「ジャカルタの空港にコインロッカーってあるの?」
「乗り継ぎの待ち時間が長いから、スーツケースを置いて身軽になりたい」
「ターミナル1・2・3のどこに預ける場所があるんだろう」
「深夜に着く便なんだけど、その時間でも預けられる?」
「ホテルをチェックアウトしたあと、夜の便まで荷物をどうしよう」
ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港(CGK)は、ターミナル1・2・3が別々の建物に分かれた巨大な空港です。荷物を預けられる場所はありますが、ターミナルによって預け先も料金の出し方もまったく違います。
しかもターミナル間を結ぶスカイトレインは24時間動いていません。深夜に着いた人が「隣のターミナルに預けに行こう」と思っても、その時間は電車が止まっています。
この記事では、空港公式(InJourney Airports)が公開している施設情報をもとに、T1・T2・T3それぞれの荷物預かりの場所・料金・営業時間を整理し、深夜着・早朝発・長時間トランジットといった状況別にどこへ預けるべきかをまとめます。
✅ この記事でわかること
- 🔒ジャカルタ空港にコインロッカーはあるのか
結論は「あります」。ただしT1・T2とT3では、名前も運営も料金の出し方も違います。 - 💰公式が公開している料金(1個1日いくら)
サイズ別のルピア料金と日本円の目安を表にしました。 - 📍どのターミナルのどこにあるか
T3は国内線到着ホール側にあります。国際線で着いた人は移動が必要です。 - 🚈ターミナル間の移動と、深夜に止まる時間帯
無料スカイトレインは6:01〜23:56。止まっている時間は無料シャトルバスを使います。 - 🧭深夜着・長時間トランジット別の選び方
「24時間営業はどこか」で選ぶと迷いません。状況別の早見表を用意しました。 - ⚠️預ける前に必ず確認したいこと
公式に載っている連絡先が現在つながらないケースなど、事前予約の落とし穴も書きます。
先にこれだけは
- T1とT2には「Locker」という有料の荷物預かりがあります。料金はサイズ別で、小 IDR 70,000/中 IDR 90,000/大 IDR 120,000(1個・1日あたり)。営業は0:00〜23:59です
- T3には「Dot BOX」という荷物預かりカウンターがあり、こちらは24時間。場所はゲート3の国内線到着ホールです
- 支払いはどちらも現金・クレジットカード・電子ウォレットに対応しています
- ターミナル間の移動は無料。スカイトレインは6:01〜23:56(13分間隔)、無料シャトルバスは24時間(10〜15分間隔)です
- 深夜〜早朝に預けたいならT3のDot BOX一択になります。その時間はスカイトレインも止まっているので、T1・T2へは無料シャトルバスで移動します
ジャカルタ空港にコインロッカーはある|ただし日本の駅とは仕組みが違う
スカルノ・ハッタ国際空港の公式サイト(InJourney Airports)の施設一覧には、有料の手荷物預かりが2種類掲載されています。
ひとつが「Locker」で、ターミナル1とターミナル2にあります。公式の説明では「乗客が一定期間、荷物や身の回り品を安全に保管できる有料サービス」とされ、セキュリティ設備を備えていると案内されています。
もうひとつが「Dot BOX」で、ターミナル3にあります。公式サイトでの分類は「LEFT LUGGAGE(荷物預かり)」で、説明は「DEPOSIT / LEFT BAGGAGE & AIRPORT REPRESENTATIVE」。荷物を預かるだけでなく、空港内での代行サービスも扱うカウンターです。
つまり、日本の駅のように「硬貨を入れて自分で鍵をかける無人ロッカーがずらりと並んでいる」形ではありません。いずれもスタッフのいるカウンターや管理された保管スペースに預ける方式です。「コインロッカーはどこ?」と探し歩くのではなく、「Locker」「Left Luggage」「Penitipan Bagasi」の表示を目印にしてください。Penitipan Bagasi はインドネシア語で荷物預かりの意味です。
ターミナル別の荷物預かり一覧|T1・T2・T3で預け先が違う
まず全体像です。自分が到着する(または出発する)ターミナルの行を見てください。
| ターミナル | 預け先の名前 | 場所 | 営業時間 | 料金の公開 |
|---|---|---|---|---|
| T1 | Locker | ターミナル1内(公式の記載は「Terminal 1」) | 0:00〜23:59 | あり |
| T2 | Locker | ターミナル2「Public Check-out 2E」 | 0:00〜23:59 | あり |
| T3 | Dot BOX | ゲート3・国内線到着ホール | 24時間 | 非公開 |
← 横にスクロールできます / 出典:スカルノ・ハッタ国際空港 公式サイトの施設情報(2026年9月6日確認)
T1・T2の「Locker」|料金が公開されていて計算しやすい
ターミナル1とターミナル2にあるのが「Locker」です。この2つは料金が公式に公開されているため、預ける前に費用の見当がつきます。
📍 Locker(ターミナル1・ターミナル2)
- 場所:ターミナル1/ターミナル2は「Public Check-out 2E」と案内されています
- 営業時間:0:00〜23:59
- 料金:小 IDR 70,000/中 IDR 90,000/大 IDR 120,000(いずれも1個あたり・1日あたり)
- 支払い:現金・クレジットカード・電子ウォレット
- 電話:公式サイトでは記載なし(N/A)
⚠️ 事前予約サイトとして案内されているURLが、現在つながりません
空港公式の施設ページでは、このLockerのウェブサイトとして airportluggageservice.com が案内されています。しかし2026年9月6日時点でこのドメインを開くと、ドメイン売買サービスの販売ページが表示され、予約はできません。ネットで事前に押さえておくことは当てにせず、現地のカウンターで直接預ける前提で動いてください。
T3の「Dot BOX」|24時間だが、料金は現地確認になる
ターミナル3にあるのがDot BOXです。ここは24時間営業なので、深夜着・早朝発の便を使う人にとっては実質ここ一択になります。
📍 Dot BOX(ターミナル3)
- 場所:ターミナル3 ゲート3・国内線到着ホール
- 営業時間:24時間
- 料金:公式サイトでは非公開(「-」表記)。現地カウンターで確認します
- 支払い:現金・クレジットカード・電子ウォレット
- 電話:083851222429
- サービス内容:荷物預かりのほか、空港内での付き添い・代行(Airport Representative)も扱うカウンターです
💡 国際線でT3に着いた人は、ひと移動あります
ターミナル3には国際線の到着ホールと国内線の到着ホールの両方があります。Dot BOXがあるのは国内線側の到着ホール(ゲート3付近)です。国際線で到着した場合は、入国審査と税関を抜けたあと、国内線到着ホールの方向へ歩くことになります。到着直後にその場で預けられるわけではないので、時間に余裕を見ておいてください。
料金はいくら?|日本円の目安つき
公式に料金が出ているのはT1・T2のLockerだけです。サイズ別で、いずれも荷物1個あたり・1日あたりの料金です。
| サイズ | 料金(1個・1日) | 日本円の目安 | 想定される荷物 |
|---|---|---|---|
| Small(小) | IDR 70,000 | 約620円 | 機内持ち込みサイズのバッグ、リュック |
| Medium(中) | IDR 90,000 | 約800円 | 中型スーツケース |
| Large(大) | IDR 120,000 | 約1,070円 | 大型スーツケース、長期旅行用 |
← 横にスクロールできます / 日本円は1ルピア=0.0089円(2026年9月時点)で概算。実際の支払額はカード会社の換算レートや海外事務手数料で変わります。サイズの判定は現地カウンターの基準によります。
アジアの他の空港と比べると割安です。1個1日で日本円600〜1,100円ほどなので、乗り継ぎ待ちの数時間だけでも、丸1日の観光でも使いやすい価格帯です。ただし1日単位の課金なので、2〜3時間だけ預ける場合も1日分かかると考えてください。
【重要】ターミナル間の移動|スカイトレインは深夜に止まります
「T3に着いたけれど、料金がはっきりしているT1・T2のLockerを使いたい」というときは、ターミナル間を移動することになります。移動手段は2つあり、どちらも無料です。
| 移動手段 | 運行時間 | 間隔 | 経路 |
|---|---|---|---|
| スカイトレイン Kalayang/無料 | 6:01〜23:56 | 13分 | T1 → 空港鉄道駅 → T2 → T3 |
| 無料シャトルバス Free Shuttle Bus | 0:00〜23:59 | 10〜15分 | T2出発ゲート3・T3セカンダリー・空港鉄道駅・T1B/T1C駐車場などを結ぶ循環(12台運行) |
← 横にスクロールできます
深夜0時〜早朝6時にターミナルを移動する人は要注意
スカイトレインは23:56で終わり、翌6:01まで動きません。日本からの便やアジア域内のLCCには深夜〜早朝に到着するものが多く、ちょうど電車が止まっている時間帯に着く可能性があります。この時間に別ターミナルへ行くなら無料シャトルバスになりますが、荷物を持って屋外の乗り場を探すことになります。深夜着なら、まずT3で24時間のDot BOXが使えないかを検討するほうが確実です。
状況別|どこに預けるのが正解か
| こんな状況なら | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 深夜0時〜早朝6時に到着する | T3のDot BOX | 24時間営業。この時間はスカイトレインも止まっている |
| 昼間に着いて、料金をあらかじめ知っておきたい | T1・T2のLocker | サイズ別料金が公式に公開されていて、予算が読める |
| T3発の便まで長時間の乗り継ぎ | T3のDot BOX | 出発ターミナルと同じ建物。移動のロスがない |
| 国内線に乗り継ぎ、荷物だけ置いていきたい | 出発ターミナルに合わせる | 受け取りに戻る必要があるため、帰りの導線で選ぶ |
| ホテルをチェックアウトして夜まで市内にいる | ホテルの預かり | ジャカルタ市内は駅のロッカーが期待できない。無料で預かるホテルが多い |
| 荷物が3個以上ある | 個数×日数で試算 | 1個ずつの課金。大3個・1日ならIDR 360,000(約3,200円)になる |
← 横にスクロールできます
🚚 「預ける」以外に、荷物を先に送ってしまう手もあります
ジャカルタ空港と市街地のあいだで荷物を配送してくれるサービスもあります。空港で預けて、また空港まで取りに戻る必要がなくなるので、到着日にそのまま市内へ出たい人や、チェックアウト後に空港へ直行しない人には現実的な選択肢です。日本語のサイトから事前に予約でき、料金も先に確定します。
預かりカウンターの料金が1個1日単位であることを考えると、荷物が複数ある場合や、受け取りのために空港へ戻る時間がもったいない場合は、配送のほうが結果的に安く済むこともあります。
※受け渡し場所・対応時間・補償の範囲は商品ごとに異なります。予約前に集荷場所と受け取り時間を必ず確認してください。
預ける前に確認しておきたい5つのこと
1. 受け取りに戻れる時間か
T1・T2のLockerは0:00〜23:59です。ほぼ終日ですが、日付をまたぐ深夜0時前後は避けたほうが安全です。Dot BOXは24時間なので、この心配はありません。
2. 何日分になるかを数える
料金は1日単位です。朝預けて翌朝受け取るなら2日分になる可能性があります。カウンターで「何時に受け取るか」を伝えて、合計金額を先に聞いてください。
3. 貴重品・モバイルバッテリーは持って出る
パスポート、現金、カード、薬は必ず身につけます。リチウムイオン電池を含むモバイルバッテリーは、預けた荷物の中に入れたままにしないでください。
4. 引換票をなくさない
受け取りには引換票が必要になるのが一般的です。写真を撮っておくと、紙をなくしたときの助けになります。
5. 支払い手段を確認する
公式ではLocker・Dot BOXとも現金・クレジットカード・電子ウォレットに対応しています。ただし現地では端末の不具合などで現金のみになることもあるため、ルピアの現金を少し持っておくと安心です。
「荷物預かり」と間違えやすいサービス|ロストバゲージ・置き忘れの窓口
スカルノ・ハッタ空港には、名前が似ていて混同しやすいサービスがあります。有料の荷物預かりとは別物なので、整理しておきます。
Baggage Service(無料)
- 預けた荷物が出てこない、壊れていたといったロストバゲージ・破損の窓口です
- 場所:ターミナル1C到着ホール/ターミナル3の国際線到着・国内線到着
- 営業:24時間/料金:無料/問い合わせ:コールセンター 172
Lost & Found(空港に置き忘れたとき)
- 空港内に忘れた物は、空港側が30日(暦日)保管すると公式に案内されています
- 食品や危険物は24時間のみの保管です
- 期間を過ぎたものは寄付、または区分によって廃棄されます
- 空港の総合案内は24時間対応で、電話は 172/0816770172 です
つまり、自分の意思で有料で預けるのが「Locker」「Dot BOX」、トラブル対応が「Baggage Service」、うっかり置き忘れたときが「Lost & Found」です。カウンターを探すときは、この違いを頭に入れておくと早く着きます。
よくある質問
荷物を預けたあと、その時間をどう使うか
荷物を預ける理由は、たいてい「身軽になって動きたいから」です。ジャカルタは公共交通で観光地を回りにくい街なので、限られた時間を使うなら車を確保しておくほうが確実です。
乗り継ぎの待ち時間や、チェックアウトから夜の便までの半日は、時間単位で車をチャーターするか、日本語ガイド付きの日帰りツアーに乗ってしまうのが失敗しにくい過ごし方です。渋滞が読めない街なので、自力で乗り継いで戻るより、行き帰りの足を先に押さえておくほうが安全です。
身軽になったあとの半日をどう使うか
※出発地・所要時間・集合場所は商品ごとに異なります。荷物の受け取り時刻に間に合う行程かを必ず確認してください。
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まとめ|ジャカルタ空港は「24時間かどうか」で預け先を決める
スカルノ・ハッタ国際空港の荷物預かりは、探し方さえ分かれば難しくありません。ポイントは、日本の駅のようなコインロッカーを探さないことと、自分の到着時刻で預け先を決めることです。
昼間の到着で料金を先に知っておきたいなら、料金が公開されているT1・T2のLocker。深夜・早朝の到着なら、24時間開いているT3のDot BOX。この2択で考えると迷いません。
ターミナル間の移動は無料ですが、スカイトレインが止まる深夜0時〜6時だけは事情が変わります。到着時刻が分かった時点で、この記事の表に自分の便を当てはめておいてください。空港に着いてから探し始めるより、ずっと早く身軽になれます。
📋 この記事のポイント
- 公式の施設一覧に載っている有料の荷物預かりは、T1・T2の「Locker」とT3の「Dot BOX」の2つ
- Lockerは0:00〜23:59。料金は1個1日あたり小IDR 70,000/中IDR 90,000/大IDR 120,000
- Dot BOXは24時間。場所はT3ゲート3の国内線到着ホール。料金は公式非公開で現地確認
- 支払いは現金・クレジットカード・電子ウォレットに対応
- 公式に載っているLockerの予約用サイトは現在つながらない。現地カウンターで預ける前提で
- ターミナル間は無料。スカイトレイン6:01〜23:56(13分間隔)、無料シャトルバス24時間(10〜15分間隔)
- 深夜0時〜6時はスカイトレインが動かないので、深夜着はT3のDot BOXが現実的
- 国際線でT3に着いた場合、Dot BOXは国内線到着ホール側なので移動が必要
- ロストバゲージは無料の「Baggage Service」、置き忘れは「Lost & Found」(保管30日/食品・危険物は24時間)
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