山口県岩国市にある、日本を代表する木造アーチ橋「錦帯橋(きんたいきょう)」。
美しい5連のアーチを描くその姿は、「日本三名橋」の一つに数えられるだけでなく、その構造の珍しさから「日本三奇橋」の一つとしても知られています。
「せっかく行くなら、一番きれいな角度で写真を撮りたい!」
「橋を渡るのにお金はかかるの?」
「駐車場やアクセス方法は?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
実際にカメラを持って錦帯橋を歩き回り、様々な角度から撮影してきた私が、絶対に失敗しない「映える」写真の撮り方と、観光に必要な実用情報を徹底解説します。
これを読めば、あなたも錦帯橋の魅力を120%切り取った、最高の1枚が撮れるはずです!
この記事でわかること
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【撮影ガイド】錦帯橋が一番美しく見える4つの角度
定番から通なアングルまで、作例付きで解説。 - 🌉
【体験レポ】実際に渡ってみた感想
急勾配って本当?橋の上からの景色は? - ℹ️
【基本情報】料金・営業時間・アクセス
駐車場情報やお得なセット券についても紹介。
錦帯橋とは?日本三名橋&三奇橋のダブル受賞
錦帯橋は、1673年に創建された木造のアーチ橋です。
その美しさと技術的な特異性から、東京都の「日本橋」、長崎県の「眼鏡橋」と共に「日本三名橋」の一つに数えられています。
さらに、橋脚がないアーチ構造の珍しさから「日本三奇橋」(他は山梨の「猿橋」、徳島の「祖谷のかずら橋」など)の一つとしても有名です。
つまり、名橋と奇橋の「ダブル受賞」を果たしている、日本でも稀有な存在なのです。
【体験レポ】いざ、錦帯橋を渡る!
まずは入場券を購入
錦帯橋は観光施設として管理されており、渡るには料金が必要です。
橋の入口にある料金所でチケットを購入します。
💰 料金(往復)
- 大人(中学生以上):310円
- 小学生:150円
※岩国城ロープウェイとのセット券もあります。
橋の上は想像以上の急勾配!
チケットと一緒に記念撮影。
いざ橋に足を踏み入れると…
思った以上に坂が急です!
アーチの頂点に向かってぐっと登り、また下る。これを5回繰り返します。
階段になっている部分もありますが、歩きやすい靴で行くのが正解です。
橋の上からの絶景


橋の上からは、清流・錦川の美しい流れと、周囲の山々の緑を一望できます。
夏には鵜飼いが行われることもあるそうです。
山頂には小さく「岩国城」が見えます。
昔の人は、この橋を渡ってあのお城を目指したのかと思うと、歴史のロマンを感じますね。
【撮影ガイド】錦帯橋が映える!おすすめアングル4選
せっかく来たなら、最高の写真を残したいですよね。
実際に撮り歩いて見つけた、おすすめの撮影スポットと構図をご紹介します。
① 【王道】川原から斜めに見上げる
まずは基本の構図。橋の下の河原(砂利エリア)に降りて、斜め下から見上げるように撮影します。
5連のアーチの重なりが美しく表現できる、ガイドブックでもおなじみのアングルです。
② 石像を入れてアクセントに
橋のたもとにある石像を手前に入れて撮影。
単なる風景写真に「物語」が生まれ、奥行きが出ます。
③ 右斜め前からアーチの曲線を強調
少し離れて、橋の曲線美を強調するアングル。
人が少ないタイミングを狙えば、まるで絵画のような一枚になります。
④ 橋の入り口から真正面・斜め
橋の入り口付近から。
ここではあえて人を入れることで、橋の大きさや賑わいを表現できます。
橋の上で撮るよりも、「橋の外(下や横)」から撮る方が、錦帯橋特有のアーチ形状が際立ちます。河原には自由に降りられるので、ぜひ色々な角度を探してみてください。
アクセス・駐車場・営業時間
アクセス方法
- 車:山陽自動車道「岩国IC」から約10分。
- 電車&バス:
- JR山陽本線「岩国駅」からバスで約20分(「錦帯橋」下車)
- 山陽新幹線「新岩国駅」からバスで約15分
駐車場情報
河川敷に広大な「下河原駐車場」があります。
- 料金:300円(観光シーズンなどの多客時のみ有料、平日は無料の場合が多いです)
- 台数:約300台
営業時間
- 営業時間:8:00~17:00(夏期は19:00まで)
※24時間通行可能ですが、営業時間外は料金箱に料金を入れて渡ります。 - 定休日:なし(年中無休)
まとめ:錦帯橋は日本の技術美の結晶!
山口県岩国市の「錦帯橋」は、ただ渡るだけでなく、その美しいフォルムを眺め、写真に収める楽しみがあるスポットでした。
江戸時代から変わらない技術で架け替えられ続けてきた木造アーチ橋は、まさに日本の宝。
近くには岩国城や城下町の風情も残っており、のんびりと散策するには最適です。
広島(宮島)からもアクセスしやすいので、ぜひセットで訪れてみてください。
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