に留め、残りは市内の銀行やATMで両替・キャッシングするのがおすすめです。
- 通信手段:SIMカード購入やWiFiレンタルも便利ですが、最近は**eSIM**が主流。日本にいる間に設定でき、到着後すぐにネットが使えるので最もおすすめです。
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桃園空港から台北市内へのアクセス方法
【方法1】MRT空港線(最もおすすめ)
所要時間35分、料金160元(約800円)。紫色の快速(直達車)に乗りましょう。運行時間は6:00~23:00です。
【方法2】バス(深夜到着時に活躍)
MRTの終電(23:00頃)に間に合わない場合に便利。料金は175元〜(約875円〜)、所要時間は60〜80分と長めですが、深夜0時過ぎまで運行しています。
【方法3】タクシー(快適さ重視)
料金は約400〜600元(約2,000〜3,000円)、所要時間は40〜50分。ホテルまで直行できるので、荷物が多い家族連れや深夜到着時に最適です。
深夜到着時の対応方法(23:00 以降)
MRTの終電後は、選択肢が限られます。あなたの予算と体力に合わせて最適なプランを選びましょう。
選択肢A:深夜バス + 朝ホテルチェックイン
予算を最優先する方向け。深夜バスで市内に移動し、ホテルのロビーや近くのネットカフェで朝まで待機する方法です。事前にホテルに早朝着を伝えておくとスムーズです。
選択肢B:深夜タクシー + 深夜対応ホテル
快適性を重視する方向け。24時間チェックイン対応のホテルを予約し、タクシーで直行します。料金はかかりますが、すぐにベッドで休めます。
選択肢C:空港内での仮眠・施設利用
数時間の仮眠で十分な方向け。空港内の無料仮眠エリアや有料のカプセルホテル、24時間ラウンジ(プライオリティパス等)を利用します。早朝の便で他の都市へ移動する際にも便利です。
【松山空港】到着後のフロー完全ガイド
松山空港から台北市内へのアクセス
松山空港は市内にあるため、到着後の移動が非常に楽です。
【方法1】MRT(最強のアクセス)
料金25元(約125円)、所要時間16分で台北駅に到着できます。空港直結の「松山機場駅」からMRT文湖線に乗り、忠孝復興駅で板南線に乗り換えるだけ。圧倒的な安さと速さが魅力です。
その他、バス(15元 / 約75円)やタクシー(約300元 / 約1,500円)も利用できますが、特別な理由がなければMRT一択と言えるでしょう。
💡 松山空港の深夜到着について
松山空港は運用時間の制限から、深夜に到着する国際便は基本的にありません。そのため、桃園空港のように深夜の足に困る心配はほとんどありません。
到着後の必須タスク:悠遊カード(EasyCard)
台湾版Suicaである「悠遊カード」は、台湾旅行の必須アイテム。MRTやバスが割引になるほか、コンビニでの支払いも可能なので、到着後すぐに手に入れておくと非常に便利です。
悠遊カード完全ガイド
- 購入場所:空港のコンビニ(セブンイレブン等)や駅の券売機、案内カウンター。
- 購入金額:カード本体が100元(約500円)。これに使う分だけお金をチャージします。最初は200元(約1,000円)ほどチャージしておけば十分です。
- チャージ方法:コンビニのレジや駅のチャージ機で簡単に追加チャージできます。
- 必要性の判断:3日以上の滞在で公共交通機関を頻繁に利用するなら絶対に買うべきです。
よくある質問 FAQ
Q1:英語は通じますか?
A:空港職員の多くは英語対応が可能です。不安な場合は、スマホの翻訳アプリや指差し会話帳を準備しておくと安心です。
Q2:クレジットカードだけで生活できますか?
A:台北市内の店舗ではカード対応が進んでいますが、屋台や市場、タクシーでは現金が必要です。最低でも500〜1000元(約2,500〜5,000円)は両替しておくことをおすすめします。
Q3:荷物が多い場合はどうすればいいですか?
A:MRTでも持ち込めますが、混雑時は大変です。荷物が多い場合は、ホテルまで直行できるタクシーや、事前に予約できるホテル送迎サービスを利用するのが快適です。
台湾旅行のお役立ち情報
まとめ:あなたに最適な空港アクセスはコレ!
台湾の空港からの移動は、あなたの旅のスタイルや予算に合わせて最適な方法を選べます。最後に、あなたにぴったりの移動手段をチャートで確認しましょう!
あなたに最適な移動手段 診断チャート
✈️ 桃園空港(TPE)に到着するなら…
- 速さと安さのバランス重視 → MRT空港線
- 深夜到着(23時以降) → 深夜バス or タクシー
- 荷物が多い・家族連れ → タクシー or 事前予約送迎
✈️ 松山空港(TSA)に到着するなら…
- ほぼ全ての人 → MRT(一択です!)
- 荷物が非常に多い場合のみ → タクシー
空港からの移動は旅の第一歩。このガイドを参考に、スムーズに市内へ移動して、最高の台湾旅行をスタートさせてくださいね!
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